つうさんのごちそうちょう2

ごはんと乾杯と音楽と小田和正ファンの記録(2005〜過去ログ)

小田和正さんの言葉その2。ENCORE!!ENCORE!!ツアーMCから

2019-08-16 07:48:24 | 小田和正ツアー2018-19ENCORE!!ENCORE!!


ENCORE!!ENCORE!!ツアーは全部で8会場16公演。
早くも長野でちょうど半分、さいたまから折返しです。

ENCORE!!ENCORE!!ツアーのMCから・その1はこちら→
  


  
  

・・・


※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器・携帯電話やスマートフォンの録音録画機能など、一切、使用しておりません。
すべて私個人の聞き違い多めで極めて曖昧な記憶と、解読困難な手書きの速記メモによる主観に基づくもので、実際とは異なります。



・・・



【2019.6.27(木)さいたまスーパーアリーナ】

「さっき、楽屋でふと思いついたんですが、僕が、実年齢よりも一回りも二回りも若くて、元気ハツラツでいるのと、
年相応に、ちょっとヨボヨボしてるのと(笑)どっちの感じが、僕はいいんでしょうかね?
どっちのほうが、みんなに好かれるでしょう?」


そんなの、どっちもいいに決まってるじゃないですか~


「どうもありがとう。こけちゃってすいません。こけたあとはずっと恥ずかしくていたたまれない…とってもはりきってるおっさんがいいか、年相応なおじさんがいいのか、余計なことを言ったせいなのか…ずっと考えてました。こけた部分も使うかもしれませんが、もしかして付録みたいのでこんなことがありました、みたいな。とにかく私は大丈夫ですから。
要の縄張りである大宮へ…あ、シーンとしちゃった(笑)またいつか帰って来るかわかりませんが、また最後に立ち直ったように(?)
皆さん、元気で。元気に暮らしていってください。」


小田さん一回りもふた回りも若々しいどころか、
大事な時に限ってアクシデント起こすのがなんかもう…遠足の前日に熱を出す小学生か!

1992年 横浜スタジアム
2008年 東京ドームのリハ
2019年 さいたまスーパーアリーナ←new!

永遠のやんちゃ男子。
全く反省しない。
でもそこがいい。
リベンジする未来が見えた気がする。


【2019.6.27(木)さいたまスーパーアリーナ】

「昔から曲を書くときは必ず、いい曲!(ひとさし指をピシッと立てる (`・ω・´)b)ということでスタートしますけど、いまだに『いい曲』とはなんであるかなどわからない。
書いた曲が、好きだと言ってくれたら嬉しくて、次につながってきた。
では、あの頃、みんなが好きだと言ってくれた『秋の気配』をやりたいと思います。


「今日は収録に協力して頂いて。なんか、気遣いが嬉しかったです。
今日はやっていて、一瞬、どこの会場にいるかわからなくなることが何回かありました。
決してさいたまがどうこうと言う話ではなく、

本当は参加したかった全国の人たち…(くしゃっと泣き顔になる。小田さん涙声。。)

(しばし、涙をぐっとこらえて…)

…そんな人達の気持ちが、届いたんじゃないかと思っております。

このツアーで涙を見せると、特別な意味があると思われるんじゃないかと、ずっと我慢していましたが…
先のことはわからないですが、さっきも言った、いい曲を書いて。ただそれだけを考えて。
今日はありがとうございました。」


涙をこらえながら。
いい曲を書いて…と言ってくれた。
ただそのひとことだけがとても嬉しい。嬉しいよう~。(涙)
今はゆっくりして頂いて、あまり根を詰めないで…小田さんが書く曲ならいい曲に決まってるから…


【2019.7.18(木)神戸ワールド記念ホール初日】

「一年半にわたり、ENCORE!!、ENCORE!!ENCORE!!ツアー続いて参りましたが、いよいよ大詰めです。みんなに支えられて、本当に楽しいツアーでした。今日も思いっきり、楽しく、楽しく、盛り上がっていきたいと思います!」

「楽屋でいろいろ考えてたら、隣でバンドの連中がコーラスの練習をしていて、それがとっても幸せな気持ちにしてくれた。ありがたいな。その曲をやりたいと思います。」


短いイントロの後、バンドのコーラスで始まった「夏の終り」。感動で震えました。
もうバンドも小田さんも最高すぎて、ツアー残り3本とか信じられない。もっとやろ?


「どうもありがとうございました。
ここでしゃべることになってるわけで…何をどうしゃべったらいいか、答えを見つけられない。
あと3本ちょっと…へへへ(笑)

余計なことは言いたくないな。インフォメーションは(?)気持ちは伝えたいな。
こんな風な歌を歌ったりしながら、71まで…72にもなって。まだちょっとあるけど(笑)歌い続けるとは思いませんでした。
長生きしてください。
なんかもしかしたら出来ることがあるかもしれないから、生きていこうと…
(歓声でよく聞こえませんでした)

今年はイノシシ?オレ知らなくて。オレの年だったんだ。
何て言うんだっけ?(年男ー)年男!
72にもなって年男なんてあるんだ、同い年の人は?(手が挙がる)思いの外少ないですね。頑張りましょうね。」


横浜初日に「追加はこれ以上しません」ときっぱり宣言してたのに比べ、今日の小田さんの歯切れの悪さ…(笑)
「ここでしゃべることになってるけど、何をどうしゃべったらいいか…余計なことは言いたくないけど…」って、めちゃ言いたいことある風情。
また会おうぜ!でいいじゃないですか!


【2019.7.19(金)神戸ワールド記念ホール2日目】

「ENCORE!!ツアーの終盤、ENCORE!!ENCORE!!と銘打った追加公演を決めて、残すは愛媛、一つ前の神戸。ずいぶん先の話だと思っていたらもう今日になってしまった。
楽しく、楽しく…いくばくかの寂しさはあいりますが、大切に、大切に、演奏していきたいと思います。もし歌いたいなという曲が出てきたら、遠慮なく歌ってください。」

「自分は、昔好きだな、と思った曲は最近いまいちだなと思うことはなくて。なくて(笑)今もいい曲ですね。
昔はいまいちだ、と思った曲が、今はいいな、ということがある。僕は偏見が強いので、勝手にシャットアウトしてるとこがあるので。そういう曲があります。
自分の曲は…そういうことがあればいいけど。
この曲は、まあまあですかね。」


小田さんの曲は、昔好きだな、と思っていて、そこからどんどん好きが増していくシステムです(笑)


「曲のタイトルはとっても大事。
どうしても、タイトルを歌詞の中から取り上げたくない時がある。
その典型が『Yes-No』。
"君を抱いていいの”が何回も出てくる。
もう(タイトル)『君を抱いていいの』でいいか!と思っても、いやいや。
考え抜いて、『Yes-No』というタイトルが出来上がりました。

次の曲のタイトルは、『こんなことはなかった』でいいか。
ほとんどそこへ行きそうだったけど、見事に、『秋の気配』というタイトルに行き着きました。」


は~タイトル大事だな~。絶対に『Yes-No』がいいし『秋の気配』以外ありえない。


「ありがとうございました。
昔、そんな昔じゃないか。友達が『小田、お前、ありがとうを言いすぎじゃないか?ありがとうが安っぽくなるぞ。』やなやつがいるんだよ(笑)

…さらに多くのありがとうを、皆さんに言わせて頂きたいと思います。
本当にありがとうございました。」


もう、、泣きすぎて水分が全部でた。うええ(泣)
ありがとうはこっちの方だし、ありがとうをいくら言っても言いたりないし、ありがとうの詰め合わせを夏のギフトで贈りたい。

小田さん、ありがとう。本当にありがとうございます。



最終地の愛媛につづく。

小田和正さんの言葉。ENCORE!!ENCORE!!ツアーのMCから。その1

2019-08-10 23:45:11 | 小田和正ツアー2018-19ENCORE!!ENCORE!!



愛媛県武道館での感動的なファイナルは終わっていったけれど…私のツアーは終わっていなかった。小田さんからのBBSメッセージを読むまでは。

8月8日に更新されたメッセージを読みました。

もうね…。ツアー中に流した涙と同じ分量くらい泣きましたし、読み返すとまた泣く。。

はじめはPCから読んで、ひとしきり泣いて、
もう一度読み返そうと思って今度はスマホ画面でみたら、スマホが
「70過ぎたってへっちゃら」を、
「70過ぎたってへっ
ちゃら」と改行してたせいで、

「70過ぎたっ、てへっだとぅ…さっきは気づかなかったぜ…なんて可愛らしいことを…(身ぶるい)と思ったら、ぜんぜん違いました。

ENCORE!!ENCORE!!ツアーの間、ずっと楽しくて、楽しくて、いつもなら終わりに近づくに連れてさみしくなったりするのにそれもなく、ずっと楽しかった。なんでだろう?
やっぱり、アンコールなツアーだったからだ。と思った。

ENCORE!!ツアー本編最終地の大阪城ホールが1月に終わって、高揚した気持ちのまま、拍手して手拍子してお水飲んでアンコール!ってゆって、あと少しで小田さんがゼリー飲料を飲んでTシャツを着替えてあのカーテンの向こうから花道へと飛び出してくる!その瞬間をひたすらワクワクしながら待っているような、めちゃめちゃテンション上がりっぱなしのあの感じ。
ENCORE!!ENCORE!!ツアーの間中、ずっとそんな気持ちで、毎回が全力で、毎回がとっても幸せだった。

新しくなったセットリストも最高だった。
小田さんはますます元気で、かっこよくて、おちゃめで、客席を愛おしそうに眺めて、縦横無尽に客席に突入していった。

不思議なんだけど、2000年頃のツアーを思い出したりした。個人主義を出して以降、こっちがついていけないほどハイスピードで猛進してゆく小田さんの、あの頃のライブを彷彿とさせる瞬間が、何度もあった。
なおも進化し続ける小田和正、をひしひしと感じていた。


最終日の愛媛では…
まったくなんでそんなことを考えたのかわからないけれど、

音楽の神様がいたとしたら、今、ここにいるのかも…とぼんやり思っていた。

その、小田さん神!とかではなく(笑)もし、ポップ・ミュージックの神様の存在を信じるとしたら、小田さんの力を借りて、今この会場でその姿を解き放っているのではないか。

小田和正という名の音楽の神様が、目の前の小田さんの身体を借りて歌っているような。(何を言ってるんだ)

花道を歌いながら歩いてくる小田さんは、いつものようにシンプルな白い服にスニーカーで、手を振りまくる客席に応えて、ちょっとだけ立ち止まって振り向いて、去ってゆく背中はしびれるほどかっこよくて、

だけど…こんなにすらっとスリムで、鍛えてはいても決して頑健なタイプではない、御年71歳の小田さんが、どうしてこんな風に、ものすごい歌声をずっと響かせ続けられるんだろう?
3時間、ほぼ休みなく、歌って、弾いて、走って、階段上って、アリーナ歩き回って、、おかしいだろ!
そんでライブ翌日はゴルフって(笑)おかしいだろ!!

小田さんはずっと、たくさんのものを背負い続け、歌い続けてきて、
きっともう小田さんは半分くらい、みんなの小田さんになってるんじゃないかなあ。

愛媛の「たしかなこと」リハーサルとか、ラブ・ストーリーは突然にで、わすれなーいー、とコーラスパートを歌ってくれたこととか、キラキラでカウントをとって振り向いた瞬間の笑顔がとってもステキだったこととか、神戸のロミオとジュリエットとか、いなぴーと有賀さんと三人で肩を寄せて歌ったアンコールの会いに行くとか、書いておかなきゃいけないことがてんこ盛りですが(リクエストすいません、夏休みがんばります)

小田さんの、ENCORE!!ENCORE!!での言葉を、振り返ってみます。
とりあえず簡潔にMCだけ抜粋して…と思っても、やっぱ長くなったので、分けます。
まずはツアー前半から。
  
  
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※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器・携帯電話やスマートフォンの録音録画機能など、一切、使用しておりません。
すべて私個人の聞き違い多めで極めて曖昧な記憶と、解読困難な手書きの速記メモによる主観に基づくもので、実際とは異なります。



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【2019.5.14(火)横浜アリーナ初日】

「どうもありがとう!
ENCORE!!ツアー終盤、もう少し続けていたくて。
そんな気持ちになるのは、前はあったことは無かった。スタッフに告げたところ、ぜひやりましょう!と。
半年、時間が経過して、お客さんも、もういいやって思ってるんじゃないか、余計なこと言ったんじゃないか…でもこんな雨の中、たくさん来てくれて嬉しい。
あの、追加公演をしたい、と思ったときの気持ちに戻って、おじさんは一生懸命やります。
追加なので、やることはだいたい、ほとんど同じ(笑)よく目を凝らしていただくと、ちがうとこも。今回も、前回から続いてることとして、もし、歌いたくなったら、隣に迷惑にならないように(笑)歌ってください。それを見ると、元気になりますから。」

「キザなことを言えば、時間が経っていくのが愛おしい。えへへ(笑)」


「一生懸命やりました。このあと追加はありません。
明日来られる方もいらっしゃると思いますが、来ない方はこんど次いつ会えるか全くわからない。ぜひとも皆さん、元気でいて頂きたいと思います。
どうもありがとう。」


【2019.5.15(水)横浜アリーナ2日目】

「知ってる曲があったら、積極的に歌ってください。しかしながら、隣の人に迷惑にならないように。」

「追加公演、やらしてもらいました。
追加はもうこれ以上しません。
ENCORE!!ENCORE!!をもって、これから全国へ行って参ります。
そういうことで、先のことは全くわかりません。みなさん元気でいてください。
どうもありがとうございました。」


小田さん、スタートで気合十分、最後の言葉は比較的そっけない(笑)追加公演!を強調されてます。なんと申しますか、正直な方です(笑)
でもとっても素敵な初日&2日目のスタートでした~。新しいツアーが始まったみたいです!


【2019.6.1(土)四日市ドーム初日】

「どーも!こうしてたくさん集まってくれて。追加公演をやってもらって、本当に良かったと思ってます。前回、リハーサルしたとき、明るいし、ぽわんとしてて、しまらないな…どうかと思っていましたが、コンサートが始まったらとってもいい雰囲気の、心に残るコンサートでした。今日も一生懸命、さいごまで 楽しくやっていきたいと思います。よろしくお願いします。」

「久しぶりにゴルフに行ったら、急に胸がきゅってなって、、あ、時々なるんです。そういう方多いでしょ?検査行ってるから大丈夫。でもいつもと違う。で、見てみたら、虫なんですよ(笑)虫キライなんですよ~こっち見てるし(笑)アブ?みたいの。払おうとしたけど払えなくて。刺されて、今はかゆくなってます(笑)子供の頃はともかく、いい大人になってアブに刺されるなんて…なにやってんだろ。」

アブは、純真な子供の心を失っていない人を刺します。本当です。(うそ)

「どうもありがとう。楽しみにしていた四日市ドーム、もうちょっとで半分終わって行きます。あんなに明るくて、日が差し込んでいたのに、いつの間にかしっかり夜になってしまって…。
先のことはわかりません。とにかくみなさん元気でいてください。」

周囲がガラス窓でカーテンがなく、さながら半野外の会場。ちょうどステージの向こうに夕焼け空が見えて最高の雰囲気。
小田さんは昨年テアトロンで着用していたTシャツ、野外気分でとっても盛り上がりました。


【2019.6.19(水)長野ビッグハット初日】


「長野へは8年ぶりに戻って参りました。
東日本大震災でツアーが延期され、その結果、長野がスタートになった。
当時は何をどうしゃべったらいいか、とっても緊張したことをよく覚えています。

昨日、地震があって…
でも、こうして、今日を迎えることができました。
皆さんも集まってもらってどうもありがとう。
最後まで楽しく、大いに盛り上がっていきたいなーーと、思います!」


「あっという間に終わっていきます。
とにかく、今はがんばって生きていこう。

会場の皆さんをじっくり見渡しながら、ぐるっと回っていったら、
僕と同年代の方よりも、思いの外、若い方もいる。
皆さん、元気で生きていってください。
僕もがんばります。今日はどうもありがとうございました。」


この会場もものすごい盛り上がり!温かなお客さんが多かったな~。周りのはじめましてな人たちと、今日は歌いましょう!って一緒に歌ってニコニコ盛り上がって。また素敵な思い出ができました。


【2019.6.20(木)長野ビッグハット2日目】

楽屋で久々に逆立ちにチャレンジして、
「これできないと今日のコンサートうまくいかない、とかそういうこと考えるたちなんです(笑)」
で、見事成功したそうです!そのせいか絶好調!昨日より多く花道走ってた!

「長野を楽しみにしていましたが、終わっちゃうんですよね。
こっからはなかなか余計なことは言えない。できるだけ健康に留意して、
夢みたいだけど(聴き取れず)
体を大事にして、心も大事にして。長生きしてください。
どうもありがとうございました。」


余計なことは言えない…
(その直前:ラブ突キラキラ客席突入→花道全力ダッシュ→YES-YES-YES絶唱→間髪入れずグランドピアノ弾き語り)

…また会おうぜ!以外、選択肢が浮かばないなあ。。(と、このときは思っていた。)



つづく。
 



小田さん公式サイトにBBSメッセージ!

2019-08-08 18:35:51 | 小田さん
小田さん公式サイトにBBSメッセージです!

FAR EAST CAFE BBS→


小田和正ENCORE!!ENCORE!!横浜アリーナちょっとだけ続き。

2019-07-12 08:46:46 | 小田和正ツアー2018-19ENCORE!!ENCORE!!



5月の横アリがまだ途中だったので、ちょっとだけつづき。(さいたまのつづきは?)(長野2日目は?)(四日市は?)
…今月号の「へい!いらっしゃい」が去年の7月の話だったので、見習っていこうと思います( ー`дー´)キリッ

5/14 横浜アリーナ1→
6/19 長野ビッグハット初日→
6/28.29 さいたまスーパーアリーナ1→

以下ネタバレがあります。
  


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※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器・携帯電話やスマートフォンの録音録画機能など、一切、使用しておりません。
すべて個人の記憶と、手書きの速記メモによる主観に基づくもので、実際とは異なります。



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二日目のMCから。。

「誰かが追加公演やるって話を聞くと、そんなの最初から決まってんじゃん。と散々悪口を言ってきましたが、こういうことになると、あ、そういうことあるんだな。と反省しております。(笑)
反省しつつ、一生懸命、歌っていきたいです。
(ENCORE!!ツアーと比べて)微妙に、あ、ちょっとここ変えたんだな?と、そういうとこにこだわる人は聴き逃しのないように。(笑)

(すごく変わった感じがするー!新しいツアーみたい!)

知ってる曲があったら積極的に、しかしながら隣の人の迷惑にならないように、楽しく歌ってください。」

「以前、ラブソングの神様、と書かれたことがあって、とってもイヤで。収まってホッとしました。
何十年か前、二人でやってた頃はマンネリと書かれて傷ついた。それからしばらくして、「普遍的」とほめられて、嬉しかった。マンネリも積み重ねると普遍的になる。

ラブソング、しばらく書いてない…なかなかラブソングを書こうという気が起きないです(笑)
次の曲は、一見、ラブソングに思えますが、夏に寄せる思いを書いた曲です。」

「昔はなんだか秋が好きでした。「秋ゆく街で」という曲を書きましたけど

♪まるで… 秋を…

次の曲、これもラブソングかもしれないです。」


ぎゃおー、『秋ゆく街で』ほんのちょっとだけ、歌ってくれた!
うち帰ってさっそくアルバム聴きました。
今の小田さんに、歌ってほしい懐かしい曲が、たくさんあるなあ。。
もちろん、新作の”ラブソング”も、大歓迎でございます!


「Yes-No」で、花道をぐるっと歩きながら歌ってくれるのですが、二日目は初日よりさらにぴょんぴょんしてた気がします♪回を重ねるごとにぐいぐい調子を上げてきてます♪
にっこにこで、スタンドの上を見たり、手を振る人たちを指さしたり。
スタンドのてっぺんで飛び跳ねてブンブン手を振ってる人たちを、嬉しそうに見ながら。
そんな小田さんを見ていられる幸せ。。花道システムありがとう。。


ご当地紀行は、昨年のENCORE!!ツアーの全国名場面でした。
横浜ちょっとだけご当地は、赤レンガ前、伊勢原市の大山阿夫利神社、本牧公園。
やっぱり階段を登ってました!
神社の方にコーヒーをすすめられた小田さん、そこからの景色がとっても良くて、行ってみたいところがまたひとつできました。

「ENCORE!!ENCORE!!ツアー全行程、無事に完走できるように、心をこめて祈願したいと思います。」

ご当地映像の終わりの方は、バンドと小田さんがステージに戻ってきて一緒に見ているのですが、2日目は右の肩~腕をぐるんと回してる小田さんを目撃。さっそく真似してみる(ぐるん)

後半も、思いっきり盛り上がっていきたいと思います!
…からの、後半スタートの、ギターのイントロが大っ好き!!


・・・


今回の横浜アリーナ初日で、一番泣いたのが、まさかの「キラキラ」でした。
小田さんはいつものように、花道から降りて客席の真ん中を突っ切り、外側へ。そのままアリーナ客席の階段を上がり始めます。
広い会場を、早足でぐんぐん歩いてゆく小田さんを肉眼で追っていたら、あまりに遠くて、その姿はとっても小さくて、見失いそうになるのだけど。ゆく先々でのわああっ!という喜びの輪が、波紋のように広がっていくのがわかって、きっと今あのあたりなんだな…一段、一段、歌いながら上ってるんだな、、

誰か駆け寄ったりすると、小田さんが引き返してしまうのが、見ているとよくわかってもどかしく。手を伸ばさずその場で待っていれば、近くまで来てくれたかもしれないのに…

と、あるポイントで、一気に駆け上がって、何かを目指すように、ぐいぐいと進んだので、ん?と思い目を凝らしたら、、

小田さんは、上段に設置された、車椅子席エリアに到達していて、ひとりひとりとがっちり握手を交わされていました。みんな本当に嬉しそうで、感激が伝わってくるようで。

いつのまにか、あんな遠くて高いところまで。
ひとりひとりと握手をし、
階段を下りては、また上って
ライトと歓喜の輪の中で歌い続ける。

その、小田さんの様子を見ていたら、ボロボロに泣いてました。
曲は最高に!楽しくて幸せな「キラキラ」なのに。

この日だけでなく、今までもずっと見てきた光景なのですが
あえて肉眼で、豆粒のような小さな姿を、時々見失いながらもずっと追い続けていたら、小田さんを見る…というより、小田さんの気持ちが、小田さんの形をして(ん?)会場中に届くのを見ていたような感覚になりました。
ライブ後半、体力も使いに使っての階段上り、歌いながらのアリーナ一周。
普通の人は、半周でもへとへとになるはず。それを毎公演なんて本来は不可能ではないか。
小田さんの気持ちが、可能にしてる。

今だから出来ること それを決して 忘れないで
この時 この二人 ここへは戻れない
本当に…小田さんありがとうーーーー!!(泣


・・・


「追加公演、やらしてもらいました。
追加はもうこれ以上しません。
ENCORE!!ENCORE!!をもって、これから全国へ行って参ります。
そういうことで、先のことは全くわかりません。みなさん元気でいてください。
どうもありがとうございました。」



アンコールの一曲目は「風のようにうたが流れていた」
ツアーで聴けるのは久しぶりのこの曲、ピアノのイントロを弾き始める瞬間、
ささやくように「…知ってたら」(一緒に。)

知ってますともーーーーーー!!!!!(壊

ここ、2日目は「良かったら、一緒に。」

はい一緒にーーーーーー!!!!!(壊


2回目のアンコール、2日目は初日と違って「ダイジョウブ」でした。横浜の歌でもあるんですよね。
アンコールを求める手拍子が揃って、一段と大きくなります。

最後は「また会える日まで」
また会えるまで…の次、「まっ」とフライングが

エンディング。
K.ODA妖精さんが、列車に乗って、夜空へ飛び去っていきました。


ENCORE!!ENCORE!!ツアー、始まってしまいました。
始まったらあっという間です。
もう追加はありません。

"追加"は。

あと4公演。素晴らしいものになりますよう!



作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用

小田和正「ENCORE!!ENCORE!!」2019/6/26(水)27(木)さいたまスーパーアリーナ・1

2019-06-29 15:58:35 | 小田和正ツアー2018-19ENCORE!!ENCORE!!

(いいかげんマフラーは暑いです。。)

ENCORE!!ENCORE!!ツアーも長野で折り返し。
後半スタートのさいたまスーパーアリーナは、映像収録ありライブということで、
アリーナ中央やステージ脇に大きなクレーンカメラがあり、いつもとは違う外部のスタッフさんらしき人が大勢いました。
2日目はクレーンは撤去されて、客席が増えていました。

いつもと同じように、でもいつもとちょっと違う。2011年東京ドーム以来の、映像収録ライブです。
以下ネタバレがありますのでご注意ください。

先週の 2019/6/19(水)長野ビッグハット初日の日記はこちら→
  
  

  
  
  
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※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器・携帯電話やスマートフォンの録音録画機能など、一切、使用しておりません。
すべて個人の記憶と、手書きの速記メモによる主観に基づくもので、実際とは異なります。



・・・


収録日2日目、6/27のラストMCより。

「今日は収録に協力して頂いて。なんか、気遣いが嬉しかったです。

今日はやっていて、一瞬、どこの会場にいるかわからなくなることが何回かありました。
決してさいたまがどうこうと言う話ではなく、

本当は参加したかった全国の人たち…
(くしゃっと泣き顔になる。小田さん涙声。。)

(しばし、涙をぐっとこらえて…)

…そんな人達の気持ちが、届いたんじゃないかと思っております。

このツアーで涙を見せると、特別な意味があると思われるんじゃないかと、ずっと我慢していましたが…
先のことはわからないですが、さっきも言った、いい曲を書いて。ただそれだけを考えて。」


この時、夢、という言葉を言ったような気もしますが、、
ものすごい拍手と声援で聴き取れませんでした。


たくさんの人の思いを背負い続けてきた小田さんの、張り詰めた心がふっと柔らかくなったのは、やっぱりみんなのことを思った時だった…というのが、もう…
ごめんなさいとありがとうが入り混じって、どうしていいかわからない…


続いて歌い始めた「君住む街へ」
小田さんの声が、涙で震える。。
泣くのを必死でこらえて歌おうとする小田さんを、会場の歌声が包みます。

みんなの声が、はっきりと聴こえました。

その声に力を得て、最後は、力強いシャウトで、本編が終了しました。


・・・


2019/6/26(水)さいたまスーパーアリーナ、まずはいろいろあった初日から!


「暑い中、集まってもらってどうもありがとう。
ENCORE!!ENCORE!!ツアー、今日明日と収録です!
…シーンとしてしまいました(笑)ご存知ですか?

前をクレーンが横切ったりしますが、その分、一生懸命がんばりますので、よろしくお願いします。
一生懸命がんばります、ってどう頑張るのかわかりませんが(笑)とにかく頑張ります。

収録ということで、お行儀が良すぎて、シーンとしてしまう恐れが…(笑)
粗相があったり、変なことがあっても、カットしますので大丈夫ですから。(笑)」



「カットしますので大丈夫」
これが壮大な前フリになるとは…この時は誰も予想していなかった…(ゴゴゴ


「楽屋にいつもバナナを用意して頂いて、即効性エネルギーの補充に、半分に折って食べて出てきます。(さすがアスリート)

子供の頃は、バナナはたいそう高級品で、東京のおじちゃん、親父の兄貴が、うちに来るときだけ、お土産にバナナを食べられる。一本だけ、なめるように食べた(笑)

いつの日かバナナを思い切り食べたいと思っていました。あの時代が幸せだったな、っていう気がしています。バナナがたいそう高級品でしたね。」



いつの日か、バナナを思い切り…は、きっと、
いつの日か、好きなレコードを思い切り…!と、似てるかもしれません。
お年玉をはたいて買って、なめるように(笑)大切に聴いた、オフコースのレコード。
新品のLPをビニール袋から取り出す時の匂いが、本当に幸せでした。
CD、配信、ストリーミングに移り変わっても、あの頃の気持ちが、いつでも原点にあります


「さっき、楽屋でふと思いついたんですが、僕が、実年齢よりも一回りも二回りも若くて、元気ハツラツでいるのと、
年相応に、ちょっとヨボヨボしてるのと(笑)どっちの感じが、僕はいいんでしょうかね?
どっちのほうが、みんなに好かれるでしょう?」



どっちも 。


では、『秋の気配』を、年相応な感じで(笑)どんな感じなんでしょう(笑)]


♪ あれが…

「あ、すいません!(笑)ひゃー、、すいません。
年相応の、秋の気配を、間違えてしまいました…」
(笑)(喝采)

またしてもこれが壮大な前フリになろうとは…

新たな可能性が広がるなら年相応でも若くてもなんでもオッケーです!
年相応に渋いツイードのスーツを着た小田さんが、革靴にステッキで(脳裏に浮かぶ緑の日々PV)
花道を…走る!

・・・(?_?)

走っても走らなくても、楽屋で逆立ちしても、
小田さんが小田さんらしく歌う、それがすべて!

花道を歌いながら歩いてきて、歌が終わったところで客席を振り返り、ぺこっとお辞儀を。
そんな仕草も、年齢らしさなど関係なく、小田さんらしくて美しいと思うのです。

・・・

ミラーボールが回って、小田さんがアリーナを突っ切り、スタンド200レベル前へ。
ライトが当たって眩しそうに、キラキラとした瞳で、スタンドを見上げます。
何万人の観客…ではなく、小田さんの音楽を愛するひとりひとりの人たちの、嬉しそうな顔、顔…
こんなにもたくさんの笑顔に囲まれて、小田さんが歩いてゆきます。
みな収録のことなど忘れて、最高潮の盛り上がりです!


このあと、ちょっとしたアクシデントがあり。
それまで絶好調だった歌が、ガタガタになりました(笑)
あきらかに動揺して、他のこと考えてますな…苦笑いのような表情も。そりゃそうだ!

でも、広いスーパーアリーナの、急勾配の階段を、ぐるっと一周、上り下りした直後の、すごい走りだったんです!
「あのスピードで走りたかった」いつかの言葉がよぎりました。

「えー、ご心配をおかけしました。問題ないです!歌います。」

でもまだ声が動揺を隠せてないです…


「こけちゃってすいません…。こけたあとはずっと恥ずかしくて、いたたまれない…
とっても張り切ってるおっさんがいいか、年相応なおじさんがいいか、なんてきいたから。
こけた部分は使うかもしれません…最後の付録でこんなことがありました、みたいに…
とにかく私は大丈夫ですから。」


見た感じ大きな怪我もなさそうでしたが、収録を止めないよう我慢していたらどうしよう。
いっそ途中でぴたっと止めて、怪我をチェックして、仕切り直してもいいのに…と思いましたが、

そもそも小田さん、大きなライブがあるたびに、なんかやらかしてるんだった!
横浜スタジアムしかり、東京ドームしかり。
やったあとは、くよくよするわりに、反省はしてないと思われる。
一回りも二回りも若いどころか、永遠のやんちゃ男子…


しかしその後はびしっと立ち直り、
「またたく星に願いを」では風船を思い切り蹴っ飛ばして、割れてびっくりして(笑)

ラスト、花道をダッシュでオンステに駆け上がり「どーもーー!!」
冷や冷やしつつも見事にリベンジ!!*\(^o^)/* とりあえず、足は大丈夫かな?!


さて、長野の2日目に、サイリウムが配られた話はしましたっけ(下書きのまま)

さいたまでも、入り口で全員にサイリウムが配られました。
開演前、木下さんから、「アンコールのとある曲の前に、モニターに合図が出るので、折って光らせてください。それまでは決して光らせないようお願いします。」と説明がありました。

先週の長野では説明書のみだったので、フライングで光らせてしまった人がけっこういて、
小田さんから「それ、いま折っちゃいけなかったんじゃない?聞き分けのない人たちだ」(笑)とダメ出しが(笑)

今日はうまくいくかな…?

と、始まる前はドキドキしていたのですが、なにせいろんなことがありすぎて(笑)みんな小田さんの無事を願う一心で、サイリウムがあることすっかり忘れてたかも(笑)
とにかく、小田さんたちが喜んでくれるなら何でもします!

と、ついにモニターに合図が出ました!けっこうベタです!笑い声が起きます!
慌ててカバンからがさごそ取り出す(忘れてたから)

ぱぱぱぱ…と、みるみるうちに、灯りが点灯しました。
スーパーアリーナの、高い高い天井のてっぺんまで、まっ白なサイリウムの光が埋め尽くしていきます。



無数の白い輝きがゆらめく光景に、うわあ… と、感嘆の声が上がりました。
なんて綺麗なんだろう。


灯りの数だけの夢。。

そして 同じだけの愛。



本当に、夢のような景色でした。


曲が終わって、小田さんが花道の先でバンドメンバーを迎えます。
ここまで、たどり着きました。サイリウムも、無事、大成功です!

しかし…無事には終わらなかった!(笑)


「また会える日まで」を、バンドメンバーとアカペラで歌い終えた直後です。

小田さんが、マイクを持ち、真面目な声で話し出しました。

「みなさんの(サイリウムの)変な動きが、歌と合わなかった…(笑)」

みんな、場内がすっかり明るくなってるのに、感動のあまりなんとなーくサイリウムをフリフリし続けていたのです。それも陶酔して、めいめい勝手な動きで(笑)

「ここは、振らずにじっとして…なんなら、しまってもらって。

うひゃあ全員にダメ出し(笑)/(^o^)\

もう一回、歌います。」


長野でも歌いにくそうだったのはこれか~。
しかも、サイリウムを持ったままでは、拍手ができないんです。
なので、最後はいつも、ものすごい拍手なのに、ぱちぱちぱち…みたいな、パンチのない拍手で。

小田さんに叱られて、さっとサイリウムをしまう我々(抜群の統率力

もう一度、仕切り直しの「また会える日まで」
この歌声が、とっても素晴らしくて!
やり直ししてもらえてよかったー!!

小田さんが、ステージを後にします…これで終わっちゃうかな…と、
ひょっこり、戻ってきてくれました!!大歓声です!!
バンドの皆さんも、すっごく嬉しそうな笑顔!

最後にもう一度「会いに行く」

小田さんが、歌いながら花道をぐるっと一周します。
なんかもう感動しすぎて、一緒に歌いたいのに、涙で声が出ない…

なんていい曲なの…なんて幸せにしてくれる曲なんだろう…
ずっとライブで歌ってほしい曲。

「会いに行く」。すべてを乗り越える、強い力を持った歌。


・・・


3時間を少し超えて、収録初日のライブは終了しました。
あの曲もこの曲も…豊かでたっぷりと、研ぎ澄まされ磨かれた清冽な歌声に、心震えました。
とても繊細に、注意深く集中して歌われてたのではないかと。

アクシデントのため全曲絶好調というわけにはいきませんでしたが、それでも、今日この日のコンサートが記録に残ったことが嬉しいです。

2日目も最高のライブになる予感いっぱいで、つづく。


作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用