何を見ても何かを思い出す

He who laughs last laughs best

今、そして依所、ワンコ①

2018-05-24 12:00:00 | ひとりごと
もう何か月も気持ちが休まることがなかったのだけど、
そのせいで、今月は遂にワンコお告げの本を読めなかったのだけど、
優しいワンコはすべてお見通しだったんだよね
だって、ワンコからのメッセージはしっかり届いていたからね
それは、一つ一つは関連無さそうでありながら、トータルしてみると大きなメッセージに思えたんだよ

南海トラフ地震のニュースで、桜咲く名古屋城を思いだし、
名古屋城の虎の間(本丸御殿玄関)の「竹と虎の襖」から、
臨済宗の御住職の「あなたにとって、依所となる安住の地は何処ですか」という問いかけに出会ったんだよ
「那古野 名古屋 がんばれ!」

この時は、「依所」を よりどころ と読み、私の心の拠り所は何かな?誰かな?
もちろん一番はワンコだけど、次は何かな誰かな?と思ったんだよ 
でさ、「依所」で検索すると、
最澄の「おのずから住めば持戒のこの山は、まことなるかな依身より依所」という歌に辿り着いたんだけど、
これは、よりどころ、ではなく、「えしょ」と読み、
まさに場所を指す言葉なんだって

心の拠り所を、人や物や趣味に見出すのではなく、場所に求める
僧侶にとっては、修行する場所が大切で
俗人にとっては、心が安らぐ場所が大切ということなんだって
河童橋・明神岳の向こうから昇る朝日

そう考えると、昔の人はうまく言ったもんだね
「国破れて、山河あり」
・・・何もかも失い破壊されても、大地は残る

今となっては何で読んだか聞いたか忘れてしまったけれど、
「どんなに辛いことがあっても、懐かしくて愛おしくてならない風景を心にもってる人は大丈夫」という言葉
これも本当なんだね ワンコ
蝶が岳から拝するワンコのお山の峰々

ワンコ
私にとってのそれは、ワンコのお山だな
犀川から見上げる北アルプスの山々や、
河童橋から槍穂へつづく山道なんだな
井上靖氏が「穂高の月」で感動を記した、槍穂への道

一難去ってまた一難
新しいポジションと仕事に少し慣れてきたかと思ってきた矢先の厄介事に、
落ち込みそうになっていたけれど、
「依所」という言葉を検索し、自分にとっての其処を思い浮かべることができたことは、
今の私にとって、とっても大切なことだったよ ワンコ
ありがとうね ワンコ
槍の頂から拝するワンコの山々

ワンコお告げの本は読めていないけれど、
地震と名古屋城関連で手に取った本に、今の私に必要な言葉を見つけることが出来たのは、
やっぱりワンコの仕業なんだろう ワンコ
それについては、又つづくとするね

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