ゲイ？との闘い＜１０３日目＞ ｉｎ ギルギット

　フセインのパパがアリアバードの病院に入院しているので、お見舞いに行ってそのまま乗合バスに乗ってギルギットへ向かった。

　乗合バスは運転席を合わせて５列のミニバス。それに子供も入れると２０人以上も乗っていた。暑い。とにかく暑い。一番後ろの列に座ったのだが、運の悪いことに一番近い窓が開かない。

　一番後ろの列には端からユンくん、おれ、パキスタン人２人が座っていたのだが、どうも隣のパキスタン人の様子が変だ。ジッと見つめてくる。まぁその位のことはよくあるので、特に気にもしなかった。

　すると次は頭をおれの肩に載せるようにしてもたれかかってきた。これはかなりヤバい。とりあえず身体をヒネって避けた。

　しばらく大人しくしていたが、次は腕を伸ばして背もたれを掴んできた。背中に腕が当たるのがイヤだったので、背もたれにもたれずに前のめりになっていると、今度は背中に腕を置いてきた。いい加減イラっと来た＆気持ち悪かったので、腕を振り払って睨み返した。それでようやく大人しくなった。

　その後、途中でヒトの出入りがあって、間に別のヒトが入ったのだが、そいつもまた怪しい。さらに、その斜め前のヒトもずっとこっちを見てくる。多いとは聞いていたが、ホントに勘弁して欲しい。道の悪さ、暑さ、ゲイの三重苦でギルギットまでの４ｈは辛い移動だった。
　休憩所でチェリーをもらった。大きくて旨い。


　休憩所でやっていた何かのボードゲーム。



　ギルギットに着いて遅めの昼食を食べた後、ホテルの中庭でくつろいでいるとミワコさんが戻ってきた。無事にビザの延長も済んだらしい。これで明日チトラルに向かって出発することができる。

　フランス人のニックがビールを買ってきたので飲もうとした。


　ところが、なんとノンアルコールビール。やっぱりパキスタンではダメなのか…orz



　夕食を食べた後、ニックやユンくん、ミワコさんを含めて４人で話をしていた。そして、チェスをやることに。ユンくん、ニック相手に２連勝！　ヨーロッパのヒトに勝てたのは嬉しかった。暇つぶしにパソコンでチェスをやっていた甲斐があった(笑)。

　久しぶりの移動で疲れたし、明日も移動なので１２時前にベッドへ。フンザでのんびりしたおかげで、なかなか身体が慣れてこない。明日は６時起きだけど大丈夫だろうか？


　＜宿泊地＞マディナホテル　ツイン　４９０Rs
　ギルギットのバザールのそば。旅行者には有名やし、誰かに聞けばスグに分かる。雰囲気は良い感じ。


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