昨日聞き込みに来たときは「9時か10時頃に来い」と言われたが、『やっぱり早めの方がいいやろう』と思い、8時にバスターミナルへ行った。ところが、あまり賑わっておらず、ポトルー行きの車すら来ていないようだ。聞くと、やっぱり9時らしい。
分かっていたこととはいえ、なんか気落ちした。しかもなぜか猛烈にヤル気がなくなり、もう1泊して明日直接国境まで行くことにしようかとも考えた。
でも、せっかくバスターミナルまで来たことやし、あの宿に戻るのはイヤだからまた宿探しからしないといけないし、とりあえず9時までは待ってみることにした。
バスターミナルにあったバイク。
するとホントに9時に車が来た。けれども、修理がどうとか言ってどっかに行ってしまった。まぁ仕方ない。異様にお腹が空いてきたので、近くの路上飯を食べた。たったの2000レオーネ(40円)。ピリ辛。
ご飯を食べたら元気が出たのか、やっぱり移動することに決定。車もやってきて(さっきの車とは違ったが…)、10時に出発。
今回の車は2列シート。でも、ドライバーを除いて7人乗り。ドライバーの横に3人、後列に4人の配置。ちなみにドライバーの席に2人座って、ドライバーは隣のヒトの上からギア操作をしている。そこまでして乗せなくてもいいやろうに…
しばらくは舗装道路が続いたが、途中からは未舗装。なかなかのデコボコ具合。暑いから窓を開けたいが、開けると埃まみれになる。珍しくパワーウィンドウだったので窓の開け閉めはドライバーが握っていたが、結局中途半端に半分開けるという状態で走ったおかげで、暑いわ、埃まみれやわのヒドイ状況だった。
途中の村人達。
ポトルーに着くとスグにバイタクのドライバーがやってきた。
ドライバー「チワイアイランドへ行くのか?」
おれ「そうだ」
とは言ったものの、お金がどれだけかかるか分からない。ド田舎で両替もできなさそうやから、手持ちのお金がなくなるほどの金がかかるなら行けない。それにロンプラには「予約すべき」って書いてある。ってことで、とりあえずポトルーにあるはずのチワイアイランドのオフィスへ行った。
オフィスには値段が貼られていた。お金はそんなにかかりそうもない。それにドルもユーロも受け付けると書いてある。これなら大丈夫。じゃああとは予約しようと思ったが、どうもスタッフらしいヒトは居ない。そして、集まってきたヒト達が「大丈夫だ。行け、行け。」と言ってくる。
ってことで、そのままバイタクに乗ってチワイアイランドそばの村まで行った。未舗装道路のバイタクは怖い。そんなにスピード出さんでいいのにってくらい出すし、ときどき砂利に滑って転けそうになる。たまにバイクがすれ違うと砂埃がスゴい。
ようやくカンバマ村に到着。船は今はないらしく、しばらく待つことになった。
カンバマ村。
モア川。対岸がチワイアイランド。
空。
バナナ。
1hくらい待ったところで1人の村人が声をかけてきた。「チワイアイランドへ行く船を待ってるんだ」と言うと、「ちょっと待ってな」と言ってどっかへ行った。数分後戻ってきて「島のスタッフは今は誰もコッチに来てないから、まだまだ待たないと行けないぞ。準備ができてるならおれが連れてってやるよ」と言ってきた。「お金は?」と聞くと、「そんなの要らない」と…
なんてイイ人だ…
結局そのヒトが漕ぐボートで無事にチワイアイランドに到着。
チワイアイランド側から見たモア川。
キャンプ場。
橋。
簡単な説明を受けて、とりあえず夕方のフォレストウォークを申し込んだ。
それまで休憩。1人で少しだけ歩いたが、暑くなったのでテントにこもった。ところが、このテントがまた暑い。寝転んでいるだけで汗がダラダラ流れてくる。
この小屋の中にテントが張られている。
看板。
なんかの木の実のカス。
ハチ。
カメと羊かな?
フォレストウォークは4時半頃からのはずだったが、結局スタートしたのは6時から。その間、歩いているとサルを発見。でも、遥かに高い木の上に居るので豆粒のようだった。
200mmで撮ったものをさらに拡大してこんな感じ。
上のも下のもレッドコロブス。
もう一度、川に行ってみた。
フォレストウォークではガイドに連れられてジャングルに入っていったのだが、かなり歩きにくい。
しばらく歩いていると、カバの足跡を発見。
チワイアイランドにはピグミーヒッポというカバが居て、運が良ければ見えるらしい。ガイドの話によると、朝と夕方ほぼ同じルートを通って川と島を往復しているらしい。
その後もひたすらジャングルを彷徨い歩く。もはや完全に方向は分からない。おれの命はガイド次第だ。
ときどきサルが見えるんだけれど、遠い木の遥かに頭上に居るのでハッキリ見えない。写真にも撮れない。野生動物相手だからこればっかりは仕方ない。
結局1枚も写真には撮れなかったが、レッドコロブス、ブラックアンドホワイトコロブス、ダイアナモンキーは見ることができた。正しくは、そのシルエットが見ることができた。
十分満足とはいかないが、それでも大自然の中を歩くだけでも気持ち良いから良かった。明日の早朝にもチャレンジするから動物は明日に期待だ。
川の夕暮れ。いい時には間に合わず…
<今日の移動>ボー→ポトルー→カンバマ→チワイアイランド
・ボー→ポトルー
乗合タクシー。2h。15000+5000レオーネ(1ドル=4300レオーネ)。
ボーのマーケットにあるCentral Park発。2列シートなのにドライバー含めて8人乗り。前半は舗装道路で良かったが、後半は悪路。
・ポトルー→カンバマ
バイクタクシー。30~40分くらい? 25000レオーネ。
ボーからの車を下りたところにバイタクが数台集まっている。道は当然未舗装。
・カンバマ→チワイアイランド
手漕ぎボート。15分くらい? タダ。
カンバマの村でチワイアイランドから船が来るのを待っていたら、村のヒトが「おれが連れてってやるよ」と言ってタダで船を出してくれた。通常はチワイアイランドのスタッフの船に乗ることになるが、船代はチワイアイランドの入場料に含まれている。
<宿泊地>キャンプ場 テント 80000レオーネ
住所:チワイアイランドの船着場から徒歩10分。
設備:共同トイレ&水シャワー。マットレス付き。自前のテントを張っても同料金。
備考:シャワーはあったが浴びていないので十分な水量が出るかどうかは不明。川で泳ぐこともできる。ワニがいるらしいけど(笑)。危害はないと現地人は言ってたけど…
夕食や飲み物は買うことができる。少し高いが気にする程の高さではない。なお、チワイアイランドでの宿泊費などはドルやユーロも受け付けているらしいが、「レオーネで払ってくれると助かる」と言われた。近くに両替所がないからドルとかだと不便だそうだ。レートもレオーネで払った方が良い。
アフリカでは更新が滞りがちになりますが、励みになるのでクリックしてやって下さい。できれば2つとも…v(^o^)v
分かっていたこととはいえ、なんか気落ちした。しかもなぜか猛烈にヤル気がなくなり、もう1泊して明日直接国境まで行くことにしようかとも考えた。
でも、せっかくバスターミナルまで来たことやし、あの宿に戻るのはイヤだからまた宿探しからしないといけないし、とりあえず9時までは待ってみることにした。
バスターミナルにあったバイク。
するとホントに9時に車が来た。けれども、修理がどうとか言ってどっかに行ってしまった。まぁ仕方ない。異様にお腹が空いてきたので、近くの路上飯を食べた。たったの2000レオーネ(40円)。ピリ辛。
ご飯を食べたら元気が出たのか、やっぱり移動することに決定。車もやってきて(さっきの車とは違ったが…)、10時に出発。
今回の車は2列シート。でも、ドライバーを除いて7人乗り。ドライバーの横に3人、後列に4人の配置。ちなみにドライバーの席に2人座って、ドライバーは隣のヒトの上からギア操作をしている。そこまでして乗せなくてもいいやろうに…
しばらくは舗装道路が続いたが、途中からは未舗装。なかなかのデコボコ具合。暑いから窓を開けたいが、開けると埃まみれになる。珍しくパワーウィンドウだったので窓の開け閉めはドライバーが握っていたが、結局中途半端に半分開けるという状態で走ったおかげで、暑いわ、埃まみれやわのヒドイ状況だった。
途中の村人達。
ポトルーに着くとスグにバイタクのドライバーがやってきた。
ドライバー「チワイアイランドへ行くのか?」
おれ「そうだ」
とは言ったものの、お金がどれだけかかるか分からない。ド田舎で両替もできなさそうやから、手持ちのお金がなくなるほどの金がかかるなら行けない。それにロンプラには「予約すべき」って書いてある。ってことで、とりあえずポトルーにあるはずのチワイアイランドのオフィスへ行った。
オフィスには値段が貼られていた。お金はそんなにかかりそうもない。それにドルもユーロも受け付けると書いてある。これなら大丈夫。じゃああとは予約しようと思ったが、どうもスタッフらしいヒトは居ない。そして、集まってきたヒト達が「大丈夫だ。行け、行け。」と言ってくる。
ってことで、そのままバイタクに乗ってチワイアイランドそばの村まで行った。未舗装道路のバイタクは怖い。そんなにスピード出さんでいいのにってくらい出すし、ときどき砂利に滑って転けそうになる。たまにバイクがすれ違うと砂埃がスゴい。
ようやくカンバマ村に到着。船は今はないらしく、しばらく待つことになった。
カンバマ村。
モア川。対岸がチワイアイランド。
空。
バナナ。
1hくらい待ったところで1人の村人が声をかけてきた。「チワイアイランドへ行く船を待ってるんだ」と言うと、「ちょっと待ってな」と言ってどっかへ行った。数分後戻ってきて「島のスタッフは今は誰もコッチに来てないから、まだまだ待たないと行けないぞ。準備ができてるならおれが連れてってやるよ」と言ってきた。「お金は?」と聞くと、「そんなの要らない」と…
なんてイイ人だ…
結局そのヒトが漕ぐボートで無事にチワイアイランドに到着。
チワイアイランド側から見たモア川。
キャンプ場。
橋。
簡単な説明を受けて、とりあえず夕方のフォレストウォークを申し込んだ。
それまで休憩。1人で少しだけ歩いたが、暑くなったのでテントにこもった。ところが、このテントがまた暑い。寝転んでいるだけで汗がダラダラ流れてくる。
この小屋の中にテントが張られている。
看板。
なんかの木の実のカス。
ハチ。
カメと羊かな?
フォレストウォークは4時半頃からのはずだったが、結局スタートしたのは6時から。その間、歩いているとサルを発見。でも、遥かに高い木の上に居るので豆粒のようだった。
200mmで撮ったものをさらに拡大してこんな感じ。
上のも下のもレッドコロブス。
もう一度、川に行ってみた。
フォレストウォークではガイドに連れられてジャングルに入っていったのだが、かなり歩きにくい。
しばらく歩いていると、カバの足跡を発見。
チワイアイランドにはピグミーヒッポというカバが居て、運が良ければ見えるらしい。ガイドの話によると、朝と夕方ほぼ同じルートを通って川と島を往復しているらしい。
その後もひたすらジャングルを彷徨い歩く。もはや完全に方向は分からない。おれの命はガイド次第だ。
ときどきサルが見えるんだけれど、遠い木の遥かに頭上に居るのでハッキリ見えない。写真にも撮れない。野生動物相手だからこればっかりは仕方ない。
結局1枚も写真には撮れなかったが、レッドコロブス、ブラックアンドホワイトコロブス、ダイアナモンキーは見ることができた。正しくは、そのシルエットが見ることができた。
十分満足とはいかないが、それでも大自然の中を歩くだけでも気持ち良いから良かった。明日の早朝にもチャレンジするから動物は明日に期待だ。
川の夕暮れ。いい時には間に合わず…
<今日の移動>ボー→ポトルー→カンバマ→チワイアイランド
・ボー→ポトルー
乗合タクシー。2h。15000+5000レオーネ(1ドル=4300レオーネ)。
ボーのマーケットにあるCentral Park発。2列シートなのにドライバー含めて8人乗り。前半は舗装道路で良かったが、後半は悪路。
・ポトルー→カンバマ
バイクタクシー。30~40分くらい? 25000レオーネ。
ボーからの車を下りたところにバイタクが数台集まっている。道は当然未舗装。
・カンバマ→チワイアイランド
手漕ぎボート。15分くらい? タダ。
カンバマの村でチワイアイランドから船が来るのを待っていたら、村のヒトが「おれが連れてってやるよ」と言ってタダで船を出してくれた。通常はチワイアイランドのスタッフの船に乗ることになるが、船代はチワイアイランドの入場料に含まれている。
<宿泊地>キャンプ場 テント 80000レオーネ
住所:チワイアイランドの船着場から徒歩10分。
設備:共同トイレ&水シャワー。マットレス付き。自前のテントを張っても同料金。
備考:シャワーはあったが浴びていないので十分な水量が出るかどうかは不明。川で泳ぐこともできる。ワニがいるらしいけど(笑)。危害はないと現地人は言ってたけど…
夕食や飲み物は買うことができる。少し高いが気にする程の高さではない。なお、チワイアイランドでの宿泊費などはドルやユーロも受け付けているらしいが、「レオーネで払ってくれると助かる」と言われた。近くに両替所がないからドルとかだと不便だそうだ。レートもレオーネで払った方が良い。
アフリカでは更新が滞りがちになりますが、励みになるのでクリックしてやって下さい。できれば2つとも…v(^o^)v