むしやしない、WHITEDAYですので

今日は日曜日。
京都一乗寺の馴染みの店へ散髪に出かけました。
そのついでにちょっとおつかい。
行ったお店はコチラです。

「むしやしない」というちょっと変わった名前のケーキ屋さんです。
どうやら”むしやしない”というのは京都弁でちょっとした空腹感をおさめるために食べるもののことを言うそうです。
どうやら最近人気のお店のようで、妻にホワイトデーだから帰りにケーキでも買ってこようかと言った際、「一乗寺に行くならここで買ってきて」とリクエストされました。
相変わらず美味しいものに対する情報収集能力には驚かされますね(^^)

まだ出来てそう経ってないお店なのかな？
新しくキレイな店内がいい感じです。
イートインスペースもあるようですね。

割と小振りなケーキが多いようです。
価格は結構高めかな。

サイズが小さめなのとあまり来ない場所のお店ということで、一人二個ずつ食べることにしました。
子供たちが群がって「オレ、これがいい」とか言い合っていて、妻に「今日はお母さんに選択権があるのよ」って怒られていました(^^)

味の方は若干甘さが洋菓子としては抑えめかな？

上品な味で美味しかったです。

午後にケーキをいただいた後、アイシスのタイヤをスタッドレスから夏タイヤに交換しました。
さすがにもう雪は降らないでしょうしね。
やはりしっかりグリップしてくれるタイヤの方が安心かつ走って楽しいですね。

今年の13冊目。

森博嗣著「工学部・水柿助教授の解脱」
この作者の本はデビュー作で講談社メフィスト賞第一回の受賞作である「すべてがFになる」からほとんど読んでいます。
作者さん自身が名古屋大学工学部の現役助教授（今は准教授といいますね）で研究の傍ら一日数時間書くだけで、これまでものすごい数の作品を出されていました。
職業柄よく理系大学院生の生活が描かれており、読み出したときちょうど私自身が大学院に在籍していたこともあってすっかりはまってしまった作家さんですね。
作品はミステリーがほとんどなのですが、この「水柿助教授」シリーズは主役が「助教授兼作家」という作者の分身みたいなキャラクターで、その私小説という感じの作品ですね。

続いて14冊目。

高田崇史著「カンナ　戸隠の殺皆」
表の歴史書に書かれない歴史の真実を検証しつつ、現代に起こった事件の謎解きも行うというこの作者の作品スタイルのものです。
今回の歴史は天の岩戸関連。
タジカラオがこじ開けた天の岩戸を放り投げて落ちた先だから「戸隠」という地名になったということですが、その伝説に隠された歴史の真実を探求するというものでした。
歴史は「憶えるもの」ではなく「考えるもの」という、この作者さんの一連の作品に通じるテーマが相変わらず面白かったです(^^)