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ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

日比谷公会堂

2005年11月10日 14時45分57秒 | 芸術
 実は、月曜日に、生まれて初めて日比谷公会堂に足を踏み入れました。書き込みが遅くなりました。今日まで毎日、楽器の練習で、もうふらふらでしたので。
 さて、日比谷公会堂は、日本のカーネギーホールと呼ばれているそうですが、いまはサントリーホールやその他のクラシック専用ホールにお株を奪われ、クラシックではあまり使われていないようです。その日比谷公会堂に、タンゴ・エモーションというタンゴのコンサートに友人に誘われ、喜んで演奏と建物を見に行った次第です。
 当日、日比谷公会堂は大手保険会社の貸切公演で、会場にはおばさんやら女性がほとんど!あ、私も間違いなくおばさんでした。エンリケ・クッティーニ楽団とあったので、どんなビッグバンドかと思ったら、そのリーダーのエンリケおじいさんがピアノ、ほかに、コントラバス、バンドネオン、ヴァイオリンの全部で4人の演奏でした。それと、ダンスチームが2ペアとヴォーカル一人。それでも、ダイナミックな演奏に酔いしれましたね。
 日比谷公会堂は、なんともレトロな建物で、建物見学に夢中になってしまいました。古めかしくて、すごく面白いんです。そして、柱や壁の脚のところの装飾が、素敵なんですよ。あの文様は、ちょっとフィレンツェの百合文様を思わせるような・・。目をきょろきょろさせてうろうろしていました。怪しいおばさんになっていたかしら。
 6時開演だったので早めに終演し、久し振りの友人と松本楼でちょっと飲んで帰りました。この松本楼も、初めての体験。私の未踏の店だったのでした。

うれしい申し出

2005年10月18日 09時16分35秒 | 芸術
 昨日、猫缶を買いに車で出掛ける直前に、電話が鳴りました。出てみると、去年の10月に、もう最後と思っていた父の絵の展覧会を見にきたギャラリーの人からでした。そのギャラリーは、久我山にあり、私は一度、訪ねていきました。そこのオーナーの女性が、父の絵を気に入って下さって、いつかぜひ企画展をしたいということでしたが、なかなかこちらとの期間の折り合いがつかず、そのままになっていましたが、来年3月下旬(3月25日~30日)でどうかとのお話でした。私も、一応、ロビーコンサートやら自分の趣味の演奏会も終わり、来年の予定は(悲しいことに!?)何もないので、すぐに承諾しました。企画展なので、毎日詰めている必要もないから、気が楽です。でも、在庫のある絵を選んで10枚から15枚に絞り、DMの住所録を作ったりと、やることはたくさんありそうです。もう、二度と、人前に出すことがないと思っていただけに、本当にうれしいです。
 父の絵は、和紙に切り込んだ型紙をのせ、糊付けしてから筆で色を塗り、さらに水洗いしてのりを落としたあとにまた筆で描くという、ちょっと気の遠くなる職人的な手法を使っています。元が和紙ですから、徐々にシミも出来てきて、このままではみな、ダメになってしまうかもしれません。でも、やるだけのことはやったと思いますから、父も許してくれるでしょう。油絵のように、修復なんてできないでしょうから・・。今度は、本当に最後の機会でしょう。多くの人に見ていただけたら、本望です。写真は、去年、ヴァイオリンの先生の自宅で展覧会をしたときのものです。

今夜はフラゴナール!

2005年10月08日 08時55分11秒 | 芸術
 毎週土曜日の夜、必ず見ているのがテレビ東京の「美の巨人たち」。今夜は、大好きなフラゴナールなんです。15年も前、初めてヨーロッパに行ったとき、憧れのルーブル美術館で、ジョルジュ・ド・ラトゥールの「大工ヨセフ」の絵を探し回ったのでした。本物が見たい!と、友人と二人でぐるぐる回り、ようやくたどり着いたその部屋は、ほとんど人がいませんでした。その、ぐるぐるわまっているときに、フラゴナールの絵を目にしたのです。それまでは全く知らない画家でした。でも、そのタッチに釘付け。ワトーよりも素敵だと思いました。それ以来、私はフラゴナールの虜になりました。
 その後、フランスの香水のメーカー「フラゴナール」を見つけ、小さな練香水を買い集めたり、渋谷の東急文化村の丸善で、フラゴナールの画集を買ったりしました。意外と、クラシックのCDジャケットにも使われているんです。題して「音楽のレッスン」。美の巨人たちで今回テーマにしているのは、「ブランコ」という、これまた有名な絵です。彼は、風俗画が得意で、日本でいえば春画でしょうか、「あぶな絵の巨匠」といわれていました。
 さて、この「音楽のレッスン」、こちらも、教えている男性が見ているものは?と、風俗画の要素たっぷりですが、画面の右隅を注目してください。ここに、面白い生き物がいます。なんとも・・・。これは、猫でしょうか?ユニークでしょう。父が飼っていた白猫「ねね」によく似ています(22歳の長寿でした)。猫の隣にはリュートが置いてあります。
 さて、今夜、「ブランコ」、楽しみです。ぜひ、皆さんもご覧下さい。きっと、フラゴナールの虜になりますよ。

コンスタブルの空

2005年10月07日 08時07分34秒 | 芸術
 今朝の空は、コンスタブルの絵のようです。雲が多い青空。ついそういう空を「コンスタブルの空」と思ってしまいます。
 父が昔からアマチュアで絵を描いていたので、家には美術書もたくさんあり、私はよく、父の書斎にもぐりこんで画集の絵を見ていたものでした。子どもの頃は、家族揃って「浅井忠展」(たしか、ブリジストン美術館)に行ったりしていました。そんなわけで、昔から絵に興味があり、一人で展覧会も行きました。初めて買った絵は、塙太久馬氏の木版画でした。私の部屋に2枚飾ってあります。
 やはり、本物の絵と画集の印刷物の絵では、色合いは微妙に違います。どんなに技術が進歩しても、全く同じというわけにはいかないでしょう。父の絵も、本物とHPでの画像は、やはりニュアンスがちがいます。和紙に描いた色の柔らかさが伝わらないのです。父の青年時代は、カラーのものもなかったわけですから、モノクロの画集で絵の色を想像したのでしょう。それでも、ゴッホのアーモンドの花の絵に感動したというのは、すごいと思います。その絵に憧れて作った父の絵はこちらです。
 日本には、色の名前がたくさんあります。印象派に影響を与えた日本の浮世絵の色合いは、まさに驚愕の事件だったのではないでしょうか。木版でその色を出していたのですから。ここに、「和の色」というサイトがあります。本当に素晴らしい世界です。たしかに、コンスタブルやターナー、フラゴナール(私が大好きな画家)、プッサン(父が好きだった)などに憧れますが、色の豊富さとその表現力は、日本が誇る世界でしょう。色の名前の多さは、日本の優れた文化です。これだけの語彙を使いこなしていたんですよね。それにくらべて、いまの私たちの、色への表現力の拙さは情けないです。もっともっと、言葉を持つこと、それが表現力をひろげます。こういうことをもっと知らなくてはもったいないですよね。たまにこのサイトを訪れては、面白い名前の色を見て、いろんな想像をして楽しみます。

倉本聰さん再び

2005年09月14日 10時08分10秒 | 芸術

 倉本聰さんの「優しい時間」のあの喫茶店「森の時計」は、ドラマのように営業しているそうです。あれから、あちこちブログで発見しました。それと、昨日、彼が「北の国から」のその後で、純と結のための、廃棄されたものばかりで作った立派な家も展示されていて、普通に見られるそうです。 それに、なんと今月、彼の単発ドラマが24日土曜日の夜9時から、テレビ朝日で放送されるとのこと。タイトルは「祇園囃子」。こちらのブログに詳しく出ています。なお、昨日のスタジオパークでのインタビューの内容とちょっとだぶりますが、こちらも読んでみてください。
 倉本氏が、森を作るために種を集めはじめて、種の形の面白さに気がついたとありましたが、種から家庭菜園を作る参考になる本を、先日、聖蹟桜ヶ丘のオーガニックの店の入口で見つけ、思わず買ってしまったのが、この「自家採種ハンドブック」です。すごく面白いんですよ。
 今年は、すべてのハーブの苗を駆逐してゴーヤーが猛威をふるっていますが、そのゴーヤーの種も採種してみました。ゴーヤーのあの実のように、種もとげとげがあって、笑えるんです。さて、来年、これを使って芽が出るといいのですが・・・。
 倉本さんの林業活動にも、エールを送りたいです。優しい時間、そして優しい地球へ、取り戻したいですね。


倉本聰さん

2005年09月13日 14時45分26秒 | 芸術

 さきほど、NHKの「スタジオパークからこんにちは」というインタビュー番組で、久し振りに放送作家の倉本聰さんを拝見しました。なつかしいです。私が学生時代からの憧れの人でしたから。
 そういえば、この同じ番組で何年か前、ゲストの周りの人のインタビューということで彼が出演し、そのときの番組の司会者の堀尾さんが、慌てて、今度是非ゲストで出てくれとお願いしていたのを思い出しました。かつて、NHKと大河ドラマで喧嘩別れしていた背景があったのでした。それから、彼は、衛星放送のドラマを作り(玩具の神様)、それから、3人合作(野沢尚、三谷幸喜、倉本聰)でドラマを作ったりしていたんですよね。あれはほとんど見ました(2作ずつ合計6話)。
 彼は、ちょっと怖いようでいて優しくて、なんとも素敵な人物です。フジテレビのドラマ「優しい時間」は、毎週楽しみにしていました。これからも、ぜひ、ドラマを作りつづけてほしいです。
 話の中で、倉本氏がいっていた、「いまのドラマは見ている人を馬鹿にしている。見る人間には想像力があり、ドラマとは本来、すべて説明することはないのに、今はみな、説明しすぎている」というような内容を話していました。本当にそうですよね。
 だからこそ、また彼の作品を期待したいです。お元気で、これからももっともっと書きつづけてほしい。
 富良野の彼の自宅近くのゴルフ場が閉鎖されて、また森に戻そうという活動をして、初めて、種にいろんなカタチがあると知ったとあり、私もいま、家庭菜園を種からはじめたくて買った本を思い出し、すごくうれしく思いました。
 彼の良心、いつまでもドラマで垣間見ていきたいです。心の洗濯をさせてくださいね。


ドレスデン国立美術館展

2005年09月06日 22時31分47秒 | 芸術
 今日、夫と上野の国立西洋美術館で、この「ドレスデン国立美術館展」を見に行きました。以前に新聞屋さんから招待券をもらっていて、会期が9月19日までだからそろそろ行こうと招待券を取り出したら、なんと!この招待券が会期前半の期日までのものだったのがわかり、かなりショックを受けました。せっかく申し込んで手に入れた招待券なのに・・・・。それでも、ただの割引券としては使えるので、せっかくだからとこの雨の日に、きっと人も少ないだろうと出掛けたのでした。よく確かめなかった自分に腹が立ちました。
 さすがに、以前行列して見に行ったゴッホ展に比べたらがらがらでした(あのゴッホ展は、余りの人の多さにうんざりして、せっかく中に入っても、全く絵を鑑賞する気にはなりませんでした。あれはひどすぎる!)。私たちははやる気持ちを抑えて、お目当ての絵にたどり着くまで適当に展示品を見ていました。工芸品も多く、興味深かったのは、鎖国中の日本の漆や陶器(有田焼など)がヨーロッパに渡って、かなり影響を与えていたということでした。有田焼の作品と隣にそれを真似たマイセンの作品といった具合に展示されていて、面白かったです。また、オスマントルコの脅威とともに文化的にもトルコの影響を強く受けて、トルコブームが起きていたのも興味津々でした。音楽的にも、モーツァルトの頃はたしかに、トルコ風が流行っていましたよね。
 お目当てのフェルメールの作品は、その工芸品などの展示のあとにあって、えっ??こんなところに!と驚きでした。それに、かなり絵に近づいて見られたんです。この名画を囲いのないまま、見ているなんて信じられませんでしたね。ほかにも、レンブラントの作品もありましたし、フリードリッヒの作品は3点も見ることが出来て、よかったですね。私たちは一通り見てからさらに戻って、飛ばしてみたところを丹念に見直したので、けっこう歩き回り、最後に出るときはくたくたになりました。でも、当のドレスデン国立美術館に行ったら、展示品の数はもっと膨大でしょう・・・。
 会期も残りわずかです。まだご覧になっていない方、ぜひ、ご高覧下さい。そうそう、ローズカットのダイヤモンドなども展示されていて、私たちは何度も見に戻りました。素晴らしいものです。けっこう無防備に展示してあって、本当に大丈夫なのか、ルパン3世みたいな宝石泥棒が盗まないかなんて心配したりして・・・。あの宝石だけでも目の保養になりますよ。それと、トルコの馬具の装飾には、私の誕生石のトルコ石がはめ込んであったり、素敵でしたね。一足早い芸術の秋を堪能してきました。

南大沢ロビーコンサート

2005年09月03日 14時50分56秒 | 芸術

 本番、何とか無事終了。といっても、反省するところはたくさんありました。とにかく、30分のロビーコンサート、大勢の皆さんに集まっていただき、なんとか終わりました。
 曲目は、最初がハイドンの弦楽四重奏曲「ひばり」第1楽章、次に、モーツァルトのハイドンセットの中からK.421の第1楽章と第3楽章、そして、アイルランド民謡の「ロンドンデリーの歌」、タンゴ「碧空」、最後に、歌詞を配って、いずみたくの名曲「見上げてごらん、夜の星を」を歌ってもらって演奏しました。
 紹介のあと、曲目の順番などの説明を私が担当し、この挨拶をやれば緊張しなくなるかもと思ったのですが、そうでもなかったのです。だんだん、自分のしゃべっていることもよくわからなくなってきて、最後の台詞が「よろしくお願いします」って、一体なんだ?たぶん、歌ってくださいという気持ちもあって、そう言ってしまったのでした。ちょっとヘン?
 挨拶の緊張のまま、まず1曲目の「ひばり」。苦手なところ、何度もリハで練習したのに、やはり私だけ少しずれた・・・。この曲はシンコペーションが多くて、苦労するのですが、後半、そのところで、「???」になってしまい、どうも、1小節はしょってしまったような、それでもなんとか合わせて無事(でもないけれど)終盤へ。でも、はっきり、みなさんには(なんか、おかしい)と思わせてしまったようで、残念・・・・。
 2曲目は、延々1年も練習しているモーツァルトの曲。でも、心残りの箇所がけっこうありました。私はどうしても、テンポ感がよくないのです。なんとか、カタチになっただけでもよかったのかな。そして、3楽章に復活をかけて?張り切って演奏したけれど、少しからぶり気味。繰り返しは、ファーストが考え事をしていたため、3度もしようとして、残り3人で制止。ちょっと間が合って仕切りなおしで、後半へ。これも、アマチュアだからこその演奏になってしまいました。でも、まさか、3度も繰り返すわけにはいかないでしょう・・・?!気を取り直して、クラシックのあとは、ロンドンデリーやタンゴや、なじみの曲で、案外、ロンドンデリーは皆気持ちよく楽器を鳴らせたと思いました。そして、タンゴも、けっこう乗りましたね。歌は、歌にあわせる演奏がかなり難しいと感じました。どうしても、歌う人がゆっくりになってしまい、あわせるのが大変で・・。でも聴きにきた人たちは、たぶんこの「見上げてごらん・・・」が一番よかったと思っているのでは?
 去年に比べたら、緊張は少しは弱くなりました。とにかく、場数を踏むことですね。今度は、来月の、クラリネット奏者とのモーツァルトのクラリネット五重奏曲です。ヴィオラの聞かせどころがあるので、いまからプレッシャー感じます。
 これから、一人でスパークリングワイン飲んで、乾杯します。終わったー!


1泊合宿

2005年08月12日 11時24分26秒 | 芸術

 おととい、1泊のカルテット合宿に行ってきました。場所は、神奈川県の藤野芸術の家。私たち以外は、家族連れの利用者が多かったです。宿泊施設があり、築10年ですから、去年まで使っていた埼玉のヌエックに比べたら、格段にきれいでした。でも、最上階の5階には部屋は二つだけ、エレベーターが5階まではないので、ちょっと不便ですが、構造上、しかたないことかな・・・。
 音楽スタジオはグランドピアノのあるBの部屋を予約し、初日の10時から夜9時まで、翌日は午前中は9時から午後3時まで使いました。それにしても、午前中から夜9時までなんて、今までそんなに楽器の練習したことがなかったから、大変でした。
 私は大の初見苦手なので、苦労しました。リズム感も譜読みも出来なくて、右往左往です。他のメンバーとはキャリアが違うので、努力で埋めるしかないのですが、ほとほと疲れました。でも、楽しかったですよ。モーツァルトのカルテットのベーレンライター版、後期の巻を全曲、弾いてみました。といっても、1楽章しか見なかった曲もありますが。
 9月3日が本番ですから、ハイドンのひばりも心配だし・・・。でも、モーツァルトやハイドンの時代の曲は、弾いていて楽しいですね。わかりやすいといったらいけないのですが、ブラームスとなると、頭がぐちゃぐちゃになってしまいますから。
 施設内レストランで食べた食事のメニューは、夕食と朝食は予約制ですが、それも和食や洋食のどちらかを選ぶようになっています。夕食の和食は、野菜が少ないように感じました。朝食も、和食はやはり、野菜が足りていないみたい。栄養のバランスを考えると、洋食のほうが体にいいかもしれませんね。昼食は、ランチがとても安くてボリュームがあり、びっくりでした。
 昨日の昼食は、すぐ近くの「ぶるべの樹」のレストランで食べたんです。この、ぶるべというネーミングがとても面白くて、楽しみにしていたんです。ブルーベリーの略ですが、かわいいでしょう。今月いっぱいまではブルーベリーの摘みとりが一人千円でできるというので、午後の楽器練習を3時で終えてから、帰りに寄って、みんなでブルーベリー摘みをしてきました。園内食べ放題で、お土産用の小さい容器にも入れて持ち帰りが出来、さらにほしい人は、100グラム200円で追加できるんですって。このブルーベリー、とてもおいしいんですよ。とても粒が大きいんです。すっぱいのもありますが、けっこう甘いのを見つけて、せっせと食べて容器に入れて、持って帰りました。レストランのメニューも、芸術の家の食事よりもおいしくて、また食べに行きたいと思いました。夜は、6時までの営業なので、夕食というわけにはいかないのが、ちょっと残念。食事の後にいただいたデザート、ブルーベリーの生の実を洗ってグラニュー糖をまぶして冷凍庫で凍らせたものだそうで、とてもおいしかったです。簡単なので、ぜひためしてみてといわれ、持ち帰ったブルーベリーの半分をそのようにしてみました。とにかく、目にいいから、私にはありがたいですね。急に楽譜がよく見えるように、ならないかなーーー?!
 じっくり、楽器に取り組んだ2日間でした。日ごろ、余り練習していないのを反省しました・・・。スタジオ賃料と宿泊費、昼食、夕食、朝食入れて、1万円ジャストくらいの値段でした。公共の宿ですから、割安ですね。さて、来年は、ヌエックとこちらと、どっちが合宿場所になるのでしょうか。こちらのほうは、予約が取りづらいみたいですが。音楽の練習以外でも、キャンプもできるし、陶芸や工作などの体験教室もあるので、ご家族で夏休の思い出作りに、いいと思いますよ。あまり遠出しなくても、楽しめるのがいいですね。
 


シェーンブルン宮殿

2005年08月04日 21時09分55秒 | 芸術

 今日のNHK世界遺産の番組は、シェーンブルン宮殿でした。私は友人と2003年1月に、阪急旅行社の東欧激安ツアー(本当のタイトルは、魅惑の東欧3都市めぐりです)で初めてウィーンに行ったのです。そして、シーズン中はとても高くて泊まれない、ホテル・シェーンブルンに泊まったのでした。だって、1月、シーズンオフもいいところで、到着したときは、ウィーンは吹雪!ホテルの目の前のシェーンブルン宮殿も、中には当然入らず(ガイド付きですが、安くすませるために、中に入るにはオプションになっています)吹雪の中を、庭の散策(冗談じゃない!)。友人と、こりゃまるで「八甲田山死の彷徨」だねと言っていたのです。その、私には雪景色しか見ていないシェーンブルン宮殿の番組、夏は素晴らしい景色だったんですね。驚いたことに、このハプスブルグ家が滅んでから、宮殿は一般の人が住むようになったそうで、観光客の入らない最上階は今でも住宅になっていて、多くの世帯が住んでいるとか、驚きでした。
 このハプスブルグ家最後の栄華に輝きを放ったのが、愛称シシーで知られる皇妃エリザベート。彼女は本当に美しい・・。その彼女の顔がパッケージになっている、スミレの花の砂糖漬けが、ウィーン土産として有名です。これが意外と、病み付きになるおいしさなんです。あの味は、昔、ヴァイオレットフィズに凝っていた頃を思い出してしまいました。ヴァイオレット、いい響きですね。ヴィオラに通じるし・・・?!