つうさんのごちそうちょう2

ごはんと乾杯と音楽と小田和正ファンの記録(2005〜過去ログ)

小田和正「ENCORE!!ENCORE!!」2019/6/20(木)長野ビッグハット・ご当地紀行

2019-06-24 01:41:52 | 小田和正ツアー2018-19ENCORE!!ENCORE!!
ENCORE!!ENCORE!!ツアー、ご当地紀行は、全国総集編+長野。

元気なうちに行っておこう、と、8年ぶり3回目の戸隠神社の奥社へ!
初めて来たのは11年前、その頃はほとんど人がいませんでした、と。
(2008年、ほいさ、ほいさっ、と長い杉並木の参道を走る姿が。)
今ではずいぶん観光客も増えました。



   
   
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※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器・携帯電話やスマートフォンの録音録画機能など、一切、使用しておりません。
 すべて個人の記憶と、手書きの速記メモによる主観に基づくもので、実際とは異なります。


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【一回目・2008年ご当地紀行、戸隠神社の奥社】

「遠出しまーす!」車は山道をぶっ飛ばします。
車を降りて『クマ注意』の看板発見!「わお~!」

戸隠神社の奥社をめざして歩き始め…
「とにかくまっすぐな道です。これかなり時間かかるな。」
と、いきなり走り出す小田さん!
その後ろを、スーツ姿で追いかけるキョードー北陸スタッフ(笑)

「見事な杉並木ですねー。遠出した甲斐がありました。」

『奥社まで480メートル』の案内板。
「最後に、過酷な階段です。走りますか?」
後に続き、必死で階段を駆け上がるキョードー北陸さんたち(笑)

「到着しました~!!まだ雪が残っております。
 これは征服感があります。おさいせん…奮発して、40円!」
(笑)

「さあ、明日がんばりまーす!!」
K.ODAと一緒に走り切ったキョードー北陸の後藤さん、秋田さんも映り、
みな大拍手で健闘を讃えました。


【2回目・2011年ご当地紀行、戸隠神社の奥社】

「というわけで、私は今回、ランニングウエアを着て参りました!

走る気まんまんの小田さんに、場内爆笑!このひとは一体…(笑)

さっそく、軽快に走り始めます。
そして、今年も当然スーツで追いかける、キョードー北陸スタッフさんたち(笑)
と、カメラマンさん!(船さん)

「3人でそっち走ってっとおかしいんだよ~(笑)」

 「あっという間に山門にたどり着きましたねー。」

立派な杉並木が続く参道を、雪解け水が流れています。

「いやーこの杉の大木を、みんなにみせてあげたい…」

連休中で人出も多く、人気のスポットになってる模様。
ひょい、ひょいっと、参拝客と、道端にまだ残る雪をよけながら走っていきます。
一人はジャージ、二人はスーツ、もう一人はカメラを抱えたまま、ひたすら走る(笑)
不思議な集団だったのでは…

「ホントに辛いのは、階段になってからだ…」

「それ、階段だ、こっからが勝負だ…何と勝負してるんだ?
 君は、何と、勝負してるんだ?」

自問自答を繰り返つつ、駆け上がっていく小田さん

「これは…コンサート前に来る企画じゃねーな…」はーい、みんなそう思ってまーす!

ついに奥社に到達しました!

「どうだ、参ったか!…参ったのはオレだ…」(笑)

 「モノ好きな3人は、また奥社を走破しました~!」

小田さんと、キョードー北陸の「後藤君」「秋田君」3人で並んで。
お疲れさまでした…カメラマンさんも。


そして3回目!2019年の戸隠神社の奥社は、雪もすっかり溶けて、新緑がまぶしい季節です

道の脇を、チロチロと流れる小川の水は澄んでいます。
きっと清々しい時間を過ごされたのではないでしょうか。
やっぱり、最後の階段は、段飛ばしで駆け上がってました!

小田さんが「みんなに見せてあげたい」と言っていた見事な杉並木を、自分も見ることができて嬉しかったな。


コンサート中のMCでも…

「戸隠神社に行きまして、とっても素敵な時間を過ごしました。
カナカナが…ヒグラシ?夏もまだなのに?

ガナー、ガナー、みたいな。
(蝉の鳴き真似)(レア!)
あれは何なんでしょう?知ってますか?」
(客席から返事がありましたが、小田さん聞こえなかった模様。)

私は、小田さんの蝉の鳴き真似?に衝撃を受けて、前後の記憶が吹っ飛んでおります(笑)



花伝舎、というお店でティータイム。


 最後は地附山公園へ。
展望台までは、車を降りてから、急な坂を歩いて上らねばなりません。

「今日はよく歩いた…」

公園には長~い滑り台があって、
小田さん滑らなかったのかな?と思いましたが、
8年前に滑ってました。

【2011年5月8日のご当地紀行、地附山公園】

「イヤな予感がして参りました…長い滑り台があります。」

やったあ(笑)
滑り台といえば小田さん、小田さんと言えば滑り台。
さっそくチャレンジ。
「おーーーーー!」「おーーーーー!」「一人でどよめいております。」
楽しそうだ~

と、「ツワモノがいます。私は普通に滑ってましたが、足で滑ってる人がいる…」
真似て、しゃがんだ状態で滑ってみます。…と、しばし滑って尻もち(笑)



今回は、滑り台チャレンジは見送ったようです。


見晴らし台の横から。
ライブ会場のビッグハットも見えました。


雨予報もなんのその、穏やかな天気に恵まれて、気持ち良い一日を過ごさせてもらえたことに感謝です。
奥社の階段の筋肉痛は…そのうちやってくることでしょう(笑)

小田和正「ENCORE!!ENCORE!!」2019/6/19(水)長野ビッグハット初日

2019-06-23 20:40:54 | 小田和正ツアー2018-19ENCORE!!ENCORE!!


8年ぶりの、長野公演でした。
前回は、2011年どーもどーも その日が来るまで 長野ビッグハット公演。
3月11日の大震災で、4月からのツアーが延期され、5月7日の長野で、初日を迎えました。

どうしたって、あの日のことを、当時の不安と悲しみがないまぜになった気持ちを、思い出します。

2011年5月7日の、うろ覚えレポからMC一部抜粋。


  
  
  
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※ 当ブログにおけるライブに関する全ての記述は、録音録画機器・携帯電話やスマートフォンの録音録画機能など、一切、使用しておりません。
すべて個人の曖昧な記憶と、手書きの速記メモによる主観に基づくもので、正確ではありません。



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【2011/5/7 長野BIG HAT 初日MCより】

「あの日は、ツアーのリハーサルも後半に入って、通しの練習をしていました。
地震は、東京でも、経験したことのないくらい、大きく、長く、揺れました。
あの日、テレビに映った、被災地の人たちを見て、
どんなに言葉を尽くしても、歌っても、励ますことはできない。
この状況でツアーをやることは、物理的にも、精神的にも、絶対に無理だと判断して、
間近に迫った公演を、中止にしたり、延期したりしました。
本当のことを言えば、今日の長野も、できないだろうと、考えていました。

でも、時間がたつにつれて、
このツアーを、絶対にやめてはいけない。
今は難しくても、歌うことがいつか役に立つ時が、きっと来る。
そんな風に、思いは変わっていきました。

この状況を乗り越えて行くには、長い時間がかかります。
いつの日か、このツアーを振り返って、やって良かったと思えるように、
被災地の人を含めたみんなが、喜んでくれるように、
一歩一歩、その日が来るまで、明るく、走り抜けていく。と、決めました。
今日、集まってくれたみんなと、
その第一歩を、明るく、踏み出したいと思います。



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2011年の長野以降、小田さんが行ったコンサート。

2011年 どーもどーも その日が来るまで(48公演)

2012年 どーもどーも東北ツアー、横浜赤レンガ(11公演)

2013年 その日が来るまで 東北、沖縄(8公演)

2014年 本日 小田日和(36公演)

2015年 本日 小田日和 追加公演(14公演)


2016年 君住む街へ(48公演)

2018年 ENCORE!!(46公演)

2019年 ENCORE!!大阪、ENCORE!!ENCORE!!ツアー(18公演)



8年の間に、全国ツアー4回を含む、217公演もの(!)コンサートを駆け抜けて。
小田さんが、長野に帰ってきました。
きっとまたいつか、ここで会えたらと思っていました。


小田さんを迎える会場の拍手は、熱く、長く、
心から、小田さんを待っていた、大きな拍手が続きました。


「長野へは8年ぶりに戻って参りました。
東日本大震災でツアーが延期され、その結果、長野がスタートになった。
当時は何をどうしゃべったらいいか、とっても緊張したことをよく覚えています。

昨日、地震があって…
でも、こうして、今日を迎えることができました。
皆さんも集まってもらってどうもありがとう。
最後まで楽しく、大いに盛り上がっていきたいなーーと、思います!」



前日に大きな地震(山形県沖を震源とするM6.7、村上市で最大震度6強の地震)が起き、不安もありましたが、
小田さんは、いつものように、あたたかく客席をつつみ、笑顔にしてくださいました。


立ち見の人もたくさん。
前回(6/1~2)の広大な四日市ドームに比べると、狭めのアリーナに設置された花道からは、スタンドがすぐそこに!
より近くに小田さんを感じられる会場に、観客のテンションは上がり通しです。
小田さんの向かう先々で、振り向いた側で、うわっ!という歓声、いや、悲鳴があがります(笑)
小田さん、照れ照れです。


「ここで、こっちを向いて歌うっちゅうことが、正しいかどうか判断に苦しみますが…決められたことなので(笑)」

客席の9割(推定)に背を向けて、「たしかなこと」を歌う小田さん(笑)

「隣の人に迷惑にならない程度に、歌ってくれたら。嬉しく思います。」


とにかく一曲終わるごとの拍手がすごい。。


「何を喋ろうか、一生けんめい考えて出てくる。『何をしゃべろうかノート』を書いてるんだけど、はしょって書いてるから、それを見ても何のことか思い出せない(笑)

『ジジイどこまで』…何だっけ?(笑)

ずっと考えてたけど、思い出せません。
それでは、懐かしい曲をやろうと思います
(唐突に)

(じじいどこまで…も突っ走るぞ!の略ではないか。)


「今の曲は、オフコースの時の曲ですけど、もう一曲、オフコース。
改まって言うことないんだけど、オフコースの時の曲です。って言っちゃうんだよね。」


オフコース、って言葉が聞けるのも嬉しかったりするオフコースファンは多いと思いまーす!


なんと美しい歌声なんだろう。
一曲、一曲が、心に深くしみわたってゆく…

私の周りでは、懐かしい曲を一生懸命に歌っている人も多かったです。
それぞれの人の数だけ、思い入れもある。
花道の小田さんに、皆の歌声が聴こえていたら嬉しいのですが。

感動の長い拍手をさえぎるように、テンポよく、次の曲へと進んでゆきます。


何度か、楽しい間違いがあって、そのたび盛り上がる客席(すいません)
「小さな風景」では、わざわざ高い方のメロディで歌ったりして…高音、出し放題か!

花道を何周も歩き回り、客席に降り、
アリーナがいつもより狭いせいか、距離が短くて、小田さん手持ち無沙汰…
ラブ・ストーリーは突然に~キラキラで、アリーナにおりるところを花道を進んじゃって、スタッフの指示で引き返したのかな?

風船もたくさん集まって、ぼんぼん蹴り飛ばし、勢い良すぎて目の前でバーン!と割れてびっくり顔

また星のラストめがけて、オンステ中央に行くも、曲はまだ続く(笑)
時間が余って、あっ!という表情で、後ろのスタンドの方へ、手を振りに行きむにゃむにゃ誤魔化すなど、かわゆい小田さんもてんこ盛りでした。


YES-YES-YESで、スタッフの人達がアリーナの一角に集まってコーラスしていますが、
キョードー北陸の方が、強く拳を握って全身を震わせ、声の限りに歌っていて…
力いっぱい魂が叫んでいるようなお姿に、涙がぶわっとあふれて止まらなかったです。

小田さんのコンサートを、大勢のスタッフの人たちが支えている。
たえず忙しく的確に動き、素晴らしい時間と空間を作り上げてくれる。

小田さんと志を同じくする方たち、と思っています。
チーム小田、すごいです。スタッフさん一人一人に御礼が言いたいです。
かけがえのない、最高の時間を、ありがとうございます。


「あっという間に終わっていきます。
とにかく、今はがんばって生きていこう。


(ジジイどこまで…の話もあったかな?)

会場の皆さんをじっくり見渡しながら、ぐるっと回っていったら、
僕と同年代の方よりも、思いの外、若い方もいる。
皆さん、元気で生きていってください。
僕もがんばります。」



アンコールの演奏前にはこんな言葉も。

「一曲でも、みんなが聴きたいと思う曲を、やりたいと思うのであります。」

小田さんはいつでも、みんなのことばかり考えてくれる。


すべてが終わって帰ってゆく、小田さんとバンドメンバーの皆さんに
いつまでも拍手を送りたかったし、感謝を伝えたかった。
客席中の笑顔も、熱い拍手も、太い歓声も、アンコールの声も、どれもが最高のライブだったことを物語っていました。
本当に、楽しかった!


・・・


2011年5月。
「長野でツアーをスタートしたことを、僕らは決して忘れません。」
と小田さんは言いました。(うろ覚えですが。)

私ですら2011年ぶりの…と思っていたのだから、
小田さんたちはなお一層、思いは強かったはず。


このツアーをやめてはいけない/歌うことがいつか役に立つ時が、きっと来る


あの日、重苦しい絶望を抱えつつ、祈るような思いで語られた、切実な予言は、
一歩ずつ、一歩ずつ進んでゆく、長い道のりの間に、
予想を遥かに超えた形で、ありがたくも…今なお叶えられ続けています。

もちろん、あれからも何度も打ちのめされ、大切なものを失い続け、
悲しみや苦しみは、途切れることはないけれど、

小田さんの音楽だけは、ずっと、傍らにありました。


小田さん、歌い続けてきてくれて、ありがとうございます。


今も、あのときも、小田さんの音楽が支えてくれた。元気にしてくれた。


グランドピアノを弾く背中が、ぽつんとライトに照らされて、
なめらかな指の動きとともに、ぐっと力を込めて歌う姿は、
涙でスタートした日よりもずっと、強くしなやかに、逞しく見えていました。

明るく、楽しく、元気に。
言い聞かせるようだった言葉は、
確実に力を持ち、私達を励ましてくれます。


心に強く刻まれた歌声。

「あなたを連れてゆくよ 手を離さないで」

そして

「あの日の勇気を 忘れないで」


8年ぶりの長野でのコンサート、心から、ありがとうございました。



作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用



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小田和正ツアー2011『どーも どーも その日が来るまで』2011/5/7(土)長野BIG HAT・1

テアトロンに、会いに行く 小田和正ツアーENCORE!!2018年7月29日(日)

2019-05-19 21:23:14 | 小田和正ツアー2018-19ENCORE!!ENCORE!!





横アリの続きを書いてたら、下書きに眠っていたメモが発掘されました…
2018年のテアトロンメモ。
今更ですが、忘備録で置いておきます
 
 
   
   
   
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※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器・携帯電話やスマートフォンの録音録画機能など、一切、使用しておりません。
すべて個人の記憶と、手書きの速記メモによる主観に基づくもので、実際とは異なります。
正確な内容は音楽系情報サイトなどを参照ください。


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「テアトロンに、会いに行く 小田和正ツアー2018"ENCORE!!"7/29」


アンコールというツアータイトルの、意味を決めるのは、小田さんではない。
小田さんが投げかけた言葉に、最終的に意味を見出すのは、日々の自分たちだ。



そう書いた、約半年前の熊本初日。
レポの下書きがたくさんたまった2018年アンコール。

終演後の横アリでライブメモ帳落としたり(痛恨)
何日も後に無事にメモ帳が発見され戻ってきたり(奇跡)(紅ゆずるさん表紙のおかげ)

ですが、初日~序盤のレポ(下書き)を読み返していると、

小田さんも緊張していただろうけれど、
自分も明らかに、いろいろなことを考えては、緊張していた様子が伺えて、
こんなにも、勢いのある、笑顔いっぱいのツアーになるとは、想像していなかった。

ENCORE!!ツアー、最高でした…


一方で、ツアーが始まってからも恐ろしい出来事が各地でおこり
延期になったり、やむを得ず来られなくなった人も、本当に多くいる。

万全の手を尽くした果てに、無事に開催された日もある。
会場には、その場にいる人だけではない、たくさんの人の祈るような思いが満ちていた。

どうかもうこれ以上、何事もありませんようにと、願うしかなく…


・・・


テアトロンの一週間ほど前。台風の予報が出た。
それてくれ…との願いも虚しく、台風はテアトロン週末の土日に直撃、関西上陸という最悪な状況に。

ライブ初日のお昼から、羽田発の飛行機が欠航になった。
私は飛行機に乗れずやむなく陸路で向かったけれど、初日をみることは叶わなかった。
心配かけた友達、ごめんなさい。


夜から明け方にかけての暴風雨。
ホテルの窓に打ち付ける、激しい雨音で目が覚める。
たまらずテレビをつけると、四国地方への台風接近に伴い、交通機関が全てストップしていると。

開催は、無理だ。と思った。

でも一縷の望みをもって、ジリジリしながらデュークの公式発表を待つ。


「予定通り開催します」

いやまさか、でも、やると言ったらやるんだ。デュークは本気だ。
本気でやってくれるなら、こちらも本気で向かうしかない。

でもどうしよう、私の持っていたのは志度駅からのバスチケット。JRも琴電も止まっている。
タクシーはどこもお断りの状況だった。

ヒッチハイク…?(いやいや)


ところが、お昼前にまず琴電が動き出した!!やった!!これでバス発着場まで行ける!!

まるで全員の祈りが通じたかのように、空が明るくなってきた。



晴れた。。



暑い!!


後に、日記とプレスで読んで知ったことですが、
テアトロンの初日が終了したあと、スタッフさんが機材をすべて撤去し、台風に備えたと。
そして、翌日、天候が回復してからまた機材を組み直したけれど、テアトロンの会場が停電していて、ギリギリまで開催が危ぶまれたと。
あの日のテアトロンのいきさつが、詳細に書かれたプレスの記事を読んで、涙が溢れた。

本当に、本当に、奇跡的な開催だったんだ。
それも、決して無謀ではなく、全てに万全の手を尽くして、責任を一切引き受ける覚悟の上で。

感謝、という言葉では言い尽くせない。


・・・


台風が過ぎ去った後、テアトロンの空の下、

ずっと ずっと 楽しかったね…

「さよならは 言わない」の途中で、ふいに涙した小田さん。


「あっという間の、奇跡のような二日間…終わっていくのは非常にさみしい、ホントに素敵な二日間でした。

ここまで歳を重ねても、また素敵な思い出を作れるんだ。と思いました。

また頑張って…また、はやめておきますかね。


・・・(泣いて覚えてない)

きっと元気な顔を見せて下さい。今日はどうもありがとう。」



「さよならは 言わない」と、小田さんが決めているなら、
私もためらいなく、「また、会いに行く」と言ってしまおう。

一緒に歌ってください、と言われたら、
隣の人に迷惑にならないようなボリュームで、小田さんと一緒に歌おう。


ツアータイトルを「ENCORE!!」とした意味は、いつか小田さんから明かされるのか
さよならは言わずとも、これが最後なのか…は、わかるすべもないけれど。


毎日がアンコール。

毎日、いっしょうけんめい生きていく。

アンコールしたくなるような、素敵な日々めざして。


そんなわけで。

ENCORE!!の意味がわかるのは、追加公演の、そのまた次のツアーの初日です!


2018年後半の下書きから)


・・・


これを書いた時すでに、追加公演の「次」のツアーの初日を心待ちにしてたようですが…(笑)

そんなわけで(笑)追加公演、スタートしております!

ENCORE!!ENCORE!!ツアー、最高の初日でした!

毎日がアンコール!小田和正”ENCORE!!ENCORE!!”5/14-15横浜アリーナ(1)

2019-05-17 22:50:27 | 小田和正ツアー2018-19ENCORE!!ENCORE!!
 

カフェのアイスドリンクカップが新しくなりました。表と裏。かわいい!


2018年ツアーENCORE!!の追加公演、小田和正ツアー2019・ENCORE!!ENCORE!!が、5月14日、横浜アリーナからスタートしました…が、
追加公演というよりは、新しいツアーが始まったみたいです!

ENCORE!!が2回…アンコール!!アンコール!!と続けるだけで、どうしてこんなにも気分が上がるのでしょうか~~!!

このツアータイトル、天才じゃないですか?!
なんなら昨年のツアータイトル(ENCORE!!)が、今年のツアータイトル(ENCORE!!ENCORE!!)のための、壮大なフリだったという…

6曲が新たに入れ替わって、雰囲気がガラリと変わりました。
超絶神セトリ再び…いや、「超超絶神セトリ」とゆってしまおう!

納得の選曲もあり、わーそこ来るか~!な曲もあり、驚きとともに感動で、うわー!うわー!とあたふたしてたら次の曲へ…ツアーで聴くのは11年ぶり?な曲も(感涙。)


「…知ってたら(ささやき声)」


もちろん知ってます~~~~!!!(崩れ落ちる)


そんな大事件もありつつ、
現時点でいちばん新しい「この道を・会いに行く・坂道を上って・小さな風景」4曲の素晴らしさも、ひしひしと感じました。

どこをとっても名曲揃いのセットリストの中で、待ってました!の存在感。
この、ENCORE!!ENCORE!!ツアーの、芯。

初めて聴いた時から好きだったけど、ツアーを経て更に好きになっている。
これぞ小田さんのツアー、ライブの醍醐味なのだ。。どんどん好きになってゆくのであります。


以下横浜アリーナ2日間のライブをつらつらと。
この先ネタバレがありますのでご注意ください 
  
 


   
   
  
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※ 当ブログにおけるライブに関する全ての記述は、録音録画機器・携帯電話やスマートフォンの録音録画機能など、一切、使用しておりません。
すべて個人の曖昧な記憶(齢には勝てない)と手書きの速記メモ(解読難しい)による主観に基づくもので、正確ではありません。
正確な内容は音楽系情報サイトなどを参照ください。



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半年前、横浜アリーナ。
もじもじと、追加公演決定の報告をしてくれた小田さん。
これほど嬉しいことはない、歓喜の悲鳴あふれる客席、
長いツアーの年内ラストの感動と、嬉し涙がごちゃまぜになった、あの日。。


そして、延期された2018年6月の大阪公演。

“今回の地震で被害を受けた方たちお見舞い申し上げます。さぞ驚いたことと思います。経験した震度5強でもものすごかったのだから6は想像を超えます。日常の生活は取り戻せたのでしょうか。大阪のコンサートを待ってくれていた人たち、会えなくて残念です。みんなきっといろんな都合をつけてその日を準備してくれていたのでしょう。”
(小田和正公式サイトBBSより引用)

コンサートに来られること、会えることが、とっても特別なことだとわかってくださっていて、延期は小田さんにとってもすごく辛い決断だったはず。
大阪でも、来られなかった人を気遣っていました。。
2019年1月、ENCORE!!ツアー、ファイナル。


同時進行で2019年3月放送「風のようにうたが流れていた」を作り上げ、
夢みたいに美しい音楽を届けてくれて


2019年5月。
昨年の様々な出来事を経ての、新しいセットリストを携えてスタートした、
追加公演と言う名の、新しいツアー!


場内の照明が落とされ…
君住む街へK.ODA妖精さんが飛び去り…


再び!列車の動力が入って!

K.ODA妖精さんが!無賃乗車して!(あ)

ふわあああ…っと…空高く舞い上がり… (って車両増えてる?!)

懐かしい光景、
懐かしい音楽、
懐かしいときめき、、


やがて、ステージ横の壁から小さな光が漏れて、

颯爽とした人影が花道に駆け上がり、

歓声に手を上げ、白いシャツを翻し、花道をまっすぐ歩いてくる…


おださああああああああああああ(号泣)


会いに行く、が始まった瞬間の、「ここに帰ってきた!!」感たるや…うう…
涙で前が見えなくなりかけたけど、小田さんが見えないと困るから泣かない!いやでも泣かせてくれ~~!!


小田さん、おかえりなさいーーーーー!!


横アリこそ我が家だ!!(もはや全国各地が我が家な小田さん。)


うわーこの曲がここにきたんだ!!

テンションあがるーー!!いい!!

花道歩き出したー~!!

客席ぁもう大騒ぎさ!!

夏の空に変わったあああーー!!

灼熱の、怒涛の、ロケットスタート…


「ENCORE!!ツアー終盤、もう少し続けていたくて。そんな気持ちになるのは、前はあったことは無かった。
スタッフに告げたところ、ぜひやりましょう!と。

半年、時間が経過して、お客さんも、もういいやって思ってるんじゃないか、余計なこと言ったんじゃないか…

でもこんな雨の中、たくさん来てくれて嬉しい。

あの、追加公演をしたい、と思ったときの気持ちに戻って、

おじさんは一生懸命やります。

追加なので、やることはだいたい、ほとんど同じ(笑)よく目を凝らしていただくと、ちがうとこも。

今回も、前回から続いてることとして、もし、歌いたくなったら、隣に迷惑にならないように(笑)歌ってください。

それを見ると、元気になりますから。



小田さん自身が、ENCORE!!ツアーをもう少し続けたかった。
その気持ちが、本当に本当に嬉しいです。

このかけがえのない時間が、いつまでも続いてほしい…そんなファンの願いと、小田さんの気持ちが、ぴたりと一致して、
その思いに応えるべくスタッフ出演者みなさんの尽力で実現した、追加公演。

奇跡みたいな一日、奇跡みたいなコンサート、奇跡みたいなツアーが始まったのだと、
小田さんの言葉でひしひしと実感しました。(そしてまた泣く)


♪ 雨上がりの…(初日が雨というのもある意味奇跡)

たくさんの思い出が重なった、大切な、大好きな曲。


「皆さんは、どんな季節が好きですか。唐突ですが(笑)

僕は、若い頃は夏が好きで、夏になると(わくわくする?そわそわする?)

夏になったからって何をしようと言うんでしょう。」


(この時の、照れたような…何かを思い出してるような、うつむき加減にはにかんで微笑む横顔が、
思わず叫びたくなるくらい、素敵だったのです。)

「最近は、(季節と季節の)はざまが好き。

カナカナ?ひぐらし?同じ?カナカナが鳴いてる頃の、夏の夕暮れ時。

奇跡としか言いようのない、素敵な時間です。」



そんなキュンキュンなMCのあと、歌い始めたのが。


うおおおおおおおきたあああああああああ


カナカナの声がきこえた気がした…

7月の終わり、灼熱の夏の日。
こんぴらさん詣での、奥社へと続く長い坂道。
木陰を吹く風が汗を冷やして一瞬の涼を運び、静けさののち、カナカナが繰り返し鳴いている。。

もしかしたら小田さんも、この声を聴きながら、樹々の陰が落ちる山道を歩いたのかなあ、とか…

小田さんの歌声と大好きなメロディ、
心の奥から湧き上がる思い出とで、胸がしめつけられる。


キザなことを言えば、時間が経っていくのが愛おしい。えへへ(笑)


はいはいはいはいわたしもーーーーーーーー!!!
いまの時間も、あの日の時間も、いとおしいです。

え、これいましみじみ記憶を掘り返してるんですけど、
こんなことを言われてよくわたし無事でいられたな。。
よくぞ正気を保った。さすがライブ中は気合が入っとる(笑)

この、右から左へと、とことこ移動しながらのMCが、喜びを抑えきれぬ客席に向かって返す笑顔が、とにかく…可愛すぎるやろ…(ぱたり


「夏の終りと、秋の気配。

どっちが先なんだ(笑)そりゃお前、夏の終わりだろう…と思ってたけど、改めて考えたら、別にどうとも言えない。

夏の終わりだって秋の気配はあるだろうし。」



で、秋の気配。。きたこれ。。
前の曲からの連続攻撃で、受けるダメージも2乗。(笑)


わたし、去年、盛岡でこの曲を聴いていて、新たにわかった気がしたんです。遅いけど。
失いゆく側のほうが、ずっとずっと辛い。

自分の中に、確かにあった、キラキラした大切なものが、ふと気づくと、すっと遠くに離れている。
あんなに近くで輝いていたはずなのに。
こんなことは今までなかった…とショックを受けるくらい。

ただどうしようもなく、大切なものが失われてゆく。
それを悲しみ、愛おしむ気持ちを歌った曲だったんだ。

以前「この曲は本当にあったことで」との衝撃の告白もあったようですが(笑)
過ぎ去ったものをいとおしむ、小田さんの楽曲にはそんな切なさがあって、
だからいつ聴いても、その時々の思いを重ねられるのかな…


かーらーの!!小さな風景…!!(トリプルコンボ。3乗

どうしてこんな歌が描けるんだろう。
小さな風景、というタイトルからしてもう…とっても個人の心に寄り添ってくれる。

広い横浜アリーナの、花道を端から端へと移動して。
たとえ客席に何千何万の人がいようとも、小田さんが歌うのは、ひとりひとりのための歌なんだ。


で、次ですよ…あれ?いつもとギター違う?なんだろう??と思ったら。


ファンへのおへんじーーーー!!(泣


あれですか、メインのモニターにも歌詞が出たのは、

お前らへの返信だからね(念押し)ってことでいいですか。

あ~~ほんとにもう、ツンデレがすぎる!!


あわあわしてたら、もう次の曲だよ!盛り上がるよ!

いなぴーと小田さんが向かい合って弾くギター、ラストのグータッチがうまくなってる(笑)
ふと…さよならみたいに、オリジナルに近いアレンジで演奏されたらどう感じるかな?
とりあえず一回失神するかも(笑)

続いてピアノの前へ。
エレキギターの次はグランドピアノ、小田さん大活躍だよ!

あの曲のあと、いつもと違うピアノのイントロが…

ここで、この曲は。
ぐっときましたね…
反則です(涙)

ふっと力が抜けて、眼前の風景がさあっと開けたように
小田さんが紡ぐ思い出の力を借りて、
自分も懐かしい場所へととぶように
なんだか、とっても、心が和らいだのです。

ライブの終盤で聴くのとは、また違う、意味合いがありました。
もっと、自分自身の、個人的な歌として聴けた気がします。
小田さん、うるうるしてなかったかな…
私はもちろん、泣きました。。


前半ラスト曲のイントロに、えっもう!!?と驚く(一曲少ない?)
花道を疾走する小田さんはホントにカッコいい。フォームが美しい。
あんなふうに走れたら、走りたくなっちゃうなあ。

NHKの密着ドキュメントでわかったのは、
小田さんはご当地紀行の時間、ステージ裏へのドアを入ってすぐのスペースに椅子を置いて、そこでゼリー飲料をとりつつ休憩してること。
ほとんど休憩らしい休憩はしてないんだ…

ここでTシャツも着替えてます(サービスショット)


これ終わらないや(笑)つづく(笑)

小田和正ツアー2019・ENCORE!!ENCORE!!日程・会場リンク覚え書き(追記)

2019-05-14 01:26:14 | 小田和正ツアー2018-19ENCORE!!ENCORE!!
本日スタート!ENCORE!!ENCORE!!*\(^o^)/*

5/13(月)スタッフダイアリーが更新されています♪→

この写真は…あの曲…!!


小田和正全曲ストリーミングも開始です!

Kazumasaoda.com→

全曲もってるけどストリーミングもしたい!!
というわけでさっそく アップルミュージックで聴いてみました。
うおう!全部ある…気がする!
8インチシングルも入ってるから
僕の贈りものシングルのカップリング、After forever もあるよーヽ(;▽;)ノ 

君にMerry Xmas -another mix- もある~!ヽ(;▽;)ノ


というわけで覚え書き:ツアー日程と各会場アクセスのリンクまとめ。(追記)


   
  

・・・


日程・開場/開演時間・会場・プロモーター

2019年
5月14日(火) 17:00/18:00 横浜アリーナ
5月15日(水) 17:00/18:00 横浜アリーナ
KMミュージック 045-201-9999

5月21日(火) 17:30/18:30 マリンメッセ福岡
5月22日(水) 17:30/18:30 マリンメッセ福岡
キョードー西日本 092-714-0159

6月1日(土) 17:00/18:00 四日市ドーム
6月2日(日) 16:00/17:00 四日市ドーム
サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

6月19日(水) 17:30/18:30 長野ビッグハット
6月20日(木) 17:30/18:30 長野ビッグハット
キョードー北陸 025-245-5100

6月26日(水) 17:30/18:30 さいたまスーパーアリーナ
6月27日(木) 17:30/18:30 さいたまスーパーアリーナ
キョードー東京 0570-550-799

7月4日(木) 17:30/18:30 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ
7月5日(金) 17:30/18:30 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ
ギルドネクスト 022-222-2033

7月18日(木) 17:30/18:30 神戸・ワールド記念ホール
7月19日(金) 17:30/18:30 神戸・ワールド記念ホール
キョードーインフォメーション 0570-200-888

7月30日(火) 17:30/18:30 愛媛県武道館
7月31日(水) 17:30/18:30 愛媛県武道館 
デューク松山 089-947-3535