そばめし

妻がこんなものを見つけて買ってきていました。

日清焼そばUFOのそばめしですね。

そばめしとは、神戸市長田区のB級グルメとして有名で、御飯と焼きそばをごちゃ混ぜにして炒めた、炭水化物てんこ盛りの料理ですね。
誕生の経緯としては、お好み焼き屋で昼食をとっていた工員が弁当の冷やご飯を焼きそばと一緒に炒めるように頼んだことがきっかけだとか。
これがなぜだか広まってしまい、いまや冷凍食品やこんなインスタントものまで生まれちゃってるんですね。
いつだったか妻からラジオでやってたネタとして聞いた話ですが、冷凍食品として製品化される時の会議で「何か新しい食品はないか」ということになった際に関西の若手社員がそばめしを提案。
しかし関東中心のお偉方は「御飯と焼きそばを混ぜたものなんてうまいわけないし、売れるわけない」と、なかなか納得されなかったそうです。
結局、若手社員の猛烈なプッシュで仕方なく製品化してみたら、その会社の売り上げ記録を塗りかえるほどのバカ売れだったとか。

たしかにこれも、なかなか美味しかった。
御飯と細切れの焼きそばをソース味で食べるだけなんですけどね。
不思議なものです。

こういうのを美味しく感じるのは、私がやはり関西人だから？
こういう「炭水化物 ＋ 炭水化物」という食べ方って、関西風ですよね。
きつねうどんと白御飯の「きつねうどん定食」とか、お好み焼きをおかずに御飯を食べるとか。
TVなんかでもよくそういった炭水化物ものをおかずに御飯を食べる関西文化がネタにされていますが、全国的には特殊な食べ方なんでしょうか？
あ、「ラーメン ＋ 白御飯」のラーメンライスは全国的にあるのか。

今年の12冊目。

若竹七海氏作「ポリス猫DCの事件簿」

作者お得意の、神奈川県の架空の街「葉崎市」を舞台に起きる事件の短編集。

この街のほどよい田舎風味が気に入っています。

仕事で講演依頼を二つ抱えているせいで、なかなか落ち着いた気分で本が読めない今日この頃・・・。