ビタミン屋

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不妊治療の記録①

2019-05-23 12:53:00 | 不妊治療
産休2週目に入ったところで、不妊治療についての記録を残しておこうと思います。

結婚したのが27歳のとき。
それから1年経って、妊娠しないので、近所の産婦人科で検査を受けました。
特に異常なし、ということ。
医師からは「まだ28歳なんだから様子みれば?」という回答でした。
(ちなみに夫も私と同じ年齢です。)

それからまもなく、夫の転職→約2年半の単身赴任。
月に2回ほどしか会えない生活に。
将来のことや、生きがい、お金のことを考えると、どうしても公務員を辞めて転勤先についていく、という決心ができませんでした。母が専業主婦で、生活力のないまま離婚し、さんざん苦労させられた中高生時代の経験が、自分の考えに大きく影響していると思います。
単身赴任という形にすごく悩みましたが、夫の単身赴任先が、自分もかつて住んでいた名古屋であり、実父も暮らしてる、とうことで、夫の社宅を起点に思い出の場所に行ったり、父に会ったり、夫婦で名古屋出発の旅行をしたり、いろいろ、楽しい思い出もできました。
また、結婚するまで、実家で暮らしていたこともあり、人生初の一人暮らしを経験。
やってみたかった家での鍋パーティも、友達を数人呼んでやることができましたw

その間は、やっぱり妊娠は難しいだろうな、と不安に思うことはありました。
いつ単身赴任が終わるのか、その時、私は何歳かな?とか。
不妊だった人が体質改善し、妊娠できた、という口コミのある漢方薬局に通いはじめました。
基礎体温を毎日計って、漢方薬局の薬剤師さんに提出。
お薬を処方してもらいます。
この薬代が、高い!
月4~5万くらいしたと思います。
ホーローの鍋で、薬を煮出し、それを食前に飲むのですが、めっちゃ苦い。
で、半年くらい通ったのかな?
なかなか妊娠しないのは、ストレスのせいじゃないか、という話になり、
漢方をいったんやめて、心理カウンセラーのもとに通うことに。
色んな事で、母ともめて、疲れ切り、母や母の実家の人たちと距離を置くことを決めた時期だったこともあり、中学生から現在までのつらかったこと、許せないでいることなどと向き合い、それに対する考え方や割り切り方などをカウンセリングの中で学んでいきました。
そして、カウンセリングを卒業。

夫の単身赴任がおわり、ふたたび、一緒に暮らせるように。
しかし、単身赴任が終わって1年たっても、やっぱり、妊娠はしませんでした。
私には、子供ができないのかもしれない。
着床反応すら、1回も出たことがありませんでした。
夫婦二人だけの人生も、自分の中で考えておこう、と思いました。
子供のいる人生、いない人生、どちらもメリット・デメリットがある。
どちらが正しいわけじゃない。どちらでも幸せに生きていける。
色々、本を読んだり、調べたり。
そんなとき、夫から
「不妊治療、本格的にやってみようよ。」
と。
「やるだけやって、ダメだったら、それでいいじゃない。」
このとき、32歳くらいだったと思います。

職場に体外受精で双子を出産したことがある同僚の方がいました。
色々、相談に乗ってもらっていたこともあり、どんな治療をするのか、も教えてもらいました(自分でも調べていましたが)。その方にも背中を押してもらい、とりあえず、職場近くで、仕事帰りに通える婦人科を受診。タイミング法を始めることになりました。
基礎体温表を毎回提出。
内診で、卵胞の大きさを見てもらい、排卵の時期を予想します。
排卵の時期に合わせて、夫婦生活をもつのが、けっこうストレス。
仕事が立て込んでて、疲れ切っている平日がその日、とかもあるわけで。
デリケートなことだし、言い出すのがすごくストレス。
でも、これを逃すと、また1か月先まで延ばさなきゃいけない。
で、1年通ったけど、結果出ず。
これは、もう専門クリニックに行こう、ということで、不妊治療専門のクリニックに転院することになりました。
とりあえず、一通り検査をして、人工授精をすることに。
この検査の中で、子宮造影検査がつらいase2
通水検査はたいしたことないけど、こっちの検査は本当に痛かった。
造影液を子宮に流して、レントゲン撮影をして、子宮の形に異常がないか診る検査なんですが、
感じたことのないような痛みで、変な脂汗が出ました。
この検査を受けたあとは、造影剤のおかげで、卵管の通りがよくなるので、妊娠しやすくなる、という話だったんですが、私にはとくに効果なし。
検査結果は問題なし。
風疹の抗体がなかったので、予防接種をうけ、その後、1か月ほど待ってから1回目の人工授精へ。
人工授精は、体に負担の少ない治療法です。
これで、妊娠できたら、ラッキーですね。
精子を病院に持ち込んで、遠心分離にかけ、濃縮・精度をあげたものを、カテーテルで子宮の中
戻す、というものです。
全然いたくないし、あっというまに終わります。
1回10万円ほどですが、一定の条件を満たしていれば自治体から補助金が出ます。
私の住んでいるところでは、1回につき5万円支給がありました。
で、結局3回やって効果なし。
6回はしないと、体外受精にステップアップさせない、という方針の病院でした。
でも、年齢も30半ばになってきたし、さっさと体外受精にステップアップした方がいいんじゃないの?という話に夫婦でなり、
調べてみると、自分の職場の近くに、最近できたばかり、という不妊クリニックを発見。
転院を決意しました。



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