今日、勤務先で先輩が「まいったな~~」と独り言を言っていました。
すると自分の脳がソッコー反応。
♪私MAILUWA 好奇心が手招きはじめて♪
ということで今日のハナウタは山本ゆかりの「私MAILUWA」です
山本ゆかり……はたして何人の人が覚えているだろうか……?
山本ゆかりは84年にデビューしたアイドル歌手で、「私MAILUWA」は彼女のデビュー曲。
84年の同期と言えば菊池桃子、岡田有希子、吉川晃司、渡辺“愛の逃避行”桂子、荻野目洋子など新星ぞろい。
その影に隠れてマイナー街道まっしぐらだったもんね
オリコンでの最高位は80位。
デビュー曲で100位以内のランクインは凄いけど他の同期はベストテン入りしていますからね
で、デビュー当時彼女は「明菜の妹分」として売り出されました。
事務所が明菜様と同じ研音なので正真正銘の“妹分”。
当時は二大歌姫の天下ですから「ポスト聖子&明菜」といろんな新人が売り出されていましたね~~
そんな真の妹分のデビュー曲はもちろんツッパリソング……じゃないんですよね
どちらかというと無国籍というかチャイニーズというか……分かりやすく言うとEPOの得意とする分野かな
へたするとコミックソングに聞こえちゃう危ういメロディです
とはいえ作曲はEPOではなく都志見隆氏。
明菜様の「SAND BEIGE-砂漠へ-」や「TANGO NOIR」を作ったお方。
作詞も都志見隆氏。
内容は「好きな男性に迫られて……」といった感じ。
で、迫られて「私MAILUWA」となるわけです。
にしてもなんで「参るわ」と漢字でもなく「まいるわ」とひらがなでもなくローマ字なの?
しかも「RU」じゃなく「LU」なの??
まあ、別にいいけどね
売り上げの割には当時良く聞いた記憶があるな~~。
特にサビの部分はやたらと記憶に残っているよ
新人賞レースでノミネートされていたからかな?
でも新人賞は先に挙げた方々がメインで彼女は微妙なラインにいたからな……。
やはり一度聞いただけで耳に残るサビのせいで何度も聴いたように勘違いしているのかもね
で、「明菜の妹分」として売り出したけど微妙に路線が違っていた「私MAILUWA」。
声も重低音な明菜様に対しゆかりちゃんは高めだったもんね。
『フツーのアイドル路線へ変更した方がいいのでは』
自分はそう思っていましたが……研音はさらに“明菜道”をめざし突き進みます
セカンドの「ノン・タイトル」ではまだ暗中模索感がありますがサードの「ギンギラ御嬢」で本格的なツッパリソングに(笑)
……「ギンギラ御嬢」ってタイトル……“明菜道”から逸れて行ってません??
どうみても企画モノなタイトルでしょう
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唯一“明菜道”ぽいのはイントロ。
「十戒(1984)」かと思いましたよ
その後「GAMBLER」「LONELY YESTERDAYS」を発売したがパットせずデビューからわずか2年強で一時歌手活動休止。
で、1年半後に発売されたシングルが「井の頭公園」……あはははははははは!!スゲータイトル!!!
これでアイドル時代は終了。
その後は女優業に活動場を見いだしそちらに専念………せずにバンド活動も同時並行
で、現在でもまだ芸能界で頑張っているみたいですね!!