おいしいごはんが食べたい

　ずっとパソコンの調子が悪くて今日やっと復活です

　さて、突然ですが、私は食べることが大好きです。

　疲れたなぁ、しんどいなぁ、なんて時もおいしいものがあれば、温かい気持ちになって元気がでます

食って一生続くし、人間の基本的なもの。

おいしいものをお家でいただく。ちょっと贅沢で楽しいひととき。

でも手の込んだ料理をつくるのは面倒くさい日もありますよねぇ。
（もっとも私は実家に住んでいるのでめったに作りませんが）

そこで、簡単かつおいしいレシピが満載の本を紹介しましょう

第6冊：伝言レシピ

　この本のレシピは本当にシンプル。

　見開きで、右ページに手書きのレシピ、左ページに料理の写真が載っています。

　この本の料理は本当においしそう！お腹が空いてきます。

　私が作ってみて、とてもおいしかったのは…

　じゃがいもとチキンのローズマリー風味

　厚手の鍋にじゃがいもとチキンそしてローズマリーを入れてオリーブオイルと塩でぐつぐつ煮込んで作る料理です。これが、とってもおいしいんです！！

　じっくり味わった後は、お鍋に残ったオイルでピラフまで作れてしまう優れもの！
　
　他にも、きゅうりの漬物とかおいしくて手軽な料理が満載です

　エッセイも付いているので、読み物としても楽しめます。

　でも、くれぐれも夜中に読まないようにしてください。

　お腹が空いて眠れなくなるかもしれませんよ！

BOOK DATA :伝言レシピ
　　　　　　高橋みどり（著）　マガジンハウス
　　　　　　定価1500円（税別）

こんな雪の日には

　（↑妖精のスノードーム。振ると、真っ白な雪が妖精に舞い降りてくる。）


　本当に今日は冷えますね

　雪の降っている日というのは、いつもとは何かが違っているように感じます。し…んとしているというか。

　
　朝、カーテンを開けて思ったことは、「うわあ、まるでスノードームの中にいるみたい。」

　　しばらく無心でみとれていました。
　　（その後、「今日仕事休みでよかった～♪」とも思った（笑））

　それで、思い出したことがあります。

　ん？そういえば、そんなタイトルの本があったような・・・。

　本棚をひっくり返して・・・と（いや、本当にはひっくり返してませんよ！）

　ありましたでは、今日の一冊をご紹介しましょう。


第5冊：スノードーム



　はい、そのまんまのタイトルですね。

　表紙の絵が気に入って買った本ですが、大丈夫。中身も保障します。

　一言で言ってせつない物語です。


　様々な愛が交差します。男女の愛、親子の愛、報われない愛、感謝にも似た愛。

　
　報われない愛ゆえに、一人の男が起こす愚かな行為が全ての人たちを巻きこんでいきます。
　男の醜いエゴと何も知らない純粋な少年の対比。

　みんな、幸福を求めて生きている。だから、愛を求める。

　それが執着に変わった時、人は苦しみへと足を踏み入れていくのかもしれません。

　美しい描写の中で進んでいく哀しい物語。

　読後、「どういう選択をしていたらよかったんだろう？」とか、「この人たちはこの後、どうなるのだろう？」とかしみじみ考えてしまいました。

　愚かな男を非難するのも簡単ですが、それと同じものが誰にでも潜んでいるのかもしれません。

　今日のような雪の日に、暖かいお部屋で読むのにぴったりの本です。


BOOK DATA:「スノードーム」
　　　　　　アレックス・シアラー（著）、求龍堂
　　　　　　定価：1,260円（税抜）