先日、本を紹介しましたが、それは戦前の冤罪の話でした。戦後も、冤罪はあるのです。怖いですよ、誘導で、自白を強要されるのです。拷問もどきの状況で、このように言えばすぐに出られるという甘い罠。誰もが陥ってしまいます。強力な証拠がないのに、思い込みで犯人に仕立てられるということは、誰にも起こりうることです。とにかく、自白だけが唯一の証拠というような事件は、白紙に戻して捜査するべきです。
犯人ではないのに20年も刑務所に拘束されるなんてこと、誰が想像できますか?でも、ありうることなんです。
国家というものは本当に恐ろしいものです。あれよあれよという間に、自分が犯人に仕立てられるということは、本当に誰もが経験するかもしれないことです。
権力につぶされる人生、恐ろしいです。奪われた時間は、誰が補償してくれるのでしょうか?失った時間は、もう取り戻せないのです。悔しいですよ。