ビタミン屋

気が向いた時だけ書いてます。日常や旅行、趣味の記録。

神秘のペトラ遺跡、死海、イスラエル⑫

2017-05-30 21:29:00 | ヨルダン・イスラエル
死海を出発。
国境越えがスムーズに進んだことで、時間に余裕ができたため、6日目に行く予定だったゲッセマネの園、万国民教会、主の涙の教会を観光することになりました。
バスはエルサレムへと入っていきます。

エルサレムのシンボル、岩のドームが見えます。バスを降り、この景色を見ながら、ガイドさんの説明を聞く。
残念ながら、風が強すぎて、イアホンガイドの音声がところどころ途切れて、すごく聞き取りにくい…(´・ω・`)
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教にとって重要な場所。
数々の歴史の舞台になった街なんだな、と。自分がそこにいることの不思議。

ゲッセマネの園に向かって、坂を下りていきます。


こちらはすべてユダヤ人のお墓です(ケデロンの谷)。
ダビデ王の時代から続く墓地で、最後の審判の日にここで死者がよみがえると信じられているそうです。
この向かいの丘にはムスリムの人たちのお墓があります。最後の審判の日によみがえって、ユダヤ人たちが神殿に入れないようにするためだそうです。
どちらも土葬だそうです。
お墓にも、イスラエルをとりまく複雑な事情があるんですね。
びっくりしました。

ゲッセマネの園の近くでは、このような古い時代の遺跡もありました。

亡くなった人の遺体を安置する場所だったようです。

竪穴式と横穴式があります。

そのすぐそばに「主の涙の教会」があります。

イエスがエルサレムを眺め、その滅亡を予言して泣いたというわれる場所に建つ教会。
教会のドームは涙の粒をかたどってあります。
いざ、中へ!

小さな教会です。

この窓からエルサレムの市街を一望することができます。
エルサレムを見て泣いたイエスと同じ目線になれるようになっているのです。
1955年に建てられたということで、けっこう新しい教会なんですね。
見学を終えて外に出ると、同じツアーの女性が修道士らしき人に注意を受けていました。
短パンにレギンス、という服装がNGだったみたいです(体の線が出るから?)
スカーフを腰に巻いて、OKをもらっていました。
UAEのモスクに行ったときも肌が見えるものは厳禁だったし、宗教施設は服装に関して厳しいですね。

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神秘のペトラ遺跡、死海、イスラエル⑪

2017-05-28 20:36:00 | ヨルダン・イスラエル
ホテルを朝7時に出発。ヨルダンとイスラエルの国境に向かいます。
国境越えには長時間かかることもあり、そのため早い出発となりました。

海抜0mの看板。

そこから国境のキング・フセイン橋(アレンビー橋)を目指してバスは走ります。

いざ、国境越えです。
ヨルダンでの観光バスを降り、ヨルダン人のガイドさんと運転手さんともお別れ。
ヨルダンの出国審査に進みます。
出国税は15$。

最初の窓口で荷物を預け、2つ目の窓口で、パスポートの裏表紙にシールを貼ってもらいます。
セキュリティチェックを受けて、出国審査。
パスポートと、出国税を支払ったレシートを見せる。
ちなみに、イスラエルの入国スタンプは押されません。
なのでパスポートに渡航履歴が残らないのです。
代わりに、自分のパスポートの顔写真が複写された小さなカードを渡されます。

夫は、お役人にパスポートを見て「イバラキってどこ?」と聞かれたらしい。
私は、「さっきの人、あなたのハズバンド?」ときかれ「Yes!」と答えると、「good!」と言われ、すんなり通されました。
緊張していたので、あっさり通してもらえてよかったー。
難しいこと聞かれなくてよかったー。

イスラエルに入国!
イスラエルのガイドさんと合流します。
こちらのガイドさんは、イスラエルに嫁いだ日本人女性の方。
イスラエルのバスに乗り、死海に向かいます。


死海に到着!

まず、レストランで昼食をとります。

リゾートですね。
北欧の国からは、死海に療養でくる人も多いのだそうです。
日照時間が少なく、皮膚病になりやすい北欧の人にとって、死海は絶好の療養地だそうです。
死海は紫外線が強くなく、日にあたるには最適なのだとか。
死海へ療養に来る費用を社会保険から負担する制度のある国があるそうです。

更衣室で水着に着替えて、いざ死海のビーチへ!

ガイドさんと添乗員さんから、「絶対に泳がないこと!」との話が事前にありました。
塩分濃度の強い死海では、体が自然に浮くので、静かに浮いているのがよい、とのこと。
泳ぐと目に入ったりして、やばいことになるのです。
以前、注意されていたにもかかわらず、クロールをしてしまった70代の方がいて、目が真っ赤になってしまったそうです。

死海のビーチはすっごく暑くて、足の裏がやけどしそうでした。
ゆっくり、水の中に入り、浮かぶのによさそうな場所まで移動。
途中、突然深くなって、泥に足をとられてしまうことも。

静かに体を傾けると、本当に浮きました!
が、手をつこうとすると、なんか深くなっていてパニックに。
ひっくり返って、思いっきり目と口に死海の水が入ってしまいました。
ひー。
目が痛すぎて、開けられない。
死海の水、しょっぱすぎて、めっちゃまずい。
同じツアーの人がタオルを貸してくれ、とりあえず、目をふきましたが、痛すぎる。
急いで、シャワー(ビーチにシャワーがあります。)で洗う。
少し落ち着きました。
再び、死海で浮き、記念写真!

美容効果の高い、死海の泥を体にぬりぬり。
日本のエステで「死海の泥エステ」をしたら、数万かかる。今やれば無料!
いっぱい堪能して!とガイドさんから言われました。
お肌がトゥルントゥルンに!

体がだんだんひりひりしてくるので、10分ほどで、死海から出ました。
浸透圧で、どんどん体の水分が抜けていくので、ペットボトル半分の水分を補給。(ガイドさんにそうするように教えてもらいました。)死海に浮かぶ私たちは漬物状態なのだそうです。

みんなが浮遊体験を楽しむエリアの奥に立ち入り禁止の網が貼ってあります。
地雷が埋まっているのです。
日本にはない光景です。

色々な体験ができた死海のビーチでした!
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神秘のペトラ遺跡、死海、イスラエル⑩

2017-05-28 20:04:00 | ヨルダン・イスラエル
40分ほど階段を上って、ひらけた場所に出ました。



目的地のエド・ディル(修道院)です。
エル・ハズネと並んぶペトラの見どころです。
高さ48.3m、幅47mの大きさでペトラ最大の建造物。
饗宴のための広間そしてもちいられたそうで、2世紀初頭の建物です。

私たちは、さらに先に進んで、展望台の上を目指します。

うわっ。ここを登っていくの(^-^;!?
なんか、すごい。


展望台から見下ろしたエド・ディル。
大変だったけど、やっぱり上ってよかった。

展望台を下り、エド・ディル前の売店で飲物を注文。
添乗員さんや、同じツアーの方たちと話をしながら、休憩。

再び、来た道を引き返します。

なんか、喉が痛いなあ。
トローチをなめる回数が増えていました。
風邪かな?いやだなあ。
結局、日本に帰国したあと、回復しました…(´・ω・`)

帰りにサンドボトル屋さんによると、ちゃんと自分たちの名前入りのサンドボトルができていました。


この道を歩いているとき、すごく遠くまで来たのだという思いが湧いてきました。

夕方のエル・ハズネ。

シークを出てから、出口までの道のりが長く感じられました。
疲れていたからでしょうか。丸1日歩き通しでしたし。暑かったです。
馬車に乗る気持ちもわからないでもないなー。

コーラを買って、休憩。
アイスもちょっと迷ったけど、やめておきました。

一息ついて、ビジターセンターを見学。
ペトラで出土したものや、歴史についての展示がありました。
説明がついているのですが、英語なので、ところどころしか意味がわからなかった。

バスでホテルに帰り、夕食となりました。

夜、希望者はワディ・ムーサ(ホテルのある地域)の町を散策できることになっていました。
私は風邪気味で、疲れていたのでやめておきました。
夫は行ったのですが、参加者は夫のみだったそうです。

明日は、イスラエルに入国します。
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神秘のペトラ遺跡、死海、イスラエル⑨

2017-05-21 15:01:00 | ヨルダン・イスラエル
昼食後に向かうエド・ディルは、レストランから1時間ほど山道を登っていくので、ツアー全員参加ではなく、希望者のみになっていました。
私たちはもちろん参加。
他の方たちも全員参加でした。
ここからは、細くて、足元の悪い坂道をのぼっていきます。

驚くべきは、こんな足場のわるい狭い道を、ロバが通っていくことです。
客引きもいっぱいいます。
私たちは、事前に添乗員さんから、安全のためにロバや馬には乗らない方がいいです、ということを聞いていました。
以前、ここでロバに乗った観光客の方が落馬して、骨折したことがあったそうです。
道はかなり不安定ですし、危ない感じでした。
そして、そのロバの排泄物がいたるところにあり、臭いもきついです。
道が悪い上に、フンを踏まないように進むのがなかなか大変でした。
(私たちの前を歩いていた別のツアーの日本人観光客が踏んでしまって、悲惨な感じでした(´・ω・`))


駅ハイ!で鍛えた歩きで、さくさく進みます!
エド・ディルまでは階段が約900段あります。
金比羅山の奥ノ社まで登れた私は大丈夫だ!と自分に言い聞かせる。
高さや階段数は金比羅の方が全然多い。
ただ、金比羅はちゃんと舗装された道(階段)なんですよね。
ペトラは、かなり足元の悪いところもあるので、どっちが大変なのかなあ(^-^?


ヤギの親子を発見!

夾竹桃が咲いていました。

綺麗。
猛毒があるそうです。
学校にも植わっていることがあるそうで、私が勤務している学校の用務員さんが、以前夾竹桃についての資料を見せてくたことを思い出しました。


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神秘のペトラ遺跡、死海、イスラエル⑧

2017-05-21 11:12:00 | ヨルダン・イスラエル
王家の墓を後にして、ビザンチン教会へと向かいます。

足場の悪い場所でも、小さな露店があったり、ロバが歩いていたりします。
なんと、そこらへんに落っこちている石を「1$」で売っていました。
買う人なんているのかな(;^ω^)???

↓ビザンチン教会

5世紀末に建立されたと考えられている教会。6世紀に火災と、地震で破壊されたそうです。



素晴らしいモザイク画が残っています。
とても保存状態が良いです。



ビザンチン教会から再び大通りに合流。
こちらの通りは「柱廊通り」と呼ばれています。

(字が汚くて、すみませんase2ase2
ローマ帝国の時代、ペトラの町でいちばんのショッピングストリートになっていたようです。
この通りに大神殿があります。

ナバタイ人によって紀元前一世紀末に建立されたこの神殿の高さは少なくとも18mはあったそうです。

六角形のタイルは、この時代の特徴だそう。

見晴らしのいい、遺跡のちょっと高くなったところに座って、休憩。

水分補給。長い時間歩くので、けっこう喉が渇きます。

柱廊通りの奥にある凱旋門をくぐります。

凱旋門を抜けたすぐのとこにある遺跡が「カスル・アル・ビント(王女の宮殿)」。

大地震によって崩壊してしまったのだそうです。
この神殿は一世紀前半に建立され、現在でも23mの高さがあるそうです!
この神殿を過ぎると、レストランがあります。
こちらが今日の昼食会場。


ビュッフェ形式の昼食でした。

デザートもある(^^)/♪

腹ごしらえをしたあとは、ペトラの丘の頂上にあるエド・ディル(修道院)に行きます。
(ちなみにここのレストランのトイレも詰まっていました。あと、水に流せるティッシュは絶対日本から持参した方がいいですね!もちろん自分も持っていきました。)
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