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つうさんのごちそうちょう2

ごはんと乾杯と音楽と小田和正ファンの記録(2005〜過去ログ)

武道館2

2008-09-13 16:50:50 | 小田和正ツアー2008今日もどこかで

小田和正ツアー2008『今日も どこかで』
9月10日・日本武道館初日レポ、続きです。
武道館その1はこちら→

コメント、ありがとうございます!
とても嬉しく、にこにこ(にやにや)しながら、ぜんぶ読ませて頂いております。
未提出レポレポの山が落ち着きましたら、お返事を…必ず

以下ネタばれです。実際の内容と同じではありません。
 
 

ずっと昔、小田さんがファンからの年賀状に返事を書いていて、
その時のハガキを持っている人いる?と尋ねたら、
なんと一人いらして、小田さんもびっくり



「当時、オフコースを聴きに来てくれる人たちは、みんな熱心に応援してくれて…
でも売れちゃうとちょっとヤだったりするんだよね…すいませ~ん(笑)

でも辛い思い出もいっぱいあった。
イヤだったこと…レコード会社のゴリ押しで、全然売れてないのに
サイン会をやって。これどーすんだ。
デパートの一角に座って…誰も来ねーし。。。。

35人くらい?すごく、応援しよう!という人たちは来てくれる。(笑)
始まってすぐやめる訳いかなから、止め時が大変で…

でも、そういう思い出は、嬉しいですね。とっても。

「LPの時代は2万枚売れたらヒットと言われていた。
でも、陽水は売ったね~え~?(笑)
まあそんなことはいいんだけども(笑)」


『倖せなんて』

「えー、このコーナーでは主にレコード会社の悪口ばっかり言ってきましたが、(笑)いい人もいっぱいいるんですよ。
僕らが売れてほしい、って心から思ってくれた人はいっぱいいます。」

「長くやっていると、あの時の自分と、今の自分と、
同じ人間なのかな?と思ったりします。」


『さよなら』

(客席:小田さんカッコいーー!!)

「もうちょっと前はね、もうちょっとカッコ良かった(笑)
なんだかねー。

武道館は、何回かやってきて…永ちゃんはいっぱいやってんだよね?
僕は数えたことないですが。

オフコースは、『さよなら』は、あの辺で(ステージ左を指す)
ピアノ弾いて歌ってたんだよね。

(メモ見る)自分の書いた字が読めねえ…(笑)

ツアーで、あちこちの街を歩いてると、声をかけられる。
『私、ずっとファンなんです!今日は何しに来たんですか?』
バカヤロー!!(爆笑)
コンサートで来てんのにね。そんな時はだいたい『まあちょっと…』
ちゃんと答える気は、まったくありませ~ん


「武道館、10日間の日…毎日、歌いましたね。
あっという間の、10日間でした。」


『言葉にできない』

天井近くの8本のライトが、花道の先のステージただ一点に集まり、
その強い光の中心に、小田さんがいる。
26年前と、同じように。

武道館に、小田さんの渾身の歌声が響き、溢れる。

圧巻です。


『今日も どこかで』

この歌を、あの頃の自分に聴かせてやりたい気持ちになった。

26年という時が流れた今、こんなに素敵な歌に出逢えるんだよと。


【ご当地紀行・全国総集編】

「いま東京で一番ホットなスポット、東京ミッドタウンであります!
すでに2番目くらいになってるかもしれませんが、
知ったことではありません!(笑)」


■5/27 釧路 「やって参りました、19年ぶりの釧路です」
■6/7 大阪 「やって参りました、大阪は思いのほかさわやかです」

■6/24 鹿児島
足湯?で「ここにお席を作りました~と、強引におばさま方に囲まれる。
【字幕:はしゃぎまくるおばさんたち】(笑)

■6/29 沖縄
お昼ご飯はここで…と、地元の食堂へ。
「ほとんど冒険に近い感じですが…アドベンチャー。(笑)
(戸を開けて中をのぞきこむ)やってます?」

お店のおば樣方、一瞬きょとん。「…あ、あらーーー!!
「きのうテレビで見たばっかりよー!

おばさま、握った手を離しません(笑)
「金壺食堂…壺、って字書いたことないよ。」

宜野湾市海浜公園屋外劇場にて。
「ここで、みんなと一緒に、僕が経験した中で一番大きい記念写真を
撮ろうと思います!」

記念撮影の様子、そして次々と上がる花火。キレイだったなあ…

■7/5 広島
ゴーカートをぶっ飛ばし、「どうもーーー!!」と叫んで去る(笑)

宮島にて、元気ハツラツなおばちゃまたちに取り囲まれてしまった小田さん。
「みんな何年生まれ?」「16年!!」

(皆が去ってから)「16年生まれですか…ババア、すげえ…(笑)」

■8/23 札幌
スープカレーのお店にて、カレーをひとさじ、ごはんにかけたところ
「逆」と言われ、カレーをお皿へ戻す。
【字幕:わざわざ戻す小田】(爆笑)

「さて、ずっと避けておりましたが、とうとうやって来てしまいました…
裕次郎記念館!」(笑)


■7/12 仙台 仙台記念球場にて、高校野球予選を観戦

■7/17 新潟
白山神社にて、遠巻きに小田さんを見つめる女性の集団が。
「少女たちがあそこで待っております。おじさんを待っております(笑)」
ひとしきり大騒ぎして、解散(笑)

■7/23 京都
四条大宮駅で「ちょっと小旅行←嬉しそう
「嵐山にやって参りました。渡月橋はラッシュアワーであります。」

■7/26 高松
こんぴらさん、汗だくになりせっせと登る。
本殿に到着、お清めの水で顔をなでます。
「猫の行水のようです。にゃおー!
「ここで終着?奥社?…終わりかと思えばその先があります。山登りとはそういうものであります。」


ついにてっぺんに到着!
「おお、これは…爽快であります。そうかい?」(笑)

■9/2 名古屋
「徳川園にやって参りました。
なかなか雰囲気がありますが、人気(ひとけ)はありません!」

「みなさん、大変な事実が発覚しました。休園日です!」(爆笑)


「遠路はるばる南知多ビーチランドまで来ましたが、
閉園時間を過ぎており、入れません!」(爆笑)



たくさんの人と握手
京都で、犬をなでようとして飛びかかられる(笑)
釧路湿原・三渓園・知多半島、歩く小田さん


「神宮軟式野球場です!最後にここで野球をやったのはいつのこでしょうか?
さて、全国ご当地紀行総集編、いかがだったでしょうか?
最後まで、はりきっていきたいと思います!」(拍手!



まだまだ続きま~す

武道館

2008-09-12 23:40:42 | 小田和正ツアー2008今日もどこかで
私が初めて生のオフコースを観たのは、武道館でした。

高校生なりに精一杯おしゃれして(笑)ピンクのイヤリングなどつけ。
開場を待つ間、緊張のあまり冷や汗が出てきて心臓はドキドキ。
落ち着かないあまり、
なぜか友と武道館の周りをランニング(爆笑)
スカートでがしがし走ってたらイヤリングが落っこちて、北の丸公園を探しまわって大騒ぎ
おまえら少し落ち着けよ…と今の私なら言うだろう。

以来、武道館でコンサートがあれば必ず行った。
徹夜で並んでチケットを取り、バイト代をつぎこみ、チケット代が足りずCDを売り。

オフコース最後の武道館のことは、今でもはっきりと思い出せる。
小田さんが「またあおうぜ!」と言ったこと。
客席に飛び込んだ時のこと。

ソロになって再び武道館でコンサートをやってくれて、嬉しいと同時に、どうしても淋しい気持ちになったこと
初めてオンステージシートに座ったのも
カウントダウンの発表があったのも
チャゲアス、ゆず、お松さん、アッコちゃん、ムッシュ、スキマっち…たくさんのゲストを歓声とともに迎えたのも
喉を痛めた小田さんが「このオトシマエは必ずつけます!」と言ったのも

そして昨日、一昨日と
小田さんと一緒に声の限りに歌ったのも
『今日も どこかで』を小田さんの指揮で必死に歌ったのも

みんな、武道館。

小田さんが武道館を思い出深い場所だと言うように、

私にとっても、武道館は特別な場所でした。
これからもずっと。


小田和正ツアー2008『今日も どこかで』
9月10日・日本武道館初日レポ。

以下ネタばれです。実際の内容と同じではありません。
 
 

 
武道館のアリーナはこれまでの会場に比べても驚くほど狭く、
花道はとうとうぐるっと一周、つながってしまいました(笑)

オープニングが始まると同時に思うのは、
何度来ても、この会場の雰囲気が大好きだということ。
武道館の照明が落ちた瞬間の、期待と興奮に満ちた気持ち、
湧き起こる歓声と拍手には、独特のものがあります。

3年前のツアーのオープニングのことも思い出しました。。
あの年は武道館公演が6回もあって、幸せだったなあ。

『こころ』
『正義は勝つ』
『愛を止めないで』


ステージの後ろ側に、1階スタンドに届く高さで、3分の1周?くらい通路ができており、小田さんはさっそく嬉しそうに向かいます
スタンド1列目のお客さんに、次々とマイクを差し出して歌わせ、
と思うと、オンステージの階段を駆け下り、また駆け上り…

小田さんは基本的に3段飛ばし、降りる時は一気にジャンプ。

階段、いらないんじゃないか。

と誰もが思った(笑)
でも小田さんの後を必死で追いかけるカメラマンさんのために必要なのでした。 

花道の途中で間奏のギターを弾いているいなぴーを、通りすがりにタッチ。
大サビの伸びやかな声にうっとり、一緒に跳ねながら手拍子です。

『愛を止めないで』間奏終わり、
いつもは左前から中央へダッシュで戻るところ、
つながった花道を外回り(左前→左後→中央)にチャレンジ。

と、途中で小刻みに階段があるためにスピードがあがらず、
間に合おうと必死に急ぐ姿があまりに可愛らしくて、
思わず笑いが起こります~
なんとか歌い出しにギリギリセーフ、途中でギターを受け取ります。

『伝えたいことがあるんだ』

「…どうもーー!!
え~~(笑)ペース配分を間違えたのか
自分が思ったよりも、疲れてしまいました。。(笑)

武道館へ、戻って参りました!!(大拍手!!)
あとさき考えずに(笑)最後まで精一杯やりたいと思います!

ずっと広いとこでやってきたので、上を見ても狭いな、なんて(笑)
ちょっと後ろめたかったんだけど、
その辺見ても、あ、近いな、なんて(笑)不満もあるでしょうが~(笑)

…汗が目に入ってきましたが(笑)歌にいきたいと思います。」


『Re』
『僕らの街で』


呼吸がまだ整っていないはずなのに、いつものように歌う小田さん。
一箇所、酸欠になった?と思わせるところがありましたが…
汗が目に入るのを、手でさっと払いながら。
あっという間に声が平常に戻っていて、ついさっきぐるぐる階段を駆け回っていたとは思えません。

『いつか どこかで』

武道館の円い天井が、下からのライトに照らされて、まるで万華鏡のように光が揺らめいています。
小田さんは右端のステージに移動しましたが、どこにいても小田さんが近いなあ…

「今歌った『いつか どこかで』は、1991年に
僕が調子に乗って作った映画の(笑)テーマ曲でした。
別に調子に乗ってたわけじゃないですけど(笑)

ひとつ前の『僕らの街で』はジャニーズのカトゥ ーンというグループに作りました。
この中で、オレのファンじゃなくてカトゥ ーンのファンで、歌を聴いて来られた方…いねーか。お、いた?
ま、いーんですけど(笑)

『こころ』もそうですけど…井上真央ちゃん主役のドラマのために書いた歌で、(両方とも)ちょっと若い、青くさい感じですが、
自分から進んでは、こういう(若い)歌は書かないので、
そういう機会を与えてくれて、
カトゥ ーンにも、ドラマにも、感謝してます。」


「やっとすっきりした天気になって…昨日からなんですが。
♪あめあがーりのー、って歌っても、毎日雨上がりで(笑)
上がったと思ったら降ってくる(笑)
どうなるかと思いましたけど。

気分よく、『たしかなこと』やりたいと思います。」


『たしかなこと』

(客席:小田さんカッコいいー!こっち向いてー!と声が次々)

「え~、どーもどーも、という感じですけど…
つい先日、京都でくるりのイベントがあって、
そこに細野さん、はっぴいえんどとか、なんだっけ…ど忘れしちゃった…
YMOだ!(笑)
オレはドラムの幸宏は40年も前から知ってて
『僕の贈りもの』は幸宏が叩いてる…あ、全然驚かないね(笑)

(もちろん存じております
細野さんと会って、あ、どうも。握手して。
でも、話題が無いんですよ(笑)
でも、歳を取ってきて、話題はないけれど、ただそこに黙って二人でいて、それがいいんだよね。
写メールだっけ?携帯カメラの。写メール撮りましょうって撮って(笑)
僕も撮って(笑)
初めて会ったのに、『細野さん、いつ先にいっちゃうかわかんないけど、
先にいっちゃったら、線香上げにいくから』
(笑)
おもしろいね~~。(笑)」


足元のボトルを取り、お水を飲みます。
「一曲前に水飲もうと思ってたのに、あそこ水置いてないんだよ(笑)」

「では、さっきも言った『僕の贈りもの』皆さんで歌いましょう。
春の歌をうたってもしょうがないので、2番を歌いましょう。」


『僕の贈りもの』

「いやー。素晴しかったですねー。
何が素晴しいって、最初はあんまり歌ってなかったのに、
後半に連れてだんだんでかくなって。面白いね。」

「最初のアニメで、武道館を見ると迫り来るものがありますね…。

(それは私たちも同じです…せまりまくり!!
では、一枚目のアルバムから『地球は狭くなりました』を…」

(スタッフさんが下から耳打ち)

あー、一曲、忘れてました!(爆笑)

ホントは『僕の贈りもの』の前にやるんだった(笑)
いや、なにも順番どおりにやんなくったっていいんじゃない?
…なんか様子がおかしいと思った(笑)
では、季節外れですが『夏の日』という曲をやります。」


『夏の日』

「えー、業務連絡ですが、◯音(?)ちょっとでかくないか?
すいません下げてください。」
(本当に業務連絡でした。)

「それでは、さっきのところに戻ります(笑)
(客席:ぼくのおくりものー!)
僕の贈りもの、さっきやったよ(笑)

昨日、何か面白い話ないかなって考えてて、
昔はファンの人もほとんどいないわけで。
みんな年賀状くれるんですよ。とっても個人的な感じで。
私、ぜんぶ返事書いてましたよ。(ええーー!)
なんか、そっけないなと思って絵なんか描いたりして(笑)
水彩で、雪とか。

もしかして、そのハガキを持ってる人がいたりして…」


なんと、ひとり、いらっしゃいました!!
2階スタンド、私の席からわりと近くでした。場内は拍手です!

「え、いる?ホントに?
それは嬉しいですね~。どうもありがとう!」



続きはこちら

9/3名古屋・日本ガイシホール最終日レポ2

2008-09-08 16:15:59 | 小田和正ツアー2008今日もどこかで
小田和正ツアー2008『今日も どこかで』
9月3日名古屋・日本ガイシホール最終日レポその2です。
その1・アンコールレポはこちら→

以下ネタばれです。
実際の内容と同じではありません。
 
 

サンデーフォーク名古屋の会員だったのですが
年会費を払ってもチケット先行抽選は4日間とも全滅
厳しかった…

初日はお友達のご好意と骨折りで参加でき(ありがとうございました
最終日はなんとか取れたA席、ステージ斜め後ろの2階スタンドでした。
ライブ中は主にモニター視聴又は野鳥の会です(笑)

ドラムセットがばっちり真上から見えて、期待が高まります。
正面に設置されている巨大モニターの裏側も見れました。
ちっこいモニターがたくさんジョイントされてるんですね。


オープニングアニメで、小田さんが上着をかぶって雨をよけて走るのと、
小田さんがステージに登場して花道を走って行くのとが、
同じタイミングだということに初めて気づきました。

そして、画面の小田さんが、青空に上着を放り投げ…

『こころ』

『正義は勝つ』


歌い終えて、ペコっというお辞儀がかわいらしく。

天井から吊られているスピーカーが、スタンド席と同じくらいの高さでごく至近距離にあり、
そこから降り注ぐ、小田さんの声の伸びやかなこと!
つい声が聴こえる方、スピーカーを見つめてしまうという…
小田シャワー、美肌効果ありかと(笑)

『愛を止めないで』

間奏で猛ダッシュ!コーナーを飛び越え、左後の花道から右前の花道へ。
対角の長い距離を走り終えても、全く声が震えてないのが凄すぎる!
ステージ後ろの客席前を、歌って手を振りながら歩いていて、
オンステージの階段を一段踏み外しておっとっと(汗)


今回、あらためて思ったのが、
遠くの席であればあるほど、小田さんの優しさを感じるということ。

オンステージの後ろ、スタンドまでよじ登って、マイクを差し出して。
小田さんは、一生懸命に手を伸ばし、後ろに向かって手を振ってくれた。

ずっと上の私の席からは、小田さんの姿は隠れて見えなかったけれど、
ぐっと伸ばした小田さんの手のひらが、客席の彼方にはっきり見えました。

まっ白なライトに照らされた、手のひら。
それが、なんというか、愛おしくてしかたなかった…
いま思い出しても、涙が出ます。


『伝えたいことがあるんだ』

イントロ終わりに間に合わせるため、ダッシュ!ダッシュ!
ギターを渡され、肩にかけて、歌いだしまで0.1秒!超ギリギリ(笑)
あまりの走りっぷりに、周囲から感嘆で笑い声が起きるほど。

ドームツアーを発表してから、ますます元気なんじゃないの?!

『伝えたいことがあるんだ』歌終わり、「どうもありがとう!!」
それを聞いたいなぴーが、にっこにこしてます(笑)

「はい、えー、もう、ほとんどの方が知ってるかもしれませんが、
昨日、追加公演の発表がありました!!(わーー!拍手!)

…なにをどうってことはないんですが、
その追加公演の発表をする…自分で発表する、っていうのが、
どうにも負担で負担で。
なんでそんなに負担なのかわかりませんが、
『追加公演なんて、カッコつけてんじゃないか』とか
『あいつ調子に乗ってるぞ』みたいに思われるんじゃないかとか…

とにかく、もう発表したので、もう後ろにはひけません!
吹っ切れた感じで、精一杯、楽しくやりたいです!
追加公演はあくまで追加公演ですから、今日は名古屋の最終日のつもりで頑張ります!!(大拍手!)」

メンバー紹介。

「言いたいことはたくさんあるように思いますが、歌にいきます。」


『Re』

『僕らの街で』

『いつか どこかで』


歌も照明もなにもかも美しい…うっとりだよ…

「映画をオレは3本は作ると宣言して…宣言たって身内に宣言しただけですが、2本目を撮ったのが10年も前で。
ちょっと前までは、試験なのにまにあわなくて試験勉強してる夢を良く見たけれど、今は映画がクランクインしたのに脚本ができてない、と言う夢をよく見ます。(笑)

たけしは脚本なしで映画を撮るんだよね。どういう風にやるんでしょう。
昔、たけしとね、たけしって呼んでますが同い年なんですよ。
千春なんて(オレが)年上でも呼び捨てしますからね(笑)

たけしと、渋谷で…『オズの魔法使い』のミュージカルのチケットを撮ってもらって、新宿厚生年金に観に行ったとき、
雨が降っていて、タクシーに乗って行ったんですよ。
雨だからタクシー乗り場は行列で、なかなかこない。
列のすぐ前、ほんとすぐ前に、派手な服を着た人が並んでて、
おっ!!と思ったら、それがたけしだった。こんなことあるんですねー。

ちょっと話して、どこに行くのか聞いたら、
『子供が生まれて、まだ顔みてねーんだ』(笑)
で、タクシーが来てたけしが『(一緒に)乗ってきますか?』
たぶんオレがいいって言うと思ったんだよね。
でも、おもしれーなーと思って、一緒にタクシー乗りました。

そのとき、たけしが『映画つくろうと思ってんだ…』と、ぽつんと言った。まだ彼が一本目を撮る前のことです。
そんなことを思い出しました。」

「いろんな曲を書いていると、曲で言ったことと真逆なことがある。
以前書いた曲で、

♪確かな ことなど 今 何も ないけど(woh woh)

これから歌う歌は『たしかなこと』なんですけど(笑)
いろんな局面があるということで…」


『たしかなこと』

 雨上がりの 空を見ていた

この歌い出しがもう、一期一会、の芸術作品とでも申しましょうか。
聴けば聴くほどに、新鮮な感動を受けるのです。
3年前のツアーでは、小田さんと一緒に歌ったこの歌。
こうやって、心静かに耳を傾けて聴くのも、至福の時です。


(小田さん、MC用のメモを見る)(笑)
(アリーナから:降りてー!)
「降りて降りてって…(笑)
(目を細めてむーん、とメモを眺めて)まあ…これといって…

あのー、昨日も言ったんですが、
こんな広いとこで申し訳ない、ってずっとやってきたのに、
追加公演で、ドーム。。
お前、何考えてんだ、って言われても仕方ないですが、
できるだけ、遠くの人に歌いかけるようにやりますので、
お祭りっていうか、そんな気持ちで来てもらえれば。
今日、来てないお友達にも声かけてもらって…」(笑)


なんでドームの話になるとそんなにもじもじするのか(笑)
前日に発表した時もやたら恐縮してたしなー。
今年最大最高のお祭り、なんとしても参加するぞ!!おーー!!

「『夏の日』って曲を歌って来まして、さっき楽屋で、夏はもういいか、という話になりましたが、
話してるうちにだんだん盛り返してきまして、やっぱりやろうってことになりました(笑)」


やったー!!

『夏の日』


途中ですがここでタイムアップ、続きはのちほど~

京都音博2008・小田さん出演部分レポ by ペコさん

2008-09-07 17:04:55 | 小田和正ツアー2008今日もどこかで


お昼はこんなに青空だったのに…(笑)【photo by きっちゃんさん】

9月6日の京都音楽博覧会2008に参加されたペコさんより、
小田さん出演部分のレポをいただきましたので、さっそくアップ♪
ペコさん、ありがとうございました!!
 
【京都音博2008・小田さんレポ by ペコさん】

小田さんのステージ準備が始まった、その時…
晴れている空から大粒の雨がぽつぽつと!
スタッフさんたちは雨対策で、テントを動かしたりスピーカーにシートをかけたり~

小田さんが登場し、「去年は♪雨上がりの…って歌ったら、スゲー降ってきて…今日も雨が降ってきて、みんなおれの顔見るんだよね」
と、すごく嬉しそう。
「細野サンと話をしたけど、親しい友人と言うのではなく、
お互いシャイなのでたいしたこと話してないんだけど、
小学生の時、気になっていた隣のクラスの子と、還暦を過ぎて、やっと話が出来たかなって感じかな?終わった後が楽しみだね」

ともう、打ち上げの話し?

グランドピアノで『言葉にできない 』を 歌う小田さんを見て、
くるりファンでしょうか?「本物だよ…CD聞いてるみたい」と感激してました。

佐橋さんと 『ラブストーリーは突然に』
時々、歌詞が小さくなることがあり、ライブの時はみんなで歌ってしまいますが、今日は頑張って歌っても大合唱にはならず。
歌い終わった後、「どこで息継ぎするのか 忘れるんだよ」と ちょっと照れてました。この頃には、雨もあがり日もさしてきました。

くるりの二人が登場。
「くるりの曲には いい曲が たくさんあって、好きな曲のひとつをやります」と言って『ハイウェイ』
佐橋さんのギターも良かったです。くるりファンも 大喜びでした。

「ツアーの無いときは あまり 表に出ないけど こんなふうに 呼んでもらうと 出て来て みんなに会えて、去年 呼ばれて 今年呼ばれないと、あれ~なんて思うし…今年は ツアー中だけど 呼んでもらったので 来ました。」
ホント、よく来てくれました。

「最後の曲は ツアーの テーマ曲にもなっている 『今日もどこかで』。
また…」

と 言いかけて 「明日は 佐橋の誕生日です!
くるりと一緒の『今日もどこかで』
二番はくるりが頑張って歌って、小田さんがコーラスに。
何時もとちがう『今日もどこかで』 良かったですよ。
歌い終わって くるりの二人と 握手をして、
手を降りながら 帰っていきました。

小田さんファンは、去年より 少なかったように 感じました。ツアー中ですものね。
ラブ突の 手拍子が タンタタンと 叩く人が 少なかったようです。

今年の音博は、前にスタンディングブロック、後ろの芝生席にはシートなどを敷いてゆっくりブロック、という感じにしていました。

小田さんの番になり、みんなが前に移動する時、
くるりファンは、まさかカッパがいるとは思わなかったようです。
私はしっかり…小田ファンですから
雨が降り出した時のまわりのリアクションはちょっと楽しかったです。

雨男の小田さんにグランドピアノを用意してくれた音博関係者の思い、
嬉しかったです。




会場からはキレイな夕焼けが見れたそうです。


【photo by きっちゃんさん】


小田さん…なんて見事な雨男っぷりなんだ…
ちなみに、昨年のミラクル雨男レポはこちらです→
来年にはすっかり伝説になってたりして(笑)

ペコさん、野外ライブでお疲れのところ、素敵なレポをどうもありがとうございました!