羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

ワンチャン 1

2015-11-12 22:04:47 | 日記
今回はこの間の企画を特化させたメンバーへのこじらせを2名が告白し、グミ食べで競い、選ばれた方が理想のシチュエーションでツーショットになれるといった内容。ゲストは団長。告白といっても各メンによって温度差や主旨の違いはかなりあった。
最初は荒井に志村と勝田が告白。先手、志村。「玲良ん家にだけお泊まりに行ったことがあって、玲良の体を見てて、アキレス腱が好きになっちゃって」ただのフェチかというとそれだけでなく「歩いてる時、後ろからよく見てたんですよ」荒井イコール『アキレス腱』という潜在認識。「怖っ」引く団長。「どう対応していいかわかんない」これまで特別濃い絡みも無かったろうに急に来られて困惑する荒井。続いて後手、勝田。「一番好きな場所は『お尻』です。荒井、プリケツなんですっ!」フェチ披露の方向に舵を切り出す勝田。
風呂も一緒に入れるとして「ホクロがどこにあるかも把握してます」と解説を始めると、結構知ってるらしい志村も盛り上がり立ち上がって挙手し出し「今、勝田の時間だから」と木本に嗜められていた。勝田はMVの中から荒井の尻の良さの出たシーンの紹介も行った。やたら水着のMVが多い中、勝田は荒井の尻について熱弁したが、夕陽向かって皆で水着で走ってゆくシーンが流れると何だか面白い画ヅラになってしまい。「私とツーショット! 左が私っ!」と勝田が煽ると一同大ウケしていた。
他、荒井のスタイルブックの下着ショット紹介等もあったが、判定されるグミ食べでは勝田が張り切り過ぎて荒井にのし掛かって倒してしまい、流れで志村も倒れ、荒井が下敷きになり、ボロボロにされていた。グミのミスもあり、結局志村がツーショットに指名された。しかし志村の理想シチュはそこそこなハードルだった。別室でメイドコスで志村を迎えた荒井。
     2に続く

ワンチャン 2

2015-11-12 22:04:36 | 日記
「お帰りなさいませ、ご主人様っ!」「うわーっ、なぁッ!!」叫ぶ志村。「これ、見たかったんです」大喜びでおもてなし席にササッと着く段取りいい志村。「可愛い、めっちゃ可愛くないですか?」スタッフに話かけつつ、食べ物の支度を始めた荒井をガン見する志村。基本、目を細めてニコニコしているが目を見開くと別人のような志村。「お待たせしました」オムライスを持ってきた荒井。やや乱暴にケチャップでハートを描き、軽く溢し、耐えるような顔で「美味しくな~れ、萌え萌えキューンっ!」とオムライスに魔法をかける荒井。
キューンの辺りは志村も一緒にやってやった。手間取りつつ、ふうふうして食べさせてやり、最後にドリンクを二股ストローで呑む段になると志村また喜んで室内犬のようにペロリと舌舐めずりし始めスタジオで見ているメンバーは苦笑。飲み出すとスタジオの浅川が「何だコレ?」と突っ込み、志村はグイグイ飲み、荒井も間近で飲んだが志村が明らかに目で煽ってくるので耐えきれず一旦口を離す荒井。「もっともっともっとっ!」手招きされ、やむを得ず再び飲み出す荒井。「んん、んふぅっぐっ」すぐに志村に目で煽られ吹く前に口を離す荒井。尚、志村からはツインテヘアもオーダーされたがこれは断固拒否していた。告白いうより荒井イジりを大いに楽しんだ志村だった。
2番手は田中に溝手と宮崎が告白。普段普通に仲良いらしい溝手は田中母のカレー(豚)が旨い、田中のペペロンチーノはにんにく効いてると基本的に友達トーク。対する宮崎は「スキーに行ったんですね。皆でお風呂入って、サウナで語り合ったんですよ。その時に『お姿』を見てしまった」重いっ! 終始この調子でMVの田中紹介でも美麗様、美麗様と連呼していた。グミ対決では田中に途中でグミを噛み切られフラれる宮崎。勝った溝手は宮崎も巻き込んで田中とセーラーマーキュリーごっこを楽しむのだった。

無痛 1

2015-11-12 22:04:24 | 日記
負傷した菜見子の頭に被せられたビニール袋を取り「高島さん!」為頼は呼び掛けた。署のオフィスではサトミの資料を見ていた早瀬の元に太田が駆け付けた。「高島菜見子がっ!」事態の急転に驚く早瀬。まだ生きていた菜見子は白神の病院に搬送された。「脾臓を損傷してるんです!」動揺し、対応に当たった白神相手に説明し出す為頼。「見えてます。落ち着いて」白神は冷静に指示を出し、手術の準備に入った。
この手術もイバラは見学していた。開始前、目を閉じて精神統一する白神は目を開けると「それでは始めます」メスを取り、処置を始めた。菜見子の家では殺害状況が石川一家殺害事件とよく似ていた。「くそったれがっ」毒付く早瀬。「発見したのはあの医者です」太田が告げた。「困ります!」早瀬は看護師を強引に退け、すぐに病院にやってきた。手術室前のソファに座っていた為頼に迫る。「どうして放っておいた? 診えていたはずだ!」「診えなかったんだ」為頼にも佐田に犯因症が見えない理由がわからなかった。
そこへ手術を終えた白神が現れた。「彼女は無事です。しかししばらく安静にする必要がある」早瀬を帰そうとする白神。「まるで同じなんですよ石川一家殺害事件と」サトミにもいずれ話を聞くと念を押し、早瀬は一先ず去った。「らしくないですね、為頼先生」「え?」助かると診えていたはずと指摘する白神。「私のせいです」為頼は犯因症の判定ミス? を悔やんでいた。やがて病室で菜見子は目覚め、側に付き添っていた為頼に「怖かった」と泣いて訴えた。その泣き声を、病室の外でイバラが聞いていた。
その日の内に乗り捨てられた佐田の車が発見された。車内からは石川一家の事件の記事の切り抜きも出た。佐田の靴痕と石川一家事件の靴も同型。捜査本部はどよめいたが「早瀬、どうしてお前がここにいる?」本部を仕切る涌井に絡まれる早瀬。
     2に続く

無痛 2

2015-11-12 22:04:12 | 日記
「問題のある刑事はウチに必要無い!」早瀬は捜査から外され「超しつこい客だったわけ。だからぁ、引っ掻いてやったのっ!」客と揉めたホステスの取り調べに回された。菜見子の病室では「しばらくはこの部屋で寝泊まりして下さい。自由にして構いません。横井君、すぐに手続きを」「ではそのように」横井は白神に申し付けられ退室していっていた。「こんな立派な部屋じゃなくても」「ん? 立派でない部屋がこの病院にあると?」白神は冗談めかし、サトミもしばらく自分と主治医で担当すると告げ、菜見子の体調を気遣った。曲解すれば構い過ぎと見れないではない会話を、病室の外で聞いていた横井は無言で苛立つ様子だった。
「痴情の縺れってヤツですよっ」院内の廊下を歩きながら若い看護師に菜見子の噂を話す橋本は、通路にフードを被って佇むサトミの傍を通って行った。サトミは以前、菜見子に『死んじゃえ』とメールしたことを気にしていた。『私のせい?』サトミは『菜見子のスマホ』に送信した。辞めてはいなかった診療所の午前の診察を終えた為頼は「俺、ちょっと出てきます」和枝に言って白衣を脱いで出掛けて行った。早瀬はホステスを太田に任せ、オフィス? から出た所でその為頼と出会した。知り合いとはいえ、署の結構奥までスッと入ってきた為頼。「先生?」「事件のこと、教えてくれ」犯因症が診えなかった理由を確かめようとしていた。
早瀬と菜見子の部屋に来た為頼。佐田について一通り聞き「これは俺だけしか知らないことですが」と前置きした早瀬からサトミの毛髪と石川一家殺害事件の現場で出た毛髪のDNAが一致していたことも聞いた。「まさか」「あの日、南サトミは現場にいた」サトミに犯因症が診えなかったが、佐田も診えなかった。「その『目』絶対と言い切れますか?」問う早瀬。「俺もそれを確かめに来たんだ」為頼は部屋を見回し始めた。
     3に続く

無痛 3

2015-11-12 22:03:59 | 日記
「最初に殴られ、ここで強く背部を打った」テーブルを見る為頼。「傷が深かったのはむしろ、倒れて偶然ぶつけた時のものだ」佐田に殺意は無く、暴行したにしても重傷を負わせたのは事故ではないか? 為頼は推理したが「ただの言い訳かもしれない」とも自嘲した。病室で、菜見子がバックの中身を探っていた。「探し物ですか?」イバラが病室に入ってきていた。「あっ、はい。携帯を」「痛みますか?」「大丈夫。心配してくれてありがとう」「痛み、『無くなる』といいですね」イバラは病室を出た。
サトミは『菜見子のスマホ』からのメールを受け取っていた。『大丈夫。ごめんね、心配かけて』と来た。『サトミちゃん今なにしてる?』メールは続いた。一方、為頼と別れた後の早瀬は街のショーウィンドーに映った自分の顔に犯因症が出ているように錯覚し、驚いていた。為頼は和枝から電話を受け、容体の急変した久留米の自宅に急行していた。「骨髄炎による痛みだ!」苦しむ久留米を診た為頼。モルヒネを射とうとすると「必要、無い」久留米は息も絶え絶え言ってきた。「何やってんだよ、ヤブ医者! 早く直せよっ!」久留米の孫が為頼に食って掛かろうとする。「このままで、いいんだ」久留米はモルヒネを拒否し続けた。
「この薬が認可されれば痛みに苦しむ、多くの患者を救うことができるんです」白神は料理屋で政治家を接待し、どうにか『新薬』の試験の許可を取ろうとしていた。「話は通しておくよ」政治家は乗り気だった。と、同伴していた横井のスマホに着信が入り、横井は座を離れた。「はい」「俺だけどよ。なあ、菜見子、どうしてる?」佐田だった。公衆電話から掛けていた。「何がどうなってんだよ?」警察に追われる状況に困惑しているらしい佐田。「どちら様でしょう?」「ふざけんなよ、あんたがアドバイスくれたんだろう?
     4に続く