羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

テディ・ゴー! 完

2015-11-01 18:44:48 | 日記
ハチャメチャな犯人の追い詰め方になっていたが、テンポゆったり目で進行したから犯人達がかなり手加減してる感じに見えちゃってたかな。天野殺しやメモリの行方回りが台詞で「こういうことだよ」と解説はあったが、画的にはどうゆうことだよ?? とちょっと混乱するところはあった。何で筆箱?
天野転落も落とす時、手だけで鼻水スカーフの方が効いた風に見えた。ホントにちょこんと押しただけだしさ。種明かしの段でガツンと誰がはっきり殴ったかわかる画で天野がよろめいて、縁で持ちこたえて反撃しようと思った所で和子スカーフ直撃で落下くらいならわかり易かったかも? 筆箱メモリも塾長が身の危険を感じて筆箱に隠すシーンあればわかり易かったと思う。ブラフの編みぐるみの中の玩具もちょっとわかり難かった。子供が口に入れがちにせよ、なぜクマの尻に?? 原作では何か母との思い出なり何なりで入れた理由の描写があったんだとは思うけど。
コンポを直して娘に別れを告げる件は原作ベース何だと思うけど、せっかくコンポもあることだし改編してコンポ越しに天野に喋らせてやってもよかった気はした。和子がイタコのフリするのもいいけど「ああ、何か上手くいかないわっ、やっさん替わって!」くらいのノリで、クマの口か尻に音声コードか何かをぶっ刺すくらいすればアイツ喋ってもいいんじゃないかなぁ?
何だかんだでクマと和子が可愛いドラマだった。2話と4話の脚本と1話と3話の脚本の違いが結構極端なのも興味深い。補佐らしい演出が担当した3話が意外と堅実なのもね。補佐だから気を使ったのか作風なのか? Pは若いようだし、これからも我らが和子役を推してほしいもんだ。監獄の影響で反響が暫く荒れそうだけどさ。あー、早く、もう今期過ぎてほしいんだわよっ!

孤独のグルメ 1

2015-11-01 18:44:35 | 日記
台湾の温泉地来ている五郎。あちこちにソテツ類の植えられたホテルを出て、頼まれていた物産展用の商品の下調べに国立の文化センターなる施設にタクシーでやってきた。(ほう、こんなにデカいんだ)施設の大きさに驚きつつ、中へ入ってゆく五郎。往年のカンフー映画のセットのような街並みに感心しつつ、バーナーを使ってその場で花の形に仕上げるガラス工芸や台湾茶器等を見て回る五郎。ふと見付けた串に刺した飴菓子を杏と思って買ってみると(え? トマトだ!)ミニトマトを飴で包んだ物だった。意外がりつつパリパリ食べて、喉が渇いてきた五郎は茶屋に入った。
店員に直接茶を注いで貰うスタイルで台湾茶を待つ五郎。注ぐまでの手順がわりと複雑。待ってる間に台湾人の青年が店に入ってきた。青年は暫く台湾語で電話していたが、電話を切ると「日本の方ですよね?」日本語で話し掛けてきた。母親が日本人だという。程無く出てきた茶を飲みつつ、雑談する五郎。青年は雑貨を取り扱う仕事をしているらしく、物産ならと台北でもっとも古い問屋街へゆくことを勧められた。
早速問屋街に向かった五郎。古びているが物量は有り、珍しい商品が並ぶ。様々な漢方の匂いを嗅ぎ積まれた燕の巣等を見ている内に(腹が、減るじゃないかっ!)我慢できなくなった五郎は仕事もそこそこに飯屋を探し始めた。少し歩き回り、屋外席主体の大衆向け飲食店を見付けた五郎。様子を見ていると、店員に席を勧められてしまい、五郎は流れでそのまま席に着いた。(何が出てくるか、想像もつかない)台湾語も北京語もさっぱりな五郎は看板に書かれていた鶏肉飯と隣の客が食べていた名もわからない盛り合わせをジェスチャーと日本語だけで何とか頼んだ。
出てきた鶏肉飯は御飯に裂いた蒸し鶏が乗せてタレを掛けた物。盛り合わせはサッと茹でた白菜と青菜。それから角煮、
     2に続く

孤独のグルメ 2

2015-11-01 18:44:26 | 日記
茹でバラ肉? 煮卵。青菜とバラ肉? はタレが掛かっている。白菜はスープ煮と思われる。量はさほどでもなし。「頂きます」鶏肉飯から攻める五郎。(おっ! こうきたか。いいよ、この味っ)気に入った五郎。盛り合わせは(台湾って野菜が美味いのか、いい国じゃないか!)こちらも気に入った様子。値段も安かった。しかしまだ物足りない五郎は(はしごメシだっ)次なる飯屋を探し始めた。
次はやはり大衆向けの麺屋に入った五郎。言葉がわからない為、無難に乾麺を頼み、そして目に付いた『下水湯』を頼んでみる。(大勝負のメニューだなぁ)頼んでからそわそわする五郎。最初に来たのは乾麺。汁無しのおそらく鹹水を使わない麺に焦がし葱だかが乗った簡単な麺。(ファストフード的な、アレだな)ささっと食べてしまう五郎。問題の下水湯は鶏モツの生姜スープ。下水とはモツスープのこと。(セーフ、大丈夫)モツは小皿のタレに付けて食べるのだがわからなかった五郎は味を足そうと、小皿に香辛料を入れ、これを全て碗に投入し、辛くてむせつつ完食していた。
最後にデザートの豆花を食べることにした五郎。ここでも言葉がわからず注文から席の案内まで若い女性店員を困らせつつ、結構大きな豆花の碗を盆に乗せ席に着いた。トッピングは小豆、タピオカ、氷。豆花はにがりを使わない豆乳プリンのような物。匙で掬って食べ(いいじゃないか)冷たくて美味しいらしい。隣に座った同年代の大柄な中国人の男も豆花を食べていた。(2匹の一人甘味男)ちょっとシンパシーを感じる五郎。先に食べ終えた隣の男は満足して席から立ち、五郎に夜市を勧めて去って行ったが、北京語がわからない五郎は困惑していた。
だが夜、食道楽の血が引き付けられたのか、五郎は確かに夜市に現れていた。(覗いてゆこうじゃないかっ、これは無傷では帰れんな)覚悟を決めて夜市の雑踏に踏み込んでゆくのだった。