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ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

自白のみは、おかしい!

2015年10月26日 21時26分24秒 | 社会

 先日、本を紹介しましたが、それは戦前の冤罪の話でした。戦後も、冤罪はあるのです。怖いですよ、誘導で、自白を強要されるのです。拷問もどきの状況で、このように言えばすぐに出られるという甘い罠。誰もが陥ってしまいます。強力な証拠がないのに、思い込みで犯人に仕立てられるということは、誰にも起こりうることです。とにかく、自白だけが唯一の証拠というような事件は、白紙に戻して捜査するべきです。

 犯人ではないのに20年も刑務所に拘束されるなんてこと、誰が想像できますか?でも、ありうることなんです。

 国家というものは本当に恐ろしいものです。あれよあれよという間に、自分が犯人に仕立てられるということは、本当に誰もが経験するかもしれないことです。

 権力につぶされる人生、恐ろしいです。奪われた時間は、誰が補償してくれるのでしょうか?失った時間は、もう取り戻せないのです。悔しいですよ。


トルコ大使館

2015年10月26日 11時32分58秒 | 社会

 結婚前の話だから、もう30年も前の話です。当時、民族音楽のライブの店、羅宇屋でバイトしていたので、ライブの前の観光用ビデオなどを借りに行った場所の一つが、トルコ大使館でした。明治通り沿いの入り口の奥に、白亜の御殿のような大使館がありましたっけ。その後、その近くの中小企業の商社で経理事務の仕事に就き、よくその前を通りました。

 トルコは、とてもいい国だと、知人が言っていました。彼女は毎年のようにトルコに観光で行っていました。 日本とはとてもいい関係にあるトルコ、どうか紛争が収まるよう、祈っています。

 1890年、トルコのエルトゥールル号が航海中に遭難し、その近くの和歌山の人たちが彼らを助けたことから、トルコに親日家が多くなったのでした。その遭難の出来事が映画になり、12月5日に公開されるのです。日本も、トルコのことをとても心配しています。

 あちこちでの紛争、それが戦争に発展したら、それこそ、安保法案で日本人も戦地に行くことになるのかしら。とても悲しいことです。

 憎しみの連鎖を断ち切って、同じ人間として、手をつなぐことができますように。