中野系

この銀河系の中心、中野で考えること

結局は憧れ?

2005年10月13日 | 日常
阪神に引き続いて今度はTBSと楽天。10年後には「時代性」を表す出来事として振り返ることになるのだろうな、とテレビを眺めていて思った。

楽天の提案を見る限り、さすがにライブドアの件で「学習」している様子。今後TBSがどう動くかはわからないけれど、あの提案内容であればある程度、まともな話し合いで事は進む(のかも)しれない。

フジテレビ騒動の時は堀江氏の性格的な幼さが、必要以上に交渉相手を感情的にさせてしまった感ったけれど、さすがに三木谷氏は一枚上手みたいだ。

結果どう動くのかしらないけれど、しばらくはこの話題で持ちきりなのだろう。特に当事者「外」になったフジテレビあたり。

それにしても相変わらずというか、どうしてああもIT長者は既存メディアに必要なまでの執着をみせるのだろう。堀江氏の提案もそうだったけれど、内容を見る限り何千億も費用をかけてやるようなこと、とは到底思えないのだけれど。

「ネットとメディアの融合」。言うのはよいけれど、いまアップルがやろうとしていることくらいで充分では、と個人的には思う。テレビ番組が簡単にダウンロードできたら良い、とは思うけれど、それは楽天やライブドアの力が無くても十分できること。そもそも彼らが技術的に優れた集団、というわけでもないのだし。

結局のところ、財をなしたので今度は「業界人」になりたい、ということなのだろうか。