彫刻の森美術館からすこし上ったところに亀の湯の看板がある。看板がなければ普通の民家に見える。
ごめんくださーい、と声を掛けるとおばさんがニコニコしながら迎えてくれた。隣の家のお風呂を借りる気分で遠慮がちに入っていくと突き当たりの手前が湯船。
熱くてもなるべく水を加えないように、と手書きの注意書きがあったので桶に汲んだ湯を触ってみたけれどそれほどでもない。自分には適温だった。この温度で熱いの何のといろいろ言う人がいるらしい。
肌触りのいい、良いお湯だった。やっぱいいねぇ温泉は。
もう70年営業しているそうだ。話し好きのおばさんが教えてくれた。