何を見ても何かを思い出す

He who laughs last laughs best

守るべきもの

2021-01-08 09:51:25 | ひとりごと

奥穂より望む ジャンダルム

昨年12月御大が重度の徐脈で倒れた日の夜、ワンコからメッセージが届いた。
それが、どのような形で実現するのかは分からないが、そのメッセージの真ん中にあるジャンダルムと合言葉を胸に、今年は頑張ろうと思う。

Gendarmerie ジャンダルム 

憲兵と訳すのが正確なのかもしれないが、登山用語として定着しているジャンダルムには、尾根上の通行を邪魔する岩稜という意味があるらしい。

だが私には、山小屋で聞いた「主峰を守る前衛」という言葉こそが相応しい。
確かに、異様ともいえる岩稜は敵に回すとこのうえなく厄介だと思うが、守り神と受け留めればこれほど頼もしい威容もない。

今年も当分続くだろうコロナ禍も、その時々に対応していかなければならない問題も、受け止め方で違ってくるものがあると思う。
ともかく私にとっては、ジャンダルムは大切なものを守る!との意味。
それをワンコからのメッセージと受け留め、今年も頑張ろう!!!

そんな気持ちに力を与えてくれる、山の達人の言葉を記しておく。

「一歩踏み出せるなら、もう一歩も踏み出せる」 (トッド=スキナー)

「岳 みんなの山」(石塚真一)
 一つ、 困難は自分一人で乗り越える
 二つ、 誰かの困難は自分一人でも全力で助ける
 三つ、 山では笑う

「生き抜くことは冒険だ」長谷川恒男 (本のタイトル)


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