「それでも日本人は戦争を選んだ」を読み終え、今度は参考文献に載っていた藤原彰「餓死した英霊たち」を借りてきました。
加藤さんの本で、なぜ日本人が戦争に突っ走ったのか、半分はわかりました。貧しい農業従事者への政策が政党政治の政治家たちには何もせず、軍部が農民保護を政策にしたから支援者が増えたということは、納得しました。同時にそのころ、危険思想だといって組合運動家など大勢を検挙してつぶしたというのも大きな要因だったとのこと。
そういえば、独ソ戦という本は自分で買って読んでいたのに、外出の機会がないのでカナナリュックに入れたまま、途中になっていました。
この時期、編み物と読書くらいしか家ですることがないのかも、ですね。同時に借りた渡辺真弓「イタリア建築紀行 ゲーテと旅する7つの都市」は、読むというよりも眺めて楽しい本です。