つうさんのごちそうちょう2

ごはんと乾杯と音楽と小田和正ファンの記録(2005〜過去ログ)

「クリスマスの約束2009」収録レポ3

2009-12-26 19:28:15 | クリスマスの約束
2009年12月25日放送・
小田和正音楽特番「クリスマスの約束2009」より


『アーティスト諸君へ

前略、突然のことで、お許しください。お願いの手紙です。

ずっと考えていました。たくさんのアーティストが一堂に介して、一気に「歌いたいうた」を全員で歌ったらどうなんだろう。たくさんというのは具体的に言えば30人(組)を超えるくらい。そのアーティストたちが、できるだけみんなで選んだ30曲ほどを1コーラスづつ、休まず、通して歌い倒す。イベントのフィナーレのように、歌わないけどそこに立っている人もいる、ではなくみんなが精いっぱい歌っている。そしてその歌のすべてが、誰もが知っている「あの曲」である必要はない。それをTBSの「クリスマスの約束」という番組でやってみたいのです。それがどうしたんだと言われても、甚だ無責任ですが、返せるような確かな答えはありません。何かが伝わるかもなどとも言いません。でももし「それ、面白そうじゃん、付き合ってもいいよ」と膝を軽くポンと叩いて同意してくれるようなら、「どんなヤツが来るの?アイツがいるならイヤだ」と言う、まるでちょっと前のボクのような了見の狭い気持ちはこの際、思い切り捨てていただいて是非参加してください。運動会の参加賞くらいのものと、たいへんだったなぁという思い出しか用意できないと思いますが。基本的にすべての曲は、全員でユニゾン、つまり斉唱でと考えています。そしていちばん肝心なこと、収録日は11月30日を予定しつつ、ご返事、さらに忌憚のないご意見お待ちしています。
2009年 8月 小田和正 』


11/30(月)幕張メッセ・クリ約収録レポその3です。
以下ネタバレです。実際の内容と同じではありません。
レポその1→  その2→
 
 
記憶で書いたメモと、放送されたものを照らし合わせてみると、言い回しとかぜんぜん違ってて、だいだいで書いてるんだな~と実感… (=_=)
なので、だいたいで読んでいただけると幸いです
録音機器は当然、不使用です。一部放送された部分については、文字起こしをしております。




「オレ、昔、チャゲアスのライブにゲストで出たことがあって。
もうホントに、敵の中に飛び込んでいくような覚悟だったね~。
でも、出てったら意外とウケた。
なんだ、みんないい人たちじゃん~(笑)」

「オッケー?」


セッティングが終了しました。


「冬、いよいよ、今年の、クリスマスの約束です。
今年やろうとしたクリスマスの約束は、自分ひとりで準備するのはなかなか難しい。そう考えて、何人かのアーティストと、小委員会を結成しました。
結成しましたと言っても、みんな本当に忙しいのに、僕が一方的にお願いしたのです。
何度も集まってもらい、この企画が果たしてホントに実現できるか。とにかく、いっぱい話をして、メールを交換して、という日々が続きました。
夏を迎える頃、ようやく、決行しよう!ということに、なりました。
そんなわけで、この小委員会がなければ、今年のクリスマスの約束の実現は、なかったと思うのであります。

では、その小委員会の中から、この3人を呼びたいと思います。

スターダストレビューの、根本要!
スキマスイッチの、大橋くん!
いきものががりの、きよえちゃんであります!」


3人が登場、大きな拍手で迎えます!

…SMFなわけないよな
そんなん実現したら、どうしていいかわからない(笑)


3人とも、緊張のおももち…

要さん「出てくる前3人でもう手つないでどうしよう~って、ぶるぶるですよね。」

聖恵ちゃん「えいえいおー!てやりましたよね」

要さん「今日ね、せっかくこうやって呼んでいただいたし、
心すべて、ここで、置いてこうねっていう話を(小田さん:えへへ(笑))
急に3人が親戚になっちゃったよ(笑)
いいおじさんになれたよ、今日は(笑)」


小田さん「そんなに緊張した?」

要さん「したー小田さん「ああそう。」(笑)

小田さん「人が緊張してっとね、オレわりいなあ~と思うけどさ、
人が緊張してっとすごく楽しいんだよ♪(笑)」


要さん「いじわるですからね、基本的に小田和正は。」

小田さん「緊張してんだー。あっそうかあー♪みたいなね。」


小田さん「なんかこう、ゲストが出てくると、いきなりクリスマスの約束になりますねー。」(拍手)

「たまたま、きよえちゃんが20代、大橋が30代、根本が50代で、オレが60代…面白いね。

少なくとも、3人はバンドのメンバーで…
オレもバンドだったんだけど…複雑な事情で、一人になりました(笑)

バンドはどうですか?君んとこはケンカしたりするの?」


聖恵ちゃん「小競り合いはありますけど…大きいケンカは、お互いが空気を読んで…」

要さん「これですよ小田さん!

小田さん「うちだっていきなり解散したわけではないよ…
あ、やっべ(笑)



小田さん「記者とか、取材の時に、どんな色が好きですかとか、バカなこときく人いるんだよ。
君ら、この質問はキライだなーというのは?」


大橋くん「『これはどんな曲ですか?』は、好きじゃないです。
聴いてもらえてないのかな?って思う。でも、言いませんが(笑)」


小田さん「オレもその場では言わないよ、後で言う」

聖恵ちゃん「『仲いいんですか?』とか、『3人で飲みに行くんですか?』ときかれるのが…」

要さん「うちなんか、ずーっと一緒だから、ヤなのね。
だから今すごく新鮮だ!今日(スタレビ)やめてもいい!(笑)
(慌てて)いや、僕はバンドに命かけてますよ!(笑)

『どうしたら長く続けられますか?』と、きかれるけど、
簡単ですよ。やめなきゃいいんです!

どこかのラジオ局で、質問に一生懸命に答えると、
『あーそれはアルフィーも言ってました』とか『ユーミンが…』とか、必ず言うヤツがいるの!(笑)」



さて、一曲目は…

小田さん「ここのコーナー、一曲だったんですけど、
なんかあっという間に終わっちゃうから。ちょっとこれ、練習しないかい?って。おとといかい?」


要さん「はい、突然です!小田さんが、突然、コピーされたこの曲を、僕たち3人に渡しました。譜面を。
譜面に強くないんです、僕たちは。(大橋くん:そうですね…)(笑)
それを平気で『さあやろう!』って言い出しました。
3人、慌てましたね。(大橋くん:慌てましたよ~)(聖恵ちゃん:そうですね。)」(笑)


小田さん「なんとかなると」要さん「なんとかなりました!」

小田さん「じゃあ、やりましょう。」


「きよしこの夜」


4人の素晴らしいハーモニーに、大・大・拍手です!!
声がクリスマスの歌にぴったり…


大橋くん「僕、意外と高いほうが得意なんですよ(笑)ぼく、一番低いんです。♪う”~~(笑)こんな声、出したことないです!(笑)」

小田さん「楽しいだろ。(爆笑)


続いて、3人にクリスマスの思い出をたずねます。

聖恵ちゃん「クリスマスの25日に、路上ライブをしていたら、お客さんがケーキや飲み物を差し入れしてくれて、お客さんと一緒にパーティーになりました。

素敵な思い出だね、と3人。

要さん「路上ライブ、スタレビもやるんですよ。
日曜日にハンドベル持って…『北埼玉ハンドベル協会』(笑)
ハンドベルなのに、なぜか前にギターケースが置いてある(笑)
2万2千円かせいだことがあるんですよ~」


小田さん「知られてないとき?」

要さん「いや、今もですよ。いつもアルフィーと間違えられるけど(笑)
うち、王子様いないし、人数多いし!(笑)」


大橋くん「中学の時、初めて彼女ができて…
(小田さん「へへへ」「共学だったの?」)そうです。

クリスマスにデートの約束をして、6~7時間待たされたけど、結局こなかった。
ずっと待ってたけど来なくて、その日は帰った。
次の日に電話したら、『遊びに行った』と。
『そうなんだ。』『なんで怒んないの?』
一度怒ってほしくて、わざとそんなことをしたんだと。
女の人って何考えてんだろうと思いました。」


要さん「6~7時間も待たないよね。」

小田さん「まさに、これから歌う歌じゃない。
じゃあやりますか。」



オレンジのピックをくわえて…(きゃー

要さん「小田さん、いきなり始めるのやめてくださいよ!(笑)
ちゃんとこっち見て、いくよって顔してくださいよ。(笑)」


小田さん「(笑)ゆったりね。ワン、トゥー、…」

イントロを弾き始めました…

小田さん「ごめん、まちがえちゃった」要さん「ふははは(笑)」
拍手!^▽^

再びスタート…
小田さん「またまちがえちゃった~(泣)」(爆笑)

3度目を始めようとして、

要さん「ちょっと待ってください~」チューニング(笑)
小田さんもチューニングを始めます。

大橋くん「この時間、何なんですか(笑)ギター持ってない二人は、けっこうな緊張感ですよ

要さん「大橋君、つないでくださ~い(笑)」


「クリスマス・イブ」


小田さん、要さんのギターに、ストリングス、
そして美しい4人のコーラスが重なって…
素晴らしいハーモニーが、会場に満ち満ちます。
クリ約で何度も歌われてきたけれど、今までで一番、好きかも…

歌い終えた4人に、大拍手です!!
要さん、大橋さん、聖恵ちゃんの3人が、いったん退場します。




「え~、ちょっと片づけがあるんで、小休止です」

ステージの隅っこにちょこん、と腰掛けている小田さんが…
か、かばええ

客席:「小田さ~ん!」みんなぶんぶん手を振ります
と、手を振り返してくれて  きゃ~~!!
しばし、ふれあいタイム(笑)

「小田さーん!」「小田さああん!」

「小田さーん!」「踊って~!!」(笑)

と…


小田さん、まさかのムーンウォーク!!

     

ぎゃーー!!小田さああああん!!



一瞬、何が起こったのかわかんなかった(笑)

「おださーーん!!」「かわいいーーーー!!

突然の出来事に、しばし騒然とする場内(笑)


「これくらいはおどれるんですよっ(といってたような…)

でも、かわいいって言われるのは…どうなんでしょうね。
ステキって言われる方が…」



男性の声「ステキーー!!」(爆笑)




実はこの時、この「クリスマス・イブ」が、今年のクリ約の目玉だな!と思っていました。
それぐらい、4人の歌声は、感動的で素晴らしかったのです。。

この先に待っていた、出来事も知らず…


その4へつづきます。→

小田和正音楽特番「クリスマスの約束2009」幕張メッセ収録レポ2

2009-12-26 04:25:06 | クリスマスの約束
2009年11月30日(月)、幕張メッセイベントホールでの
「クリスマスの約束2009」収録レポ、その2です。

レポ1はこちら→

以下ネタバレです。録音機器は使用しておらず、実際の内容と同じではありません。
殴り書きのメモ帳と、うろ覚えの記憶を元にしておりますが、
長丁場だったのと、舞い上がっていたのとで、メモを読んでも??な所があり、今年のライブと記憶がごっちゃになってるかもしれません。。
 
 


11月30日、午後6時半ごろ入場。
幕張メッセイベントホールの中に入ったのは、初めてでした。
あまり大きくなくて、2階スタンドからもステージが近くに感じます。

正面のステージは円形のコロシアム風になっており、
それをぐるっと囲むようにオンステージシートがあります。
バンドは、アリーナ左に作られた別ステージでの演奏で、グランドピアノも置いてあります。
いつもとは違った構成に、わくわく感が高まります。

ステージ前には長いクレーンカメラが2台、アリーナ後方には3台のテレビカメラとPAが設置され、
お揃いのクリ約スタッフパーカーを着た人たちが、あちこちで収録に備えて準備中…


あっという間に7時半、開演の時間を過ぎました。
登場したのはクリ約名物Pコンビ。
(前説は、ネタバレなしレポ→にあります)
「素晴らしいエンターテイメントをお届けします!!」という阿部P氏の力強い言葉に、会場は早くも興奮気味で拍手を送ります。


手拍子の練習、ということでバンドが「What's going on」を演奏。
ノリノリです♪

時刻は午後8時、いったんバンドメンバーが下がり、
スタッフさんがグランドピアノの用意をして…
(ここで小田さんと間違えてひと騒ぎ


いよいよ、小田さんの登場です!!

おださああああん!!
ヽ(´ ∇ `)ノ



いつもより軽装なのかな?
Tシャツの上に淡いパープルグレーと白のVニット、白のスニーカー。
クリ約トレードマークのニット帽はなし。
いつも照明で暑そうだもんね^^;


わあああ…という歓声も、
小田さんがピアノの前に座ると、すっと静かになりました。

クリスマスの約束2009、
弾き語りで、スタートです!


「風のように」


久しぶりに聴く、「風のように」…
早くも感激で涙がぶわあ、と溢れます。。

97年の「THRU THE WINDOW」ツアーでこの曲を聴いたときから、
もう12年がすぎたんだなあ…

小田さんは今も、誇りある道を歩き続けてる。どんな時も。


「ぜったい間違えると思っていたんですが(笑)無事、完奏しました。

相変わらず阿部の前説は長くて、私はジリジリしてました。。

幕張は、道を挟んで大きなホールがありまして、去年、ドームリハを、向かい側のホールでやりました。

知ってる人もいると思いますが、
ドームを自転車で走るという企画がありまして。
幕張のリハで、思い切りこけました。

この、でっぱってるところをしこたま打ちまして…
ドームの長い長い花道を、這うように歩いていたという…(笑)(涙)
ちょうど一年前ですね。そこで転んで。

一年、年々早くなっていきます。。

と、ちょっと、つないだだけです(笑)」

「今、うちのバンドが What's going on をやりましたが、
あれはみんなの気持ちをリラックスするためにやったんですが…
堅くなってないですか?

(客席:小田さーーーん!!)

あいっ!(笑)」

「今年は、みんなにとって、どんな年だったでしょうか。
この一年、みんなの前に出る機会はなかなか無いですが、充実してました。

春は、スタジオに入って。

夏は、逗子海岸で、キマグレンと、OTODAMAというライブハウスでやりました。
砂の上に直に立って、キマグレンに合わせてビーチサンダルに膝丈のパンツ。
突然、雨が降って、キーボードの上に雨漏りしたり、
花火が鳴って、歌うのをやめちゃったり…

仲間と一緒に海に行った、その頃の思い出を書いた曲で、スタートしました。
では、その曲をやります。」



「16号を下って」


モニターに映像が映ります。
横須賀~金沢八景~16号の標識、トンネル、灯台、水鳥、夕日、ヨット…

逗子の、蒸し暑かった夏の一日を思い出します…
OTODAMAという名の、海辺の粋なスチームサウナ(笑)


「16号といえば…昔、千葉に住んでるヤツは
『16号を下ると銚子の方に行く』とか言ってましたが…

(ハーイ!16号を下ると房総にいきま~す

僕らの16号は、横須賀ですからね(笑)
(うわーん


「夏には、もうひとつ思い出に残ることがありました。

昔、和歌山から出てきて、僕の家に下宿していた叔父さんが、
まだ子供だった僕を、よく大学に連れて行ってくれて、
叔父さんの同級生たちにも、よく遊んでもらいました。

そのひとり、岩手県の大船渡で薬局をやっている、千田さんから、
『私は小さい頃の小田和正をかわいがってやった、といっても信じてもらえない
と相談がありまして、
なんといっても、年長者の顔はたてなければなりません(笑)

…その写真は…でませんねえ~?どうしたんでしょう?
(大船渡に行った時の写真が写る)

大船渡に行って、60年近くたって、恩義を果たしました。

そしたら、またまたおじさんに連絡が入って、
今度は、大船渡で新しい市民会館ができることになった。
ついては、こけら落としで、コンサートをやってもらえないだろうか。

…こういうのを、乗りかかった大船渡といいます(爆笑)


小田しゃん… 

さて、多少の不安はありましたが、
コンサートは「ダイジョウブ」でスタートしました。
なんといっても岩手、地元の歌ですから
つかみはバッチリ!のはずが、どういうわけかシーンとしまして

でも、このコンサートのいきさつが、地元の千田さんだったと話をしたら、
大いに盛り上がり、
経験したことの無いコンサートになりました。



「ダイジョウブ」


♪思いを~誰かに~ …ギター、びにょん(笑)

「すんません!!(笑)」

(客席:がんばれ~!)

「えーい、がんばってますよ!(笑)
MCが長かったんだな。。歌える人は、歌ってください。」



「ダイジョウブ」2回目。
皆で一緒に歌います!


歌の途中で、大船渡のコンサートと同じ?写真がモニターに映ります。
昭和27年の、千田さんと、小田さん。
今の千田さんと、小田さん。
大船渡に訪れた時の写真。
コンサート直前、大船渡駅でバンドと記念撮影。
いいなあ…


(客席:オヤジさいこー!)(笑)

「えー、よく聞こえませんでした」(笑)


「そして秋には、沖縄に行きました。
モンゴル800が、沖縄に恩返しがしたいと、地元でイベントをやることになり、
私も参加することになりました。

タトゥーのあるようなアーティストもいて、ちょっと怖かったけれど、
とってもいい人たちで、みんなのステージを観ると約束してしまいました。

しかし、そのイベントは昼から始まって、モンパチが出るのは翌朝の3時、
おじさんは、とっても疲れてしまったですが(笑)
すがすがしく、楽しいイベントでした。
若い人たちの中で、おじさんの歌もちょっとウケて(笑)うれしかったです。

沖縄のスタジオで、レコーディングした曲をやります。
歌っていると、沖縄の空が浮かんできます。」



「こころ」


♪あのね… のところで、スタンドからマイクをはずし、
アリーナに降りて客席へ!
もうもう、あっと言う間に総立ち、大盛り上がりです!!


「おっ、いい感じですね~♪」(ほめられた!

「今日は公開録音ですが(録音?)
ここへ来たお客さんのために、いつもはアンコールをやるんですが、今日は事情があって、アンコールができない仕組みに…」


(客席:えーーーーーっ!!)

「だから、始まったばかりですが、アンコールを先にやります!」

わーーーーーー!!


「今日も どこかで」


コンサートと同じように、客席の間を周りながら…
観客も、大声で、一緒に歌いました。
この曲がまた一緒に歌えて、幸せだなあ…
みんな笑顔、笑顔です!

アリーナ後方に来た小田さん、テレビカメラが設置してある台を、花道ステージがわりに乗っちゃったよ♪
そりゃあもうみんな大騒ぎさ!!


大興奮!の客席にむかって…

「はいっ!また、座りますか。(笑)
その前に、模様替えがありますから。」



ここで、スタッフの人たちがステージのセットを変更します。
その間、つなぎのお話。(ここだけ、再放送の文字起こし↓)


「皆さんは…えー、マイコー、観ましたか?「THIS IS IT」。
ねえ~素晴らしかったですねえ。
「MJ行って来たぜ」って言ったら、誰かが「明治神宮ですか?」(爆笑)
へへへ…(笑)いやいや。
マイケル・ジャクソン見て、まあ俺も若い頃からちょっと、踊りとかやっときゃよかったなあ…(爆笑)(拍手)
やっぱねえ~楽しそうですよねえ。
俺は今までそんな踊りなんてね、なあーにお前ミュージシャンは踊りなんかしなくったっていいんだ、みたいな(笑)
そういう偏見ありましたけども、できるにこしたことないよね(笑)
ねえ~。素晴らしかったね。」


(おっ、おどり…?


「初めてオレの顔を見た人はどれくらいいるの?
(けっこう手があがる)(へえ~)

ねえ…。いい加減なオヤジで。(笑)
もうちょっと、待ってね。」
(いくらでも待ちますとも!)


(客席:小田さん、素敵~!!)

(男の人の声で:ステキーー!!)(爆笑)

「いやーー。還暦すぎると、はやいっすよー(笑)」


そんなつなぎの間にも、着々とステージの模様替えは進んでいます。
椅子が4つ、並べられました。
4人…?

小田さんと、あと3人……ま、まさか?
この時、私の頭の中は…

『3人といえばSMFだっ!!ついに、この日が来たああああっ!!

…と、幸せな勘違いで満たされておりました。。




前半は、小田さんのソロで、逗子、大船渡、沖縄と、
今年一年を振り返る構成になっていました。
ツアーがなくて、少し寂しかったファンに向けての、
小田さんからの温かなメッセージのように感じました。

アンコールが最後にできないため、
始めからアンコール状態で、立て続けに小田さんの曲が聴けて、
すごく嬉しかった!
会場は、早くも熱気でむんむんです!!


その3に続きます~

小田和正音楽特番「クリスマスの約束2009」幕張メッセ収録レポ1

2009-12-26 02:43:54 | クリスマスの約束
12月25日、午後11時59分。
小田和正音楽特番「クリスマスの約束2009」が放送されました

この収録は、11月30日に幕張メッセイベントホールで行われました。
観覧は応募8万分の当選3千という激戦で、私は落選しましたが、
友達がみごと当選し、連れて行ってもらえました!
ありがとうございます!

収録直後の、ネタバレなしレポはこちら→


たった今、放送が終わったばかりで…

まだ涙の跡が残ったままの、放心状態ですが…


会場で、『22'50"』を聴いた時のこと。
 
 


「そして、いよいよメインイベントです。
前からずっと、やってみたかったこと。
今年のクリスマスの約束は、思い切って、それをやることにしました。
でもそれは、さらに多くの人たちを、巻き込んでゆくことになります。。」



会場で流れたVTRは、ナレーション以外はほぼ同じだったと思います。
VTRが終わると、ステージの上には、たくさんのアーティストの姿がありました。

これから何が始まるのか、
たどり着く先はどこなのか。

やってみなければわからない…

小田さんたちだけでなく、観客の私たちも、これから始まる未知の体験に、わくわくする気持ちと、少しの不安が入り交じったような思いで、息をのんで、ステージをみつめていました。

そして、大メドレー、「22'50"」がスタートしました!!


2001年、クリスマスの約束が始まった時からのテーマ曲
「この日のこと」に続いて、

藤井フミヤさんが、すっと前に出てきます。

「TRUE LOVE」が始まったその瞬間…

何かが起こりました!

ソロをとるフミヤさんの温かな歌声とともに、

恐ろしいほどに美しく、力強い、歌声の集合体が、

ぐわっ、とひとつにまとまって、

圧倒的な質量で、

大津波のように、押し寄せてくる!!


その波に打たれて、次々と、弾かれたように立ち上がる客席。

スタンドは、早くも総立ちです!!


「この日のこと」

藤井フミヤ「TRUE LOVE」

STARDUST REVUE「今夜だけきっと」

広瀬香美「ロマンスの神様」

JUJU「明日がくるなら」

松たか子「明日、春が来たら」

中村中「友達の詩」

佐藤竹善「La La La」

Crystal Kay「恋におちたら」

AI「Story」

鈴木雅之「夢で逢えたら」

一青窈「ハナミズキ」

山本潤子「翼をください」

清水翔太「HOME」

小田和正「YES-YES-YES」

キマグレン「LIFE」

Aqua Timez「虹」

スキマスイッチ「全力少年」

平原綾香「Jupiter」

夏川りみ「涙そうそう」

財津和夫「青春の影」

いきものがかり「帰りたくなったよ」




あっと言う間の、22分50秒。

観客は、ただひたすら立ち尽くして、

メドレーが終わったことが、まだよくのみこめてないというか…

今、体験したことはなんだったんだろう?と。


言葉にならない悲鳴、涙、大きな拍手。。

拍手が、鳴り止みません。

「何かが起こる」と小田さんが予言したとおり

あの瞬間、私たちの上に、何かが起こっていた。

拍手を、やめることができない。

この気持ちを、どうしていいか、わからない。

どうすれば、小田さんに、小田さんたちに、この、、身のうちにみなぎる訳のわからない気持ちが、伝えられるんだろう…

体中に広がった言いようのない感情が、拍手となって溢れ出ていく。


…と、スクリーンに小田さんの顔がうつりました!

うっすらと、目に涙がたまっているような…

その表情を見た瞬間、

拍手はよりいっそう高く、大きくなりました!


いつまでも、いつまでも続く拍手の波。。


「これは…僕が、一生の中で、一番長い拍手だったと思います。

どうもありがとう!」






収録レポその2→