湯歩食人【とうほくじん】

東北各地を走り回る広報マンが東北の魅力を語ります

河合奈保子 「エスカレーション」

2015年08月28日 00時00分00秒 | 音楽【80~85年】
最近のハナウタはシリーズものになっています

明菜様から最大のライバルの聖子様ときたので……ここは聖子様の同期ライバル(個人的意見ですけど)河合奈保子をピックアップしましょうかね

これまでにも彼女の曲は「ストロー・タッチの恋」や「THROUGH THE WINDOW~月に降る雪~」、「涙のハリウッド」、さらにNAO&NOBU 「君は綺麗なままで」まで紹介してきたけどどれもマニアックwww

なので今回はメジャー級の曲をピックアップ!!

その曲とは……彼女最大のヒット曲「エスカレーション」!!!!!



♪エスカレーション 目に見えない階段をのぼってしまった♪

それはともさかりえの「エスカレーション」。

って河合奈保子の「エスカレーション」って一般人への浸透率低いような気がするのは自分だけ?
河合奈保子の代表作というと「スマイルフォーミー」や「けんかをやめて」をあげる人が多いと思う
次に「夏のヒロイン」や「大きな森の小さなお家」などがあがるのかな……しかしいずれも大ヒット感がないな……
「けんかをやめて」なんかはもう竹内まりやになっちゃっているし……

とナンダカンダ言ってみましたが彼女の最大のヒット曲は「エスカレーション」というのは事実な訳であって……

まずは売り上げからチェック
発売は83年6月。
オリコンでは最高位3位で34.9万枚を売り上げました。

ちなみにこれまでの最高は「スマイル・フォー・ミー」の4位・26.0万枚だったので、順位&売り上げ共に自己新記録を樹立!

「ザ・ベストテン」での最高位も「夏のヒロイン」と並びで3位
「夏のヒロイン」は5位→3位→5位と一過性というか運と言うかの3位でしたが「エスカレーション」は4位→4位→3位→3位→4位→4位と粘りのチャートアクションを展開。
原田知世の「時をかける少女」と熾烈な3位争いをしていましたね
ちなみに1位&2位争いは明菜様の「トワイライト~夕暮れ便り」と鈴鹿さんの「潮騒のメモリー」…ではなく薬師丸ひろ子の「探偵物語」でした

「ザ・ベストテン」年間ランキングでも90338点で23位と大健闘。こちらも自己最高位&最高得点!!
ちなみに24位は当時仲の良かった柏原芳恵の最大ヒット「春なのに」。
………「春なのに」は超メジャー曲になったけど「エスカレーション」は………

曲は今までの優等生イメージから脱却する挑発的なメロディ……ディスコ風とでも言いましょうか?
今までにない曲調でイメチェンには最適の楽曲でしょう!
前作の「ストロータッチの恋」がインパクトなさ過ぎだからこのギャップにみんなだったはず。
歌詞も♪大胆すぎるビキニよ 選んだ意味がわかるかしら♪と超セクシー路線。
売野雅勇先生&筒美京平先生……天晴れです!!

とセールス&インパクトともに成功と言える曲なのに何故か人の記憶に残っていないのは何故だろう?
たぶん次作「UNバランス」で同系統の路線に行っちゃったからかも
こちらもオリコン4位・20.1万枚と成功の部類にはいるけどいかんせん前作の二番煎じで……「エスカレーション」のインパクトを薄くしちゃった感じがしちゃいます

前年のサンバな「夏のヒロイン」からのハチロク「けんかをやめて」の流れのようにメリハリがあれば良かったのに……と思う湯歩食人でした 


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