湯歩食人【とうほくじん】

東北各地を走り回る広報マンが東北の魅力を語ります

河合その子 「落葉のクレッシェンド」

2015年12月04日 11時49分14秒 | 音楽【80~85年】
今朝、フツー通りに家を出て勤務先へ

何もなければ30分かからずに到着するところが謎の大渋滞に遭遇……

で、勤務先には10分遅刻で到着……1時間以上かかるとは……


その渋滞に巻き込まれている中、車の中から路上の落ち葉を見ていて浮かんだハナウタ……♪お~ちばの~ク~レッ~シェ~ンド♪

河合その子の「落ち葉のクレシェンド」です。




河合その子……ご存じの通りおニャン子世代の自分の推しメンでした。
もちろんEPも持ってますよ

「落葉のクレッシェンド」は85年11月に発売された2枚目のシングル。

♪落葉のクレッシェンド せつない瞳の中にヒラヒラ
 落葉のクレッシェンド 涙を隠してた♪

サビのスローバージョンでスタートしその後テンポアップするフレンチポップ風なメロディー……デビュー曲の「涙の茉莉花LOVE」と全く同じパターンです

♪夕日が傾く西の空 歩道に集めた影絵
 あなたの大きなジャケットを 肩からかけてる私♪

Aメロはいい感じの恋人。

♪苦しいほど好きになって 初めて恋を知ったの
 だけど何も言えなかった ごめんね素直じゃなくて♪

このBメロのメロディが好き
「何も言えなかった」って素の自分が見せられなかったってこと?

で、サビで……

♪落葉の一人言 俯く心の中にヒラヒラ
 落ち葉の一人言 SAYONARAつぶやいた♪

アイドルソングの定番、好きだけど別れるパターンね

それにしてもこのタイトルの意味って?

クレッシェンド→イタリア語・音楽用語で「だんだん強く」。
となると「落葉のだんだん強く」……「DANG DANG気になる」 by中村由真
歌詞の内容からも読み取ることはできないぞ!!



この曲、オリコンでは2位(2週)止まり。
売り上げも「涙の茉莉花LOVE」の19.0万枚より若干低めの18.3万枚。
とはいえ、おニャン子のファンクラブ「こニャン子クラブ」の入会券が付いた「涙の茉莉花LOVE」と肩を並べる売り上げはその子嬢の人気アップを裏付けているよな

でも……曲自体のインパクトがね……デビュー曲と同じパターンで来なくても……。
同じ85年デビュー組の本田美奈子の「殺意のバカンス」→「好きと言いなさい」→「Temptation(誘惑)」ほどめまぐるしさはいらないけど変化が欲しかったね
※限定版「青い週末」は除いてます

で、次のシングルで路線変更を図るその子嬢……はい!「青いスタスィオン」です!!
同じヨーロッパ系でもヘビーな感じへ移行し、これがその子嬢の王道となっていきます。
彼女のイメージにピッタリ!!

一方、美奈子様は「1986年のマリリン」でブレイクするも「アイドルでもアーティストでもない中途半端な歌手」という路線変更となります。
これが取り返しのつかないことになるとは……

奇しくも「青いスタスィオン」も「1986年のマリリン」も秋元康の作品。

その子嬢は良かったけど、美奈子様が……企画ネタで路線変更させるなよな!!


と、いつものように脱線してしまいましたので今日のハナウタは終了!!

早見優 「ラッキィ・リップス」

2015年10月27日 00時00分42秒 | 音楽【80~85年】
日曜日、カラオケに行ってきました!

今回のカラオケで自分が歌ったのは嵐「愛を叫べ」から乃木坂46、堀ちえみ(2曲)、早見優、河合奈保子、河合その子、天野春子(小泉今日子)荻野目洋子、渡辺典子、原田知世……ほとんど80年代アイドル……

この歌った曲からハナウタをチョイス。

早見優の「ラッキィ・リップス」!




「ラッキィ・リップス」は83年9月に発売された7枚目のシングル。

同年4月に発売した「夏色のナンシー」でブレイクした彼女。

その後同じ路線の「渚のライオン」で夏を乗り切り秋に発売された曲です。

“暗曲”で路頭に迷い、イメチェンした(てかこっちが彼女のイメージそのものですが)“夏曲”で人気を得た後の重要なターニングポイントな曲。

資生堂「バスボン ヘアコロンシャンプー・リンス」のタイアップも付き本人出演で大量にオンエア。

サンミュージックも“第2の松田聖子”育成に躍起でしたね



曲調は前2作同様ポップですがどこか哀愁がある感じ。

♪ばかねfall in love,fall in love
 あの日からずっと…
 ばかねfall in love,fall in love
 愛しているのに…♪
 
スローなサビバージョンではじまりその後テンポアップ
 
♪車のウィンドウ 好きと書いたわリップスティック
 そんなことでもしなけりゃ あなたなかなかわからない♪

口紅でメッセージ……ユーミンの「ルージュの伝言」…いや湯歩食人的には河合奈保子の「涙のハリウッド」ですな

いや、待てよ

「涙のハリウッド」はキスマークでさよならと書いたんだっけ


……話は「ラッキィ・リップス」へ戻しましょう。

♪真夏のkiss秋にはもう抱きしめて欲しい
 あなたと今赤くなりたいの でも♪

歌詞の内容は松田聖子の「赤いスイトピー」同様“奥手の彼氏”にもの申すストーリー。


でサビに突入!!

♪ばかねfall in love,fall in love
 ふたつめの恋でも
 ばかねfall in love,fall in love with you
 終わりはしないは♪

早見優的「セカンドラブ」ですね

その後のメロディーが自分のツボ。

♪やさしくしないね…意地悪したくなる
 こんな気持ちはじめて♪
 やさしくしないね…意地悪したくなる
 愛しはじめているの♪

ここ!ここが聞きどころ!!大好きなメロディーラインです


「夏色のナンシー」&「渚のライオン」より絶対こっちの方が名曲だと思います!!!!!!!!!!!!


ところがですね……湯歩食人が好きな曲はパッとしないという方程式に当てはまっちゃうんですね。

「ザ・ベストテン」で最高位8位ですがランクインしたのはこの1週のみ。

その後の彼女の曲はランクイン数1~2週、下手すると10以内に入れない曲も

明菜様&天野春子が超ブレイク、堀ちえみも地味ながら人気がする花の82年組で石川秀美同様伸び悩んだ彼女
あっ! シブがき隊&松本伊代はデビュー時がピークでその後ですからね

結構良い曲(てか洒落たおもしろソング?)歌っていたけどなぜか「夏色のナンシー」を超えるヒット曲がなかったな……


人気に火がつき、それをさらにさせるために投入された「ラッキィ・リップス」。

どこが悪かったのかな……曲も良くタイアップも万全だったのに……不思議だ


何度も言いますが“名曲=売り上げ”ではありません。

何はともあれ「ラッキィ・リップス」、湯歩食人的早見優ソングNo1です





 

河合奈保子 「エスカレーション」

2015年08月28日 00時00分00秒 | 音楽【80~85年】
最近のハナウタはシリーズものになっています

明菜様から最大のライバルの聖子様ときたので……ここは聖子様の同期ライバル(個人的意見ですけど)河合奈保子をピックアップしましょうかね

これまでにも彼女の曲は「ストロー・タッチの恋」や「THROUGH THE WINDOW~月に降る雪~」、「涙のハリウッド」、さらにNAO&NOBU 「君は綺麗なままで」まで紹介してきたけどどれもマニアックwww

なので今回はメジャー級の曲をピックアップ!!

その曲とは……彼女最大のヒット曲「エスカレーション」!!!!!



♪エスカレーション 目に見えない階段をのぼってしまった♪

それはともさかりえの「エスカレーション」。

って河合奈保子の「エスカレーション」って一般人への浸透率低いような気がするのは自分だけ?
河合奈保子の代表作というと「スマイルフォーミー」や「けんかをやめて」をあげる人が多いと思う
次に「夏のヒロイン」や「大きな森の小さなお家」などがあがるのかな……しかしいずれも大ヒット感がないな……
「けんかをやめて」なんかはもう竹内まりやになっちゃっているし……

とナンダカンダ言ってみましたが彼女の最大のヒット曲は「エスカレーション」というのは事実な訳であって……

まずは売り上げからチェック
発売は83年6月。
オリコンでは最高位3位で34.9万枚を売り上げました。

ちなみにこれまでの最高は「スマイル・フォー・ミー」の4位・26.0万枚だったので、順位&売り上げ共に自己新記録を樹立!

「ザ・ベストテン」での最高位も「夏のヒロイン」と並びで3位
「夏のヒロイン」は5位→3位→5位と一過性というか運と言うかの3位でしたが「エスカレーション」は4位→4位→3位→3位→4位→4位と粘りのチャートアクションを展開。
原田知世の「時をかける少女」と熾烈な3位争いをしていましたね
ちなみに1位&2位争いは明菜様の「トワイライト~夕暮れ便り」と鈴鹿さんの「潮騒のメモリー」…ではなく薬師丸ひろ子の「探偵物語」でした

「ザ・ベストテン」年間ランキングでも90338点で23位と大健闘。こちらも自己最高位&最高得点!!
ちなみに24位は当時仲の良かった柏原芳恵の最大ヒット「春なのに」。
………「春なのに」は超メジャー曲になったけど「エスカレーション」は………

曲は今までの優等生イメージから脱却する挑発的なメロディ……ディスコ風とでも言いましょうか?
今までにない曲調でイメチェンには最適の楽曲でしょう!
前作の「ストロータッチの恋」がインパクトなさ過ぎだからこのギャップにみんなだったはず。
歌詞も♪大胆すぎるビキニよ 選んだ意味がわかるかしら♪と超セクシー路線。
売野雅勇先生&筒美京平先生……天晴れです!!

とセールス&インパクトともに成功と言える曲なのに何故か人の記憶に残っていないのは何故だろう?
たぶん次作「UNバランス」で同系統の路線に行っちゃったからかも
こちらもオリコン4位・20.1万枚と成功の部類にはいるけどいかんせん前作の二番煎じで……「エスカレーション」のインパクトを薄くしちゃった感じがしちゃいます

前年のサンバな「夏のヒロイン」からのハチロク「けんかをやめて」の流れのようにメリハリがあれば良かったのに……と思う湯歩食人でした 

松田聖子 「天国のキッス」

2015年08月13日 00時10分00秒 | 音楽【80~85年】
聖子ウィーク2回目は「天国のキッス」。



「白いパラソル」に続き“聖子夏ソング”です

まずはデータから。
発売は83年4月……ん? 4月!!!!
昔は季節先取りの曲多かったな~~これが売り上げピーク時にその季節にマッチするんだよな~~
オリコン最高位はもちろん1位で売り上げは47.1万枚。
「小麦色のマーメイド」→「野ばらのエチュード」と売り上げが下降して「秘密の花園」でついに40万枚を切る状況に陥った太陽の女王。
しかし「天国のキッス」で一気に盛り返しました
大人な「小麦色~」、全く盛り上がりのない(個人的には超好きですが)「野ばら~」、マニアックな「秘密~」に比べて分かりやすい万人受けしそうな楽曲だもんね

2作目の主演映画「プルメリアの伝説」の主題歌でもありました……自分は見てないんですがヒットしたんだっけ??
そういえば昨日の「白いパラソル」のB面「花一色」が初主演映画「野菊の墓」の主題歌。
当時はアイドル映画がたくさんあったよな~~内容はどーでもいいファンだけに向けたイメージビデオ的映画がwww
あまちゃんでの鈴鹿さんの言葉が思い出されますな~~www

「天国のキッス」と聞いてチャートマニアだったら「!!」と来るのがマッチ「真夏の一秒」との直接対決。
当時トップアイドルによるシングル同日発売
初登場は1位マッチ、2位聖子だったけど翌週には逆転。
売り上げも聖子に軍配が!!

この対決は「ザ・ベストテン」でも2人による1位争いが繰り広げられ……るはずが伏兵ラッツ&スター「め組の女」が参戦。
その結果、聖子&マッチの1位はそれぞれ1週のみでラッツが4週。

当時はこういった予想だにしないヒット曲が現れチャートを賑わしていたけど最近は全く無くなったよな……ジャニーズ&48グループ&EXILE軍団ばかりで……。
チャート好きとしては残念です……

作詞は松本隆センセで作曲は細野晴臣氏。
細野氏聖子プロジェクト初参戦です!!
で、次作「ガラスの林檎」も細野氏の作品でしたが、なんと同時期に月の女王へ「禁区」を提供
子供ながらに「これって大丈夫なの??」と心配した自分でした

歌詞の内容は“彼氏とリゾート地ではしゃぐ私”。
で、お得意の小悪魔・聖子で彼氏を誘惑www
下手すると“青い性”な曲になりそうですが、そこは細野氏による超軽い…いやポップな曲調で聖子ワールドに仕上げています

でもって前日の「白いパラソル」同様、この曲も月の女王にディスられます。

「何、南の島で彼氏といちゃついてんだよ!! コッチは南国で男を見定めてるんだよ!!」

と翌年「サザン・ウィンドウ」を発売。


いや~~太陽VS月は最高だね!!!!

松田聖子 「白いパラソル」

2015年08月12日 10時14分34秒 | 音楽【80~85年】
そろそろ盆休みに入った人も多いと思いますが自分は仕事。
勤務先の2/3は有休を使って休んでいますが自分は仕事。
「広報は1人必ず出勤せよ!」という上からの通達があったので生け贄になった自分

そんな訳で仕事……って貸し切り状態の広報室でまじめに仕事するわけないじゃんwww

と言うことでハナウタにいきたいと思います


先月、月の女王こと明菜様を連チャンで紹介したけど『となると太陽の女王も紹介しなきゃ……』と思っていた自分。

はい! 聖子様の曲をピックアップします!!
明菜様同様、“聖子ウィーク”としたいと思います!!

本日ピックアップするのは「白いパラソル」。



最近ビール(発泡酒?)のCMでもカバー曲が使われていて旬と言えば旬ですからね

「白いパラソル」は、81年7月に発売された6枚目のシングル曲。
オリコンでの最高位はもちろん1位で売り上げ枚数は48.8万枚。

発売当時小学生だった自分。
毎週「ザ・ベストテン」を見ていて歌謡曲には興味がありましたが何故か“大ファン”という歌手はいませんでした。
聖子様&河合奈保子&トシちゃんなど80年組をまんべんなく応援している感じだったな

ところがこの「白いパラソル」を初めて聞いたときに『ビビビ(←古いね)』ときて、とどめを刺すように母親からプチプレゼント

プチプレゼントというのがスーパーからもらってきたグリコ特製・聖子様の下敷き。
「白いパラソル」がポッキーのCM曲として使われていたよね~
で、それにちなんだ販促用の紙製下敷きです
同世代なら分かりますよね?
下敷きを使って文字を書くと跡がついちゃうチープさ満載のアレですwww

その下敷きの聖子様がかわいいのなんのって!!

そこから自分の『聖子命』&『後戻りのできない芸能界大好き人生』がスタートしました
「明星」を毎月買うようになったのもこの時期だったな~~


そんな自分の人生を決定付けたのが「白いパラソル」。

デビュー曲の「裸足の季節」から前作「夏の扉」まで明るめの曲が続いていましたがこの曲で新境地へ

キャピキャピ感を排除し、刹那的なメロディで“聞かせる曲”といいますか……
発売は7月で“夏曲”ですがどちらかというと“夏の終わり”に聴きたい曲って感じですかね

派手さはないけど心にジーンと来るんだよな~~。

作曲は財津和夫氏。
ホント「野ばらのエチュード」や「流星ナイト」など自分好みの曲が多いな、財津氏の作品は


で、作詞は松本隆センセ。
聖子様の世界を語る上でキーパーソンとなる松本センセですが、彼が初起用されたシングルがこの作品なんですよね……って有名な話ですがね

歌詞は好きな人の本心を聞きたい片思いソング。
説明的な歌詞ではなく聞き手を空想の世界に誘う内容が良いですよね~~

♪涙を糸でつなげば 真珠の首飾り♪なんてまさに聖子ワールド全開!!!
まぁ、後に月の女王に♪真珠じゃないのよ涙はHA HAN♪と全否定されますけど……と言うことは“太陽VS月”のゴングはここから始まっていたのかもな……

声質がハスキーになり、いわるゆ「キャンディーボイス」が誕生したのもこの頃だったような……まさに“聖子ビッグバン“な曲かも


と個人的に超大好きな歌ですが売り上げは前作「夏の扉」56.8万枚より
まあ、3曲目の「風は秋色」の79.6万枚で人気のピークを迎え、4曲目の「チェリーブラッサム」67.6万枚、「夏の扉」と売り上げはしていたけど、ツボにハった曲が売れないとは個人的にショック
しかし売れないといっても50万枚近く売っているわけで、当時では超トップセールスですからね。

そういえばしばらく前に「スマスマ」にでた松たか子嬢が松田聖子の曲で一番好きなのが「白いパラソル」と言ってたっけ!!
未だにCMに起用されいるぐらいだから「白いパラソル」好きは結構いそうですね!!
“売り上げ=人気曲”じゃないってことだ!!

そうそう「ザ・ベストテン」では番組史上初の“初登場1位”を記録したのも印象的だな。
が、これもジャンプアップ率では月の女王に塗り替えられちゃいますけどね……

やはり“太陽VS月”はここからだな……


斉藤由貴 「卒業」

2015年03月17日 22時11分09秒 | 音楽【80~85年】
昨日&今日は宮城県石巻市でお仕事。

両日とも午前9時30分集合とあって自宅を7時過ぎに出発!
朝が早いのは特に苦にならない自分です

で、昨日は東北道三本木PAのスマートICから石巻市へ

三本木周辺は朝もやに包まれていました。


♪朝もやにけむってる運命のわかかれ道♪


ナンノの「はいからさんが通る」が脳に降臨

実際は朝もやというより霧に近い状態でしたけど


『しばらくぶりに“今日のハナウタ”復活か!』


♪凛々しく恋してゆきたいんですわ~たし~♪
ご機嫌に口ずさみながら運転しているとラジオから懐かしい歌が。

♪制服の胸のボタンを♪


『斉藤由貴の「卒業」だ!!! え~ハナウタどっちにしよう……』


迷っているうちに石巻市に到着。
で、迷いながらお仕事
で、で、迷いながら勤務先に帰るためを仙台へ。

するとラジオ「ディアフレンズ」に斉藤由貴がゲスト出演!!!!!!!!!!!!



というわけで超しばらくぶりのハナウタは斉藤由貴の「卒業」に決定



超有名曲だから説明は不要だと思うけどデータは以下の通り。

彼女のデビュー曲。
発売は1985年2月21日。
オリコンでは最高位6位で26.4万枚の売り上げを記録。
ザ・ベストテンでも最高位6位。
新人でいきなりベストテン入りです
作詞は松本隆センセ、作曲は筒美京平、編曲は武部聡志……豪華です

ミスマガジン&CM「青春という名のラーメン」で話題になっていた上にこの名曲でデビュー。
ブレイクしないわけないよね

ポニーテールの彼女、スゲー可愛かったもんな


歌詞の内容は……卒業がテーマだとしんみり系が多いけどこの曲の主人公は超クール。

「机にイニシャル掘って思い出を引きずるな!」
「卒業しても友達なんて、守れない約束するな!」

そんな強がる主人公……そこら辺のアイドルとは一線を画する斉藤由貴にピッタリだよね。


そうそう、この「卒業」といえばやはり“卒業戦争”も外せないよね。

ちょうど自分の中学卒業時に起きた出来事なので印象深いです


発売から30年が経つ斉藤由貴「卒業」ですが、最近の自分がこの曲を聴くと真っ先に思い出すのが……

♪ 制服の胸のボタンを 下級生たちに狙われ~ ♪ ♪ 粘られ~♪ ♪ねじられ~♪ ♪値切られ~♪

「あまちゃん」のシーンです



そうそう、今日のラジオでは中山美穂の「色ホワイトブレンド」が流れてました


以上、しばらくぶりの「今日(昨日?)のハナウタ」でした

懐かしの選曲……石川→ラッツ→聖子

2014年07月22日 19時34分25秒 | 音楽【80~85年】
今日のDate fm「Crescendo」、最初の1曲目が石川優子の「シンデレラサマー」。

東北道を走行中の自分、ぶっ飛びましたよ

まあ、この番組は自分のツボ&青春の曲をチョイスしてくれるからな


『懐かしい~~石川優子って可愛かったしもっとブレイクすると思ったのにな……』


で、しばらくして流れてきたのがラッツ&スターの「め組のひと」。

意表をつかれ、イントロが流れた瞬間に爆笑しちゃいましたよ


『シャネルズとは違ってラッツはこの曲だけの一発屋だったな 確か松田聖子の「天国のキッス」とヒットした時期が一緒……ザ・ベストテンでラッツに邪魔され聖子の1位は1週だけだったな……


そう思っていると次に流れてきたのは松田聖子の「白いパラソル」


『そこは「天国のキッス」でしょう


フルコーラスで「白いパラソル」を満喫……もちろん車内で熱唱しましたけど何か?

歌詞もほぼ完璧に覚えてました。

やっぱり松田聖子は自分の青春だったんだな


鳥越まり 「ドミノ倒しの夏」

2013年10月24日 22時55分51秒 | 音楽【80~85年】
今日の青森県、風が強かったな~~~

訪問先の駐輪場なんか、こんな状態になっていたぞ



この光景を見た「ずぶん」は思わず♪ドミ~ノ倒~しのっなっつっぅ♪と口ずさんじゃいました

知ってます? この歌?

鳥越まりの「ドミノ倒しの夏」という曲で……ってそのままじゃんか



85年に発売されていて作詞は太巻…ではなく秋元靖が担当。


…………………………………………情報はこれでおしまい

「ずぶん」の曲に対する記憶は最後の♪ドミ~ノ倒~しのっなっつっぅ♪しか無いんだよな

歌詞の内容やオリコン何位、作曲者は誰かなど一切記憶にございません


そういえば鳥越まりって今なにやってるんだろう……


ということでしばらくぶりのハナウタもあっという間におしまい

大江千里 「十人十色」

2013年06月25日 15時39分10秒 | 音楽【80~85年】
♪十人十色 ぼくを選んだこと航海させない
十人十色 きっと世界一の幸せにさせる♪

はい、先週の出張時にラジオおから流れてきた大江千里の「十人十色」が今日のハナウタ。



♪何の為に? ダレの為に? キッカケ? 理由? 見返したい?♪

おっと! これはmisonoの「十人十色」だ

♪ラッシュの波に押されて 少し遅れた夜には
 改札口でおどけたように 大きく君に手を振るよ♪

大江千里の存在を世に知らしめた「十人十色」の発売は84年11月。
味覚糖キャンディー「DATE KISS」のCM曲で本人も出演していた記憶があります。

自分もこのCMで大江千里を知り、「十人十色」のメロディーにやられた一人です。

メロディーはその後確立される“大江節”がさほどきつくありませんがやはりいかにも大江千里(笑)。
超キャッチーなメロディーと彼独特の歌い方&声にはまりまくりましたね

歌詞は「僕はこんなに彼女が好きです!」的な内容。
取りようによってはプロポーズにも思えますね。


♪愛せば愛するほど 臆病な男になるよ
だからクールにほほえんで♪
♪十人十色 男のぼくが余裕をもって♪

といった彼ならではの“弱い僕”が登場。
この流れは後に槇原敬之に引き継がれるわけで

でもって
♪まばたきと同じ数だけKissをあげる♪
こっぱづかしい歌詞も登場しますが、これはCMの「DATE KISS」に掛けたんでしょうね


この曲にはまりまくり翌85年3月に発売されたアルバム「未成年」を購入……いや、高校入学記念で兄ちゃんが買ってくれました

これまでアイドル一辺倒だった自分が初めて持つシンガーソングライターのアルバム。
記念すべき1枚です



この「十人十色」にはもうひとつ思い出があって……。

当時、地元のAMラジオで「サンデーテレフォンリクエスト」という番組がありました。
この番組は電話で好きな曲をリクエストし、その結果をランキングで紹介するというモノ。
さらにその結果は「ザ・ベストテン」の四要素のひとつ・ラジオランキングに集計されていました

で、この番組には開始初っぱなに“トップ賞”、受付終了直前に“ラスト賞”というのがあって、パーソナリティの福井アナに直接リクエストできてリクエスト曲が流れて、さらに1万円分の図書券がもらえるという企画でした。

自分も何度挑戦してもいっつも話し中でフツーのリクエストすらできない状態でした。

が、ちょうど「十人十色」の次の曲「REAL」が発売された頃、みごと「ラスト賞」として電話がつながったのです!!

電話越しに福井アナが「リクエスト曲は?」と聞いてきました。
つながった嬉しさ反面「つながっちゃった!」という動揺であたふたする自分。

リクエストする曲は「REAL」と決めていたにもかかわらず口から出たのは「十人十色」

福井アナは「ひとつ前の曲ですね? 「REAL」じゃなくていいのかな?」と聞いてくれましたが自分は何故か意固地になり「いいんです」と返答。

ホント♪男のぼくが余裕をもって♪状態でしたね。

♪素直になってダーリン♪ BY少女隊


ちなみに数日後自宅に届いた1万円分の図書券の使い道は……前から欲しかった少女隊の写真集「ESCAPE 少女隊USA漂流記1984」&松田聖子の結婚記念の写真集(タイトル忘れた)を購入しました

そういえば「ESCAPE 少女隊USA漂流記1984」どこにしまったんだろう………捨てていたらショックだな……

小泉今日子 「半分少女」

2013年04月15日 16時35分15秒 | 音楽【80~85年】
♪あー 私のココロは
悲しくしく 泣いてるわ
ゆうべは ゴメンね
おびえてしまったのよ♪

今回のハナウタはいきなり歌詞からスタート。

小泉今日子の「半分少女」です



毎回ながら突如浮かんできたこの曲は83年7月に発売された作品で、小泉さんにとっては6枚目のシングルになります。

事務所に内緒で髪をバッサリ切り話題となった前作「真っ赤な女の子」。
このヒットで団子状態の花の82年組(明菜様を除く)から頭ひとつ抜けだし、シブがき隊の背中がすぐそこに見えるポジションまで人気上昇

で、さらなる飛躍を目指し発売された曲が「半分少女」

タイトルを見ると「真っ赤な女の子」に引けを取らないインパクトはありますが、曲の方は意外とシンミリ系
後に発売される「魔女」的な“派手じゃないけどグッと来る”系と言えばわかりやすいかも。

インパクトが弱いから穴埋め的楽曲かというとそうじゃありません。
イヤイヤ「真っ赤な女の子」より作品的に上のできばえと言ってもいいのでは?

歌詞では♪悲しくしく♪や♪嬉しくしく♪などの言葉遊びがありつつメロディーは胸キュンのオンパレード。


“え?何が起こるの?”と思わせる急なメロディー展開を見せるBメロの

♪約束の舟に乗って Tonight
流されて 何処へ行くの♪

から、少しクールダウン……

♪肩と胸とそして髪が触れ合うから
そこだけが大人びてくるの♪

と見せかけて……

♪Hold Me Tight♪

でドカン!!!!

その後Aメロに戻り

♪あー私のココロは
 嬉しくしく感じるの
 明日も少女ね 半分少女なのね♪

とタイトル名が登場。


文字だけじゃわかりにくいかもしれませんが、曲を聴けば納得してもらえるのでは?

個人的には2番の歌詞

♪入江まで逢いにきてよ Tonight
 星空を歩きたいの
 空と海と そして風が見ているから
 訳もなく大人びてくるの Hold Me Tight♪

が好きです……超好きです


売上げ枚数は21.9万枚で前作より0.8万枚ほど減少しましたが、オリコンの最高位は 4位と初のトップ5入り!

でもって次の「艶姿ナミダ娘」で明菜様と並ぶ花の82年組のツートップに
その後、シブがき&ちえみ&伊代&秀美&優の“仲良しチーム”はどうあがいてもこの“レコ大新人賞落選コンビ”であるツートップにかなうことはありませんでした



余談ですがブレイク三部作の「真っ赤な女の子」「半分少女」「艶姿ナミダ娘」は“女子三部作”でもあるんですよね。

女の子→少女→娘……制作スタッフが狙ったかどうか知りませんけど、自分の中ではそういう位置づけになっております