やさしい家で やさしい暮らし

めざすは一生暮らせる木のおうち。建て主と建築業者を結び、安心を与えるのが私の仕事なのです。

リフォームでホントにいいの?

2008-05-20 17:12:15 | マイホーム
午前中は、物凄い雨。
そして午後から暴風。
こんな天気の日は嫌だなと思う人も、そうでない人も
みなさま ごきげんよう。
お空は、何に怒っているのでしょうか?

今日も、コピーちゃんは大活躍。
んっ、もしかして「そんなにコピーするな!」ってお空が怒ったの?
それはね、国土交通省に言ってください。

さて、今朝の気になるニュース。
断熱リフォームで優遇税制
新築では、いっくら断熱しても適用されないみたいですが

地球温暖化抑制のために、政府は建物の断熱をよくしようとしています。
リフォームして長く住むことを提案しています。
そこで、断熱リフォームに魅力を持たせたのでしょう。

まぁ、それはそれでいいのでしょうが・・・

古民家と、古家は、まったく別のものです。
古民家は構造に耐久性がありますが、古家はありません。
古民家を断熱して、長く住むことには意味がありますが
古家・・・断熱だけしたのでは、その命はあっという間。
耐震補強して断熱するのと、新築すること。
どっちがいいのでしょう?
古家に息吹を吹き込むなんて、そう簡単にできるものではありません。

もちろん、中古住宅で断熱リフォームすることにより
快適に長く住める場合もあります。



断熱リフォーム、悪いことではありませんが
決して「臭いものにフタ」のリフォームだけはしないでいただきたい。
リフォームして15年後にまたリフォームするのなら
60年、70年もつ住宅に建替えることは、決して環境破壊にはならないのです。


あぁ、リフォーム会社の営業トークが響き渡る日も近いことでしょうね。

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