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ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

暴風雨の音

2009年10月08日 08時03分09秒 | 

 台風の影響が強くなってきました。今週、外房の義母のところに行こうと思っていたのですが、この台風でいかれないかも、と連絡しておいてよかったです。

 昨日は久しぶりにすべての雨戸を閉めました。といっても、私が閉めたのは2箇所だけ。仏間の猫部屋は、表側から網戸が開けられないように補助錠をつけていたのでした。

 夜中、雨の音でなんともおかしな夢を見ていました。まだ学校に通っているみたいで、朝出かけるのに、下着がないだの、電卓がないだの、バッグを替えなくちゃだの大慌てで支度をして、結局、出たところで靴が壊れた・・・。これって、出かけるなってことなんでしょう。それだけ、台風がひどいと体がインプットしたみたいな夢でした。

 今朝8時過ぎ。夫が瓶と缶を出しに行ってくれたあと、風がひどくなってきました。早く戻ってくれてよかった。庭の畑が心配です。


今日のごまこ

2009年10月07日 23時05分25秒 | 日常

 今日はあまりに寒くて、今シーズン初めて、石油ストーブをつけました。

 ごまこはストーブが大好きでした。彼女がいたら、すぐにストーブの前に座るのに・・・。

 ごまハウスにも、ごまこはいません。本当に淋しいです。

 サビ猫で検索して、銀ちゃんブログを見つけました。


痴漢冤罪

2009年10月06日 23時37分51秒 | 日常

 今夜のフジテレビのドラマ「誰かが嘘をついている」を見ました。痴漢冤罪で裁判で闘う男性の話です。それも、子ども二人いて、家族も巻き込んで退職させられて、というかなりひどい目にあった話です。これが現実なのですから、本当に恐ろしいです。

 女性として、私は性犯罪にはとても敏感です。絶対に許せるものではありません。でも、間違った人を犯人だといってその人の生活をめちゃくちゃにする権利は被害者にはありません。それはそれです。

 何年もかかる裁判で失った信用と使った費用、それは一体誰が弁償してくれるのでしょうか?もし、私が犯人とされて闘い続けた当人だったら、私は民事で、自分を犯人だといった女性と取り調べた警察を訴えるでしょう。無罪を得るだけでは納得できませんから。

 痴漢の捜査と取り調べ、そもそも、満員電車の中で本当に犯人と特定できるのか、疑問です。根本的な見直しが絶対に必要です。乗車料金を値上げしてでも、すべての車両に防犯カメラを取り付けるとかそれくらいのことはすべきでしょう。

 女性にとっても冤罪被害者にとっても、早急に対策を考えるべきです。

 時間は戻らないのです。冤罪被害者への対策、絶対にしなくてはいけません。ただ謝罪して済むものでしょうか?真犯人が必ずいるのですから!


今日のごまこ

2009年10月06日 17時38分06秒 | 日常

 今日も、出かける前にごまこの写真を写真立てに飾り、思い出しては涙していました。

 二つあわせ鏡のような写真立ての一つに、こちらが入っています。2年前の今頃だったんですね。

 図書館から借りた「猫の毛並み」という本に載っていた、谷崎潤一郎の「猫と庄造と二人のおんな」を下高井戸の啓文堂で買って読んでいます。谷崎自身、相当な猫好きだったらしく、描写が確かにうまいです。


その木戸を通って

2009年10月06日 17時12分34秒 | 映画

 今日は本当に久しぶりに映画を見てきました。それも、下高井戸シネマで!

 市川崑監督の未公開の映画で、去年封切りされたものです。山本周五郎原作だから、いいかなーと思って見に行きました。ちょっと早めに行って席を取り、ロビーで軽い食事をしていたら先に座っていた女性から声をかけられました。なんでも、「家政婦は見た!」に使われていた家がすぐ近くにあるとか・・・。昔の話だから今はどうでしょう、といわれて、近所の者ではないので・・と会話を交わしました。彼女は群馬から出てきたそうで、私も八王子というとびっくりしていました。そしてこの下高井戸シネマのことをひとしきりお話したら、今日、友の会に入ったとのことでした。これからもたくさん見に来てもらえるといいですね。そしてついでに、踏切を越えるとノリエットという有名な洋菓子店があるとほかの宣伝までしちゃいました。パリみたいだからぜひ!と・・・。

 映画は1時間半程度で短いのですが、地味だけどちょっとユーモアもあってよかったです。フランキー堺が出ていたからけっこう昔に作ったんですね。ヒロインの浅野ゆう子は美しかったです。中井貴一が主役。映像がすごくきれい。細部にこだわって作ったのでしょう。こんな座敷のある家、どこに?と思ったら、大覚寺を使っていたようです。それと城のシーンは彦根城。うまく撮影しましたね、さすがです。先日は、監督、三谷幸喜のマジックアワーにホンモノの監督として出演していましたね!

 本当に映画館で見るのは久しぶりでうれしかったです。ということは、また暇になったということだから、喜んでいる場合じゃないんですね・・・。


両国界隈

2009年10月05日 09時28分10秒 | 日常

 昨日は母方の叔父の一周忌でした。私は夫と、浅草の寺にでかけました。昭和2年生まれだった母の兄弟は、母が一番早くがんで亡くなり、その後は母の姉、母の妹、そしてこの本家長男の母の弟が去年亡くなりました。唯一、終戦時に4歳だった叔父が元気でいます。お酒もタバコも大好きという長年福祉関係で働いてきた叔父はとてもユニークで、今年は一緒に父の13回忌に愛知県まで同行してくれ、また父の駒ヶ根高原美術館の展示にも一緒に行ってくれました。

 寺での一周忌法要のあと、両国に数名ずつタクシーで向かい、両国駅のすぐ近くのホテルベルグランデの2階のさくら亭という和食レストランで会食しました。久しぶりに会った従姉妹の近くの席に座り、無職の私たち夫婦も楽しくお酒もいただいちゃいました。そして、帰りに、例の叔父にせっかくだからと誘われて、叔父夫婦と私たち夫婦4人で下町散策に出かけたのでした。

両国駅  力士像

 まずは、近くの回向院。ここは随分と新しくなってしまい、昔猫を連れてきた面影が全然なかったのでした。でも、下町では犬猫が死ぬとここに連れてきていたのです。叔父が、学生のときに母が家で飼っていた猫が死んだとわざわざ電話してきたのだそうな。ミミという猫だったとか。八百屋だった本家の裏に住んでいたので、地続きみたいなものでした。八百屋は鼠対策でいつも猫がいたのです。

 回向院、改めて中をゆっくり見てみると、いろんな墓がありました。まず、鼠小僧次郎吉の墓。削るための石もわざわざ手前に鎮座していました。そして面白いことに、鼠小僧の墓に猫が寝ていました。首輪をしていて、この回向院の地域猫のようです。ほかには、中村勘三郎の墓。歌舞伎発祥の地とも言われるそうです。それに竹本義太夫の墓もありました。芸人が多く祀られているのですね。そして、猫塚。ホンモノの猫の墓だそうです。横の説明書きによると、江戸時代、病に倒れた魚屋の飼い猫が小判2両を持ってきて魚屋を助けたそうです。また持ってこようとして商家の奉公人に見つかり、殺されてしまいました。それを知った魚屋が、商家に訳を話して、その猫の亡骸を引き取り、墓を立てて供養したとか。これが江戸っ子の昔話「猫の恩返し」となったのです。

   鼠小僧の墓の猫!

 回向院を出て、吉良邸屋敷跡に向かいました。道がわからなくなったので通りかかった人に尋ねたら、とても親切に教えてくれました。さすが、下町人情です。

 吉良邸の記念公園は実際の屋敷のほんの一部で、そこを出てしばらく歩くと、吉良屋敷の正面だったという記念板がありました。ここに実際にあの赤穂浪士討ち入りがあったと思うと、なんだかわくわくします。

 ところで、あの赤穂義士事件、皆さんはどう思いますか?確かに、義の行為だったでしょう、家臣は。でも、浅野内匠頭長矩はどうでしょう。ちょっといじめられたくらいで、あんな公の場で刀を抜くというのは、非常識です。吉良上野介って、悪人だったの?世間知らずな若い大名が、空気が読めない、すぐに切れるという結果だったのではと思います、私は。お金がなければないなりに、ご老人に甘えて好かれるようにすればよかったのに・・・。好物くらいは聞いておくべきでしたね。

 吉良屋敷跡を出て、南に前進し、竪川を渡って新大橋通りを渡り、芭蕉記念館に行きました。本所深川というのは、江戸時代は川向こうと呼ばれて「辺鄙」なところだったわけですから、吉良屋敷も、あの事件があって本所に移されたのでした。芭蕉の庵を深川に作ったというのも、まさに隠居そのものだったのでしょう。NHK時代劇の「慶次郎縁側日記」の高橋英樹演じる慶次郎の庵を思い浮かべるといいでしょうか。松尾芭蕉の俳句は、中高の教科書でもよく学んだものでした。隠密だったとされるけれど、真実はいかに?旅日記としては格調高くていいですよね。読み直してみようかな、奥の細道。

 こうして両国から深川まで歩き回り、腰痛が出ていた夫は逆にいいトレーニングになったといっていました。食後の運動としては最高で、楽しかったです。私の故郷ですから・・・。

 


ホグウッドとN響

2009年10月04日 22時01分10秒 | 音楽

 今日のN響アワー、ホグウッド指揮のハイドンでした。ホグウッド、懐かしかったですね。それに、ハイドンのシンフォニーは104番「ロンドン」。最後のシンフォニーだったとは知りませんでした。 

 この曲は、西生田の日本女子大オケの定演で、私はヴィオラで参加して演奏した曲なのです。聴きながら当時のことを思い出して、ワクワクドキドキしました。

 ハイドン、素敵ですねー。N響も、わくわくさせる演奏をしてくれました、感謝です。


ザ・マジック・アワー

2009年10月03日 13時47分54秒 | 映画

 去年の今頃、夫と下高井戸シネマで見ました。今夜9時からテレビに登場、もちろん、また見ます。だって、面白かったんだもん!

 そして、その前に、ぜひ、この映画の公式HPで復習してほしいのです。うーん、予習?とにかく、こちらも相当面白いので、ぜひ、今夜ご覧になる方は、こちらは事前に必見です。

 三谷さんちの猫ちゃん、老齢で具合が悪いとか・・。どうかしっかり介護してあげてくださいね!でも、トビ君の嫉妬心を掻き立てないよう、お願いします。

 今夜は、絶対見るぞ、マジック・アワー。


リオでよかった!

2009年10月03日 07時06分59秒 | 社会

 昨夜、コペンハーゲンでの決戦をわくわくしながら見ていました。

 当然、私は東京は落選すると思っていました。

 オリンピック開催で不景気をふっとばそうなんてそういう図式が許せないからです。再開発で経済効果なんてこと、もう時代錯誤もいいところでしょう。列島改造論はすでに否定されているでしょう。これからは自然保護です。なんでも施設を作ってなんて、ゼネコン中心の世の中は間違っているのです。

 昨日、面接を受けた工務店から断られました。コンクリ型枠作りの会社だったのがわかり、私の信条と相容れないからそれでよかったと思っています。

 鳩山さんだって、そうでしょう。ダム中止の考えで行ったら、オリンピック招致は違うんじゃないの?

 南アメリカではじめてオリンピックのほうが、素晴らしいと思います。日本はブラジルと関係が深いから、どうか国をあげて協力してもらいたいものです。

 私はリオ、大歓迎です。おめでとう!渋谷のブラジル料理店、大喜びでしょうね。トゥッカーノ、夫と行きましたっけ。