学校で教員に進路志望を聞かれ、『ラストニンジャ』と答えた凪。しかしそもそもラストニンジャが何なのか? もう11月に入った今の段階でも未だによくわからない。帰宅した凪は珍しく道場でコーヒーを飲もうとしていた好天に聞いてみた。「世の中には光がある。光がある所、必ず影、即ち闇が生まれる。その闇を光で」コーヒーにミルクを注ぐ好天。「抑えながら調和させる。これが、ラストニンジャの務めじゃ」「いまいちわかんない」困惑する凪。好天はミルクコーヒーを啜った。
「よし、一つ、体験してみるか?」好天はPCを取り出し画面を立ち上げた。『ラストニンジャへの道』というレトロ調のゲームが表示されている。凪が関心を示す中、十六夜は前回朧車から吹っ飛ばされた正影を助け起こしていた。「恩を売ったつもりか?!」十六夜を押し退け、警戒する正影。「こちらをお預け致します」恐れの瓢箪を差し出し去った。「白々しい狐よ」正影は警戒を解かなかった。「俺達もやりたい!」道場ではゲーム参加に天晴達も乗ってきた。「キンジさんもやるでしょう?」一人、輪から外れていたキンジを誘う風花。結局、好天の忍力でメンバー全員がゲームの世界に入って行った。
ゲーム内で『主人公』の凪は好天の姿をした王様に魔王がいること、終わりの手裏剣で倒せること、終わりの手裏剣入手には鍵が3ついること、詳しい解説は『説明書』を読むことを告げられた。「ゆくがよい、忍者凪よっ!」促され、凪は旅立った。牙鬼の館に戻った正影は体調を崩していた有明に焦っていた。「恐れの力をよこすのじゃ」力無い有明。有明は介抱を受けに、ヒャッカラゲに連れられて行った。「これは牙鬼家の一大事!」正影は対応を急いだ。
ゲーム内の凪は天晴達と合流した。「何その格好?」それぞれ職業に就いていた。天晴は勇者、八雲は魔法使い、キンジは戦士、霞は僧侶、風花はエルフ。
2に続く
「よし、一つ、体験してみるか?」好天はPCを取り出し画面を立ち上げた。『ラストニンジャへの道』というレトロ調のゲームが表示されている。凪が関心を示す中、十六夜は前回朧車から吹っ飛ばされた正影を助け起こしていた。「恩を売ったつもりか?!」十六夜を押し退け、警戒する正影。「こちらをお預け致します」恐れの瓢箪を差し出し去った。「白々しい狐よ」正影は警戒を解かなかった。「俺達もやりたい!」道場ではゲーム参加に天晴達も乗ってきた。「キンジさんもやるでしょう?」一人、輪から外れていたキンジを誘う風花。結局、好天の忍力でメンバー全員がゲームの世界に入って行った。
ゲーム内で『主人公』の凪は好天の姿をした王様に魔王がいること、終わりの手裏剣で倒せること、終わりの手裏剣入手には鍵が3ついること、詳しい解説は『説明書』を読むことを告げられた。「ゆくがよい、忍者凪よっ!」促され、凪は旅立った。牙鬼の館に戻った正影は体調を崩していた有明に焦っていた。「恐れの力をよこすのじゃ」力無い有明。有明は介抱を受けに、ヒャッカラゲに連れられて行った。「これは牙鬼家の一大事!」正影は対応を急いだ。
ゲーム内の凪は天晴達と合流した。「何その格好?」それぞれ職業に就いていた。天晴は勇者、八雲は魔法使い、キンジは戦士、霞は僧侶、風花はエルフ。
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