「この味がいいね」と
君が言ったから
7月6日はサラダ記念日。
昔、気になって買ってみた、私と同世代の歌人、俵 万智さんの歌集の題にもなっている
短歌だ・・。
最近、なんだか忙しく、短歌などゆっくりと読む暇気持ちにもなれずにいたが、
先日、新聞折り込みで、マヨネーズメーカーが、このサラダ記念日を記念して
一般の方からの短歌を募集し審査の結果が掲載されていた。五、七、五、七、七の中に、
それぞれの人の思いが込められた、短歌が、数句。何気なく読んでみた。
最優秀賞は
音信の 途絶えし友に 教わりし
カボチャのサラダ ときどき作る
フムフム・・。友達とは音信が途絶えてしまったが・・かぼちゃのサラダは
作っているよ・・。実は・・友情だって、途絶えていない・・よ・・。って感じに、私は
解釈したいなぁと思いなが読む・・・。
ふと、ウッと、せつない歌が目に入った・・
もう一度 「おいしい」 の声 ききたくて
ポテトサラダを 作る命日
わぁっ、なんてことだ・・・
愛情があふれている、歌だ。 ポテトサラダ・・という、ごくごく普通の
サラダ・・。その人と食べた日を思いだしながら・・。
自分は今は元気だが、いつの日か、こんな気持ちになる日や
こんな気持ちにさせてしまう日がくるのかな・・・。
私も、一句
いまさらもぅ 頭の中は まっしろけ
マナは込めよう ハワイのソング♪
こんなバカな歌、詠んでないで、練習、練習