ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

漱石、嫌いになりました

2017年11月23日 23時29分17秒 | 芸術

 先日の日曜美術館を見て、衝撃を受けました。木島櫻谷という日本画家がテーマでしたが、彼は素晴らしい絵をかいていたのに、それを夏目漱石が記者時代にぼろくそに酷評しているんです。なんて奴だ!と、本当にがっかりしました。

 批評って、嫌ですね、ほめるのはいいけれど、人格否定までいくようなひどい言い方って、私は許せません。何の権利があって、と思います。どれだけの時間をかけて描いているのかわかっているのか?漱石という人間が、すごく嫌いになりました。

 そもそも、彼は「坊ちゃん」の中の赤シャツなんですよね。嫌な奴なんです。

 漱石を読破したわけではなく、吾輩から坊ちゃん、心、それから、門当たりまでしか読んでいませんでしたが、なんとなく好きでした。でも、あれだけのひどい酷評をするのって、人間性を疑います。言われた方は反論もせず、画壇を離れて障害、好きな絵をかいていました。その細部までこだわった描写は、見事なものです。鹿の眼が夜の眼じゃないって??櫻谷画伯は、動物園に毎日通って観察し写生していたんですよ。あんたの眼が節穴なんじゃないかよ~。ほんと、赤シャツみたいに嫌なやつです、漱石って。がっかりしました。

 例の「ブラックボックス」、すぐに読み終えました。彼女の言いたいこと、よくわかります、共感します。

 どれだけの女性が今までずっと泣き寝入りしていたことでしょう。このことを法的に改善しない限り、女性の活躍も何もあったもんじゃないですよ。全ての日本女性が読むべき本です。

 そういえば、山口敬之氏って、安倍総理のとりまきみたいな人ですよね。なんたって、「総理」という本を書いた」人なんだから。まさか、安倍総理はそんなことしてませんよね、女性に対して。

 国会でもどこでも、この本を女性が手に取って掲げてアピールして見せたいです。私たちは黙っていない!

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