羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

デザイナーベイビー

2015-11-11 18:29:42 | 日記
新を救うのに骨髄移植のリミットが後一日くらいとかいう件が軽く無かったことになっていて、えぇーっ?! っとなったぜ。このリミットが無いと山原が無茶な時間稼ぎをする意味が無くなってしまうが、どうしても新を殺したくなかったようだ。甘いなぁ。峰打ちにするなら最初からリミット縛り出すべきじゃなかったよ。無駄に残酷にすることを求めてる訳じゃないけど、ハッタリにも程がある。せめて骨髄の代わりにリスクのある試薬を使うことを選んで死は免れるが、高価で副作用があり数年で効かなくなるとか、何かないと『治療法を探す』だけで何となく一命を取り留めるというのはいかがなものか。
岸田夫婦の壮大な事件であるような煽りから小さく纏まった印象もある。サイコだが小悪党の皆本が全部悪いみたいな。伊藤裕子も何だったか? 改変強めで話数も結構あるから辻褄を合わせるのがちょっと苦労した感じ。皆本の最終処理はホントに残念だ。ああいう嘘つきゲス野郎は論破か自滅か即殺で処理されるのが一つの見せ場だと思うのだが、即殺できる話じゃないからどう自滅か論破か、あるいは自滅して論破されるのかと見ていたら、『自白』かよっ! 須佐見のブラフもブラフって程じゃない。ゲスキャラを出す時は外道な行為の精算をセットで考えてほしいわ。
そして速水、産まれないのかよっ! そこ引っ張らるのかよ。妊婦刑事(デカ)はもういいから子連れ刑事(デカ)でいけばいいんだよ。哺乳瓶投げて犯人逮捕する。「赤子泣かせず悪党泣かす! 子連れ刑事、速水っ!!」とか言う訳よ。
まあいいや。何か微妙に久し振りなキャストを含め中々面白くはあった。速水の中の人の芝居を初めてまともに見たしね。意外と、普通。福助役も最後放置気味になってはいたが、見慣れることは見慣れた。大胆に改変して再構成してみようという気概はあったようにも思う。

5→9~坊さん~

2015-11-11 18:29:31 | 日記
ベッドインまで行ってしまったか? 原作はその辺激しいようだが、ドラマは一転してプラトニックな感じだったから寸止めなのかどうなのか? 寝たら寝たでドラマの高嶺のキャラならさらに暴走するいい燃料になりそうな気もする。予告見る限り何か暴走してる風でもあるが、ヤツは毎回そんなもんよ、と言われたらそれもそうかなと思わないでもない。
どうも清宮の写真は元妻っぽい? あれだけであのタイミングで帰ることはないんじゃないかとも思ったけどね。高嶺が誤解を解く為にお節介やくターンかな? ハロウィン回で高嶺の誤解を解く為にちょっとだけ清宮の世話になったりもしてたしね。清宮は話の進行の都合でキャラや行動がブレ気味ではある。気持ちが固まってないにしても最初結構仕事で突き放してみたり、今回の子供の世話も講師ではなくやたら人数多い事務兼受け付けの女子の誰かに残業代割り増しで任せるべき仕事だよ。幹部の接待として子守りを行わせるべきではない。
ま、いいや。由希は後は女装の理由解説と妹との交際があるかないかだが、あんまり突っ込まない感じだ。蜂谷と毛利の歳の差恋愛は掘り下げる雰囲気だが進行は遅め。もこアーサーは原作では腹黒のようだが、ドラマは風変わりな紳士になってる。結果、山淵との恋は随分と人の好いやり取りをしているが、プレイボーイ設定はドラマでも残ってるみたいだから、どこまで山淵ターンをやるかによっては一波乱あるもしれない。足利さんと三嶋は引き続き無理ゲーの攻略に果敢に取り組んでいるが玉砕ENDしかないなぁ。
潤子は1回清宮と付き合ってやっぱり高嶺に戻る流れっぽいかな? 案外ふらふらしつつも毎回高嶺の所に戻ってくるパターンを最後まで通すかもしれないけどさ。

サラメシ 1

2015-11-11 18:29:03 | 日記
今回は弁当総集編SP。最初は北海道標茶の農場を写真家の安部了が訪ねた回。牧場長に牛にベーベー呼び掛けてみるよう促され、安部が「ベーベー」と呼び掛けると牛達も「ベーベー」と応答し「素晴らしい!」興奮する安部。続いて牛の柵への追い込みを見せてもらった。細い柵に追い込んで殺虫剤を振り掛ける。棒を持つと牛が警戒するので声と大きな動きで牛を誘導するという。「チームワークでやらないと」と語る一際動きがアグレッシブなベテラン牧夫。
昼、目当ての弁当を見せてもらった。近くにコンビニ等無く、全員弁当持参。肉体労働なので基本的にドカ弁。上着を脱ぐと全員ムキムキ。もういい歳の牧夫も、中学生の息子と取り違えたという弁当は普段自分が食べてる弁当より全然小さいという。パワー満点の牧夫達だった。一転、御茶ノ水の楽器修理職人達の取材をした回もあった。元音大生だらけ、細い。作業の仕上がりがバラバラなので昼休みもバラバラ。小グループでひっそり食べ出す。文系的。2世帯住宅の婆ちゃん作の弁当や「そんな会話はいいです!」と言いつつ婚約することをイジられる女子社員の玉葱卵焼き、差し入れの餅を海苔と醤油で皆で仲良く食べる様子が紹介された。
珍しいおかず特集では、まず鹿児島のグラブメーカーの一見普通のおばちゃん達の弁当が紹介された。名産の黒豚カツや貰い物だとアワビの煮付けに雲丹と高菜の炒め物と結構豪華。福井恐竜博物館ではサフランが高いと自家農園で作ったサフランでパエリアを作るおばちゃんや、祖父が拾った栗で作った栗御飯を作ったおばちゃんを紹介。北海道の棒鱈加工場では「みんな、あげたくなっちゃうんだわ」と笑って、安部に数の子の煮付けやカジカの共和え、鱈の頬肉のぬた等、次々と珍味を食べさせるおばちゃん達が紹介された。全国の働くおばちゃん達の隠れグルメ率ッ!
安部以外のスタッフによる
     2に続く

サラメシ 2

2015-11-11 18:28:53 | 日記
ランチ弁当特集の総集編では、妻に何度言っても弁当が多く医者に言われたから好きじゃないけど昼に納豆も食べているとボヤく高齢の電気器機検査員、コロッケおにぎりを食べながら働き始めて1年半程して自分が高所恐怖症だと気付いて転職したと話す元大工、ウォークマンで福山雅治を聴きながら「飽きちゃうから」と母親におにぎりとサンドウィッチを作ってもらっている福山結婚に傷心なOL、元々大食いだったが軽めの弁当を作るようになって痩せたという実際細いOL、簡単に菓子パンだけ食べて趣味のマラソンに向けて体を絞っているという不動産マン、合理性を追求した結果薄く大きく固い四角おにぎりを食べるようになった会社員、常連が趣味で関係者に大量に作っているという惣菜で昼食を済ます八百屋等が一気に紹介された。世の中、色んな人がいる。
最後は再び安部の取材。首都高大橋ジャンクション地下を完成前に訪ねていた。巨大なドリルで土から何から全て砕き、鋼鉄の巨大なパーツを組み上げ路を少しずつ固定してゆく。技術も継承されたものだが、働いている人間も青函トンネル時代からまだ現役で働いている人が少なくない。多くは北海道や青森といった寒冷地からの出稼ぎだった。休憩所は道路完成後はエアダクトが通されるスペース。薄暗い。多くは仕出しを利用しているが弁当の者もいた。
高齢の出稼ぎ兄弟は特製おかず味噌を持参。「おーっ! 効ますね」食べて驚く安部。スタミナ系の配合。親方は特盛弁当だがハンペンバター焼きが好物。一人にならないよう親方が一緒に食べていたトルコ人の作業員の弁当はやはりトルコ料理。クスクス等を日本人の妻が作ってくれていた。他、大柄だが「嫁の手が小っちゃいんで」と小さいおにぎりを食べる作業員も紹介された。同じムキムキでも北海道の牧夫達のような陽性の解放感は無いが地下で働く男達はそれぞれに昼食を楽しんでいるのだった。