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ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

Eテレ・仙台フィル復興の記録

2020年06月14日 23時18分09秒 | 音楽

 今日は、大河ドラマが終に収録間に合わず(コロナ禍のせい)中止となり、かつての大河ドラマの特集を始めたのでそれを見て、その後のNスペ、そしてほかに見たいものがなくて困ったときのEテレでクラシック番組を見ていました。第九の演奏の後、東日本大震災後の仙台フィルの復興コンサート5年間の記録を見て、大泣きに泣きました。

 私は思います。人類の最高の遺産は、音楽だ。不要不急だからこそ、音楽だ!音楽こそが、心を救ってくれると思います。とても必要なものなんです。

 


昨夜のSONGS

2020年06月14日 22時07分27秒 | 音楽

 氷川きよしのSONGS、とっても感動しました。彼の演歌を離れた歌唱力に、びっくりしました。もともとはロックが好きだったとのこと、クイーンのあの映画ボヘミアンラプソディを見て感動したとか・・。私も見ればよかった。見たい見たいと思っていたころに、コロナ禍が始まり、結局見ないままでした。彼が歌うために翻訳した歌詞も、本当によかった、泣けました。

 デビューの頃から氷川きよしはとっても性格がいいと言われていて、顔も美しいし、このまま演歌だけにとどまるのは残念だと思っていました。あの歌唱力なら、ロックでもミュージカルでも絶対に大丈夫ですよ。ぜひ、もっともっと、広いジャンルで活躍してほしいと思いました。もう40歳になったとか、びっくりでした。でも、人生はこれからです、思いっきり、好きなことをしてくださいよ!

 音楽はジャンルを問わないものです。ぜひぜひ、もっと冒険してください。


横山令奈さんのヴァイオリン演奏!

2020年04月20日 10時34分37秒 | 音楽

 イタリアの、あのストラディヴァリで有名なクレモナの病院の屋上で、医療スタッフへの感謝をこめて横山令奈さんがヴァイオリンを演奏しました、という記事を今日の朝刊で見つけ、ネットで探してユーチューブで見たのです。

 号泣してしまいました。素晴らしい、音楽のちからを見ました。そして何より、素敵な音色にうっとり。疲れ果てていた医療スタッフも、感動しているようでした。

 その病院の屋外の風景は、きっとすぐ来る東京の病院の姿になると思います。

 車であちこちに出かけ、金をばらまいている人たち、自分たちがやっていることを自覚してほしい。私はもともと、車は好きじゃなかったから(だって、ほとんどの犯罪は車を使いますもん)、運転しなくなってほっとしています。車は怖い。便利なだけじゃない、凶器になるんです。今回のコロナショックの、確かに凶器になるでしょう。

 歩いて行かれる範囲の世界で、本当は十分なんじゃないかな、人生は。今いる場所を幸せなところにする努力が大切だと思います。

 さて、涙ボロボロ流したヴァイオリン演奏、モリコーネの音楽は本当に素晴らしい。そして、何より、ヴァイオリンの魅力が!やっぱり、練習しなくちゃね。私の人生で、一番のあこがれの楽器ですもの。

 ぜひ、皆さんも、ユーチューブで検索して横山令奈さんの演奏を聴いてください!


ヴィヴラートなんて、早すぎる!!

2019年10月15日 22時42分29秒 | 音楽

 今夜から始まったドラマ「G線上のあなたと私」、まあまあ面白そうです。でも、初心者が基本をもっと身につけないといけないのに、ヴィヴラートなんて100年早いわっ!と思いますよ。

 私は10年たっても、いい音色出なかったもの。それで、ヴィオラに転向して、合奏団やカルテットやっていたけれど、左肩の骨折であきらめました。ヴァイオリンは本当に難しい。とてもじゃないけれど、難しい。確かな音程を出すだけでも、ものすごく難しい。ピアノはいいよねええ・・・。

 私も、G線上のアリア、練習しようっと。あれ、いいよねえ。バッハに始まり、バッハに終わる。ほかのどんな作曲家より、誰よりもバッハが好き!無伴奏の楽譜はとっくに染みだらけでぼろぼろ。結局、晩年になっても弾けるようにはならなかったです(あと40年生きたとしても、これから衰える還暦すぎの人間には、無理に決まってる)。

 それでも、楽器持っていてよかった。昔、弾いていてよかった。せっかくだから、今からまた、練習しようかな。生音は、気持ちがいいもの。さて、ドラマはこれからも楽しみ!ああ、まだ弓の毛、張り替えていなかった!!


地元の市民音楽祭

2019年06月16日 22時56分37秒 | 音楽

 今日は午後から、暑い中(!)地元の市民音楽祭を聴きに行きました。公民館にかかわっているのでいかにゃいかんなーとの気持ちからでしたが、ローカルな催しだけれど、これがものすごく素敵なのです。

 地元の3つの公民館で活動している音楽系のサークルの発表会のようなものですが、第2部は、公募の音楽講座の受講生たちが世代を超えてプロのソリストと一緒に合唱を披露するのですが、これもまた素晴らしくて、たまりませんでした。

 今回、私ははじめて合唱曲「群青」を知り、聴きながら大泣きしてしまいそうでした。

 歌の力を改めて再確認しました。

 そうそう、第1部の終わりには中学校と一般の吹奏楽の演奏がありました。どちらもよかった!ずっと聴いていたかったくらい。なんといっても、ゲバゲバ90分のテーマには驚き!いきなり昭和の時代に戻って、大興奮してしまいました。

 当然、帰宅はハッチの夕食には間に合わず、申し訳なかったです。このところ毎日用事で外出しているので、ハッチはおかんむりです。ごめんね~。

 


蜜蜂と遠雷、面白かった!

2019年04月10日 16時33分04秒 | 音楽

 図書館から借りて、5日間くらいかな、分厚さもなんの!夢中で読み終えました。久しぶりに読書が楽しかったです。恩田陸さん、この本を書くのに取材から何から、十数年かけて書いたそうです。もともと、クラシックファンなのかと思うくらい、相当に知っていなくては書けないはず。うれしかったのは、バッハの平均律で、レオンハルトという名前が出てきたことです。知ってたんだ!でも、この本では、オリジナル楽器演奏については懐疑的でした。

 まあ、少数派だからしょうがないのかな・・。でも、カラヤン路線を突き詰めた先には、何があるのか?とはいえ、昔の音楽を今生きている人間が演奏するのだから、その今の時代が当然、影響するし、どこまで再現するか、またはどこまで個性を出せるか。同じ曲でも奏者によってかわるものです。どう解釈するか、それはやはりその人の感性と蓄積された人生なのかな。そして、音楽家は、アスリートのように、演奏する日にピークをもっていかなくてはならない。テクニックと精神力、アスリートの要素のうえに「芸術」という要素が多くかかってくる、本当に大変な職業だと思います。

 この小説で、浜松のコンクールにとても興味を覚えました。でも、聴く方だって、かなり大変・・。それでも、その場にいてその音を共有するという世界の素晴らしさは、味わったものにしかわからない世界です。

 イヤホンなんかで聞く音楽、なんてつまらないのでしょうか。と、私は常に思っています。


蜜蜂と遠雷

2019年04月07日 18時05分19秒 | 音楽

 昨日の夕方、たまたまテレビで浜松のピアノコンクールのドキュメンタリーを見ました。再放送だと思うのですが、タイトルの小説の朗読を入れながらのドキュメントでした。面白くて、お風呂沸かしたのに入れないよ!というくらい、夢中になり、しぶしぶ、途中から録画して入浴しました。実は、小説もピアノコンクールが題材だったので、去年から気にはなっていましたが、未読。今回の番組で、無性に読みたくなり、今日、図書館で予約した上野千鶴子さんの本を借りに行くついでに、あるかどうか見てこようと思った次第です。

 恩田陸だから、ア行の棚をさがし、ちょうど本の上に置いてあったのを見つけ、その分厚さに少し躊躇しましたが、借りてきました!実は、上野千鶴子の本も負けず劣らず分厚かったのでした。だから、松尾芭蕉関係の本を借りるのはあきらめ、今回2週間で2冊、大丈夫かなあ?

 昨日の番組を見て、ピアノは畑違いだからと思いましたが、それでも夢中で見てしまいました。音楽の魅力はやはりすごい!

 私が夫と結婚したのも、彼が音楽や美術にものすごく造詣が深かったから惹かれたんだと今になって思います。


松任谷由実、武道館ライブ!

2019年03月12日 23時55分40秒 | 音楽

 今夜、生れてはじめて武道館のライブを聴いてきました。姉がユーミンのCDセットを買ったときについていたコンサートチケットの抽選に当たり、今夜は私を誘ってくれたのです。今夜は西側の1階席、明日は長女とアリーナですって。

 どちらでもいいと言われたのですが、明後日は夜、古文書の勉強会があるので、連続で夜遅くなるのは飼い猫に申し訳ないからと、今日を選びました。西側でもよく見えて、最高にノリノリでした。意外に男性客も多く、男女ともに同世代かそれ以上の世代もいましたよー。もちろん、若い子もいました。それにしても、姉よりもユーミンさんは年上なのに、なんというパワーでしょう。3時間歌いっぱなしで明日もあるっていうのに!私が一番好きなDESTINYも最後のほうで歌ってくれて、大感激でした!

 武道館は40年近く前の代ゼミ職員だったころ、入学式の手伝いに行って入ったことがあるくらい。とにかく、古い、古すぎる。そして、女子トイレが少ない、信じられないほど少ない。当然、改修すべきでしょうね、トイレも。あれだけの収容人数であの少なさ、大丈夫なのかしら。そして、全体的な古さは、武道館なのか後楽園のボクシング会場なのかくらいに、レトロな雰囲気でした。まあ、江戸城の中だからしょうがないかあ・・。

 行き帰りに江戸城の田安門を通って、なんだかうれしかった。とにかく興奮しましたね。冥途の土産です。さすがに、長時間のライブ、腰が痛くなりました、とほほ。でもユーミンさんはまだまだがんばるって、最後じゃないって。すごいなあー。そうです、これからは「持続可能」がキーワードです。彼女のその姿勢は、まさにそのとおり。素晴らしい!今夜は興奮して眠れないかも。そして明日も行く姉にも、その元気にエール送ります。ステージの装置が見事だし、舞台美術や照明、相当凝っています。本当に、別世界に連れて行ってもらいました。

 ユーミンは、ビートルズに匹敵するくらい、すごい才能だと思います。まさに、天才!歌詞もすばらしいし、メロディーが素敵!そして、45年も活動している。本当に、すごいことです。


ロックのハモニカを聴く

2019年03月03日 13時40分08秒 | 音楽

 昨日の夕べ、福生市の石川酒造(大のお気に入りの場所です!)で社長がハーモニカを演奏するロックライブがありました。メンバーはほかに、元キャロルのリードギター内海利勝氏と宇崎竜童バンドで活躍した長洲辰三氏。

 ライブ会場は酒蔵の2階の広い部屋です。天井が高く、ライブにはうってつけ!それに、このライブではお土産に石川酒造の「新選組 純米大吟醸」(松本零士が描いたラベル)がついて、さらに1ドリンクもタダで飲める!素敵なイベントです。社長が言うには、本当に「もうけがない!」。お気の毒です・・。

 それでも、彼らの演奏は素晴らしかったです。何より、石川太郎氏のハモニカ演奏を初めて聴くことができて、うれしかった!いやー、素晴らしい。そんなにおちゃらけないで、もっとしっかりブルース吹いてくださいよ。

 もともと石川家はこの地域の名主で、文化的な活動もたくさんしてきたのです。幕末の動乱期には、京から逃げてきた新選組もこの多摩地域の名主たちはかくまったのですから。それに、石川家は近藤勇や土方歳三の天然理心流の支援者なんですって。そして今回のライブは、土方歳三没後150年を記念したものなのです。土方歳三といえば、日野の高幡不動尊に銅像が立っています。かつては夫と毎年、高幡不動で護摩祈祷してもらっていたものでした。

 私は夜の部を聴きに行ったので、お土産のお酒をいただいてから急ぎ帰宅し、さっそく和食でそのお酒をいただきました。おいしかったです。

 家の中の散らかり具合がわかってしまい、お恥ずかしいですが、デジカメで撮って例の3Dペイントを使ってトリミングにサイズ変更をしてみました。なんとか無事、編集できました。あーあ、喘息のステロイドの吸入薬もうつっちゃったし、お鉢の中は例の、お隣さんからのおすそ分けの「すべりひゅう」の煮物です。おいしかったあ!

 イラストですが、近藤勇はわかるのですが、ふさふさの毛の二人、どっちが沖田総司で、どっちが土方歳三??正面向いているほうが、偉そうだから土方君かなあ?

 あの大好きだった大河ドラマ「新選組!」がもう15年も前だったなんて、月日の流れは速いものです。


ファビオ・ビオンディ

2017年09月18日 18時00分21秒 | 音楽

 ビオンディのコンサートを武蔵小金井で聴いてきました。よかったです、台風でも、彼は来日できたんですね。

 私は以前、武蔵野市民会館の小ホールでソロリサイタルを聴いたことがありました。もう20年位前かもしれません。

 すっかり貫禄がついて、背はあまり高そうじゃなかったけれど、音量はバロックヴァイオリンなのに、とっても響いて聴こえました。私の席は前から3列目で、ステージが高いから、音は大丈夫かと心配でしたが、とてもよく聴こえました。すごくよかったです。久しぶりのバロック音楽、感動しました。彼は同じイタリア人女性のチェンバリストと二人で、明後日は名古屋、明々後日が東京の王子ホールと、忙しい日程です。がんばってください。アンコールは2曲も聴かせてくれて、サービス精神旺盛、ありがたかったです。

 芸術の秋を、先取りしました!