日本女子大西生田の管弦楽団の第14回定期演奏会は、無事終わりました。
成瀬記念講堂はとても立派なホールで、パルテノン多摩より大きい感じです。私はいままで、卒業式、入学式しか演奏してないので、あの舞台の上に乗るのははじめて。気分はよかったです。
ただ、余り宣伝していなくて、読売ランド前駅周辺のお店に、学生達が描いた手書きのポスターがちらちら見えるのですが、いい演奏したので、もっと多くの聴衆がいたらよかったと、つくづく思いました。
今回のメンバー35名のうち、現役女子大生は9人、弦はうち3人。OGが3人、ほかはすべて団友(私もその一人)。私の所属の合奏団からは7人参加していました。本番前のリハーサルで、指揮者のK先生は、頭が白い人以外、遠めでは現役女子大生に見えるよ!なんてジョークを飛ばしていました。
60人くらいはお客さんがいたようですが、千人以上はいるホールですから、なんとももったいない。今回は、初めての声楽のソリスト登場なので、ちょっと気の毒。でも、私たちも観客みたいに聞きほれていました。
古谷京さんは、本当にかわいくて、声も素晴らしく、後ろで伴奏していてリナルドのアリアの、弦もチェロ以外は長い休みのとき、本当に聞き惚れて感動し、涙目になってしまいました。有名なオンブラマイフもよかったし、メサイヤ2曲、リジョイスは、私はちょっとミスしてしまいましたが、何とか無事演奏し終えました。でも、一度ミスすると、演奏が小さくなってしまうんですよね、萎縮しちゃって。声楽の前の、グラーフのシンフォニーは、まあまあだったと思います。
15分の休憩後、いよいよ、ハイドンのロンドンシンフォニーです。とにかく乗らないと演奏できないので、もう、どうにでもなれとばかりに、大きなアクションで弾き切りました。管も、練習のときにうまく行かなかったところも、本番ではなんとかうまく行ったと思います。それぞれ、小さなミスはあったけれど、「火事場のバカ力?」でしょうか、かなりいい演奏ができたと思います。耳の肥えた夫も(アーノンクールの指揮のCDで予習してきたそう)テンポも速く、よく演奏できていたと感心してくれました。前夜に夫が酔っ払って電話して来てくれた友人達にも、申し訳がたちました。
現役女子大生も、私も、本当にいい経験をしました。終わってみれば、よかったー。けっこうハードなスケジュールで、ひーひー言っていたのが嘘みたいです。みなさん、お疲れ様でした。
帰りは、新百合ヶ丘のイトーヨーカドーの上のレストラン、ガーデンカフェで、夫と友人と3人、イタリアンをたらふく食べワインフルボトル2本飲み干して帰りました。大満足!