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ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

ごまこ物語、完

2009年10月02日 22時47分05秒 | 日常

 3日かけてようやく、老猫ごまこの物語を書き終えることができました。といっても、ぐずぐずと永遠に書きつないでいきそうだったのをなんとかやめたってだけ。

 先日、ごまこ特有のサビ猫の毛並みを調べたくて図書館で予約した本を今日、借りてきました。今は絶版になってしまった96年発行の、野沢謙著(同姓同名に大学時代のクラスメイトがいたな!)「ネコの毛並み」です。楽しみ!

 サビ猫、べっこう猫、ごまこ・・・。ごまこは、雉二毛ではなく黒二毛です。かわいかったなーーー。

 仏間に暮らしていた若猫サンタは、恐る恐る1階に下りてきました。でも、またすぐに自分の部屋に戻っちゃいました。オス猫なのに、度胸がないかも。残った猫は彼だけ。それにエイズです。毛並みは白黒で鼻も黒いから巡査猫です。

 サンタはサンタ、ごまこはごまこ。ごまこの代わりなんてどんな猫も務まらない。でも、一緒に生活するしかないんだよね・・・。義母は自分の飼い猫だったサンタのこと、すっかり忘れちゃっているらしい、困ったものです。

 


今日のごまこ

2009年10月01日 07時32分03秒 | 日常

 ごまこ物語を書くので、ブログで使った昔の写真を見ていたら、亡くなった9月12日のちょうど一年前の写真がありました。尻尾が動いています。去年は元気だったんだなー。どれをみても、かわいい、おばあちゃんです。

 彼女は、この台所が大好きでした。冬は石油ストーブの前、おなかがすくと、冷蔵庫の前で抗議?!。隣の畳の部屋の囲炉裏テーブルの座布団もお気に入り。そしてそばのPCの前の椅子のカーペットも、好きでした。さらに、障子の前でひなたぼっこ。その隣のフローリングの部屋の、亡父の書斎机の前の亡父の肘掛け椅子の上。下においてあるシュレッダーに足をかけてからひょいと乗ったものでした。亡くなる1ヶ月以上前だったか、それができなくなったのです。体が弱って、飛び乗れないまま背中から落ちてしまいました。抱きしめて乗せたのですが、ショックだったのでしょう。結局、嫌がって、踏み台をたくさん用意しても、その椅子には二度と座りませんでした。

 年を取るということ、だんだんと不自由になって当たり前のようにできたことができなくなる・・。彼女も辛かったでしょう。椅子の前に、洗面台で蛇口から直接水を飲むこともできなくなっていましたっけ。

 そういえば、もっと前に、階段を上らなくなった。

 去年のこの写真のブログは、こちらです。