生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

Bunge哲学辞典/ 科学の戦争〔サイエンス・ウォーズ〕 science wars

2010年08月03日 12時00分54秒 | 生命生物生活哲学
2010年8月3日-2
Bunge哲学辞典/ 科学の戦争〔サイエンス・ウォーズ〕 science wars

科学の戦争〔サイエンス・ウォーズ〕 science wars [BungeDic2, p.261]
 1960年代半ばにおける↑【構築主義 constructivism】と↑【相対主義 relativism】が、再流行したことによって引き起こされた、哲学的および社会学的論争。

Bunge哲学辞典/ 戦争 war

2010年08月03日 11時42分42秒 | 生命生物生活哲学
2010年8月3日-1
Bunge哲学辞典/ 戦争 war

 戦争は、環境破壊と環境汚染も引き起こす(経済的競争も、まま同様に結果する。また、偽装などの不正がばれなければ、儲けは大きい。そのようなことをしないでも、全員が楽に楽しく生活できるような政治経済的設計とその実現の展望を語ること、そしてそのように説得あるいは『洗脳』すること、これがとりわけ政治経済社会的分野で働く人々に求められていることである)。
 生きるか死ぬかとなると、勝つことが優先するから、莫大な資源(金銭、人力、材料、)が、とりわけ科学技術開発のための金銭と労力が、消費される。大きくはそのようなおかげで、科学と科学技術は進展した。便利であることと、生活上の幸福感とか、とりわけ金銭的および時間的な余裕のある生活をすることとは、必ずしも結びつかない。幸せってなんでしょうか。人が幸福と感じるのはどんな場合でしょうか。振り返る余裕もない社会ならば、それは良い社会ではない。

戦争 war [BungeDic2, p.311]
 【a 存在論】↑【弁証法 dialectics】の中核となっている、対立者〔対立物〕の闘争。【b 政治学】究極の罪。伝統的な政治理論と倫理〔学〕によれば、不正な戦争だけではなく、正当な戦争もある。実際には、大量殺人であり、他の↑【人権】の侵害であるから、すべての戦争は正当でない。戦争では一つだけ、正当な側があり得る。つまり、いわれのない攻撃の犠牲の側である。しかし、二つの側は移るかもしれない。たとえば、もし犠牲側が勝って攻撃側全体に復讐すれば、それは不正当となる。ローマの格言の『平和を望むなら、戦争に備えよ』は、戦争への処方箋である。平和の秘訣は、『平和を望むなら、平和に暮らしなさい』である。↑【科学の戦争〔サイエンス・ウォーズ〕】。