昨夜、東京12チャンネルの「美の巨人たち」を、酔っ払わないで!見ました。いつもは、けっこう飲んで見ているのでよく覚えていないことが多いのですが、昨夜の画家は、私が大好きな、謎の孤高の版画家、藤牧義夫だったからです。
昔、日曜美術館で藤牧義夫を取り上げていました(国井アナウンサーの時のです)。そのときの感動が強く、番組に流れていた音楽もよく覚えているほど、強烈でした。あのときの作品は、彼が最後に描いたと思われる、隅田川絵巻。
NHKアーカイブスで調べたら、1986年7月27日の放送でした。私が結婚して1年半くらいの頃でしょうか・・・。そのときから、私の頭の中に、藤牧義夫という画家が住みつきました。
謎の失踪については、今も真相がわからないそうです。戦前の時代は、突然行方不明になってしまっても、それほど珍しくなかったのでしょうか・・・。それについては、こちらのブログにくわしく書いてありました。
たった24歳で事故に遭ってその才能を生かせなかったとしたら、どんなに悔しかったでしょうか。たしかに、現存する彼の作品は、光るものがあります。もっともっと、彼の生涯を、そしてその作品を掘り起こしてもらいたいです。
私が釘付けになったもう一つの理由、それは、私にとっても隅田川というのが身近な存在だったからです。下町、それは時代を隔てて、藤牧義夫と私との共通点でもあります。
川口のNHKアーカイブスに行って、あの「日曜美術館」を、もう一度見てみようかしら。
昨夜の「美の巨人たち」は、藤牧義夫の「赤陽」でした。
石原都知事が、お天道様に嫌われちゃったみたいですね。今日は東京マラソンの間はずっと、冷たい雨のようです。まるで、ユーミンの歌のよう・・。
みなさん、風邪引かないよう、気をつけて完走してくださいませ。私はテレビで中継を見ます。雨の日というのは、どうも外に出たくないものです。夫は、休日出勤で、5時起きで弁当まで自分で作って出かけました。あれだけ仕事嫌っているのに、頭が下がります。気の毒なので、私も5時半に起きて、せめてもとインスタントコーヒーを入れました。
ま、私も楽器の練習なら、楽器ケースにビニール袋をかぶせて、雨でも出かけますから、どうしても出かけなくてはというときは、天候には左右されませんね。
でも、きっと、今日のマラソン、雨だから棄権という人も、絶対にいると思います。とくに、高齢者は要注意です。マラソンした後、肺炎にかかってしまってはお話にならないですもの。体調管理にはくれぐれも細心の注意を!
私は、この天気では、2回目の東京オリンピックは実現しないと思いますよ。意地悪かな??