箱根には今まで何度も泊まっているし、芦ノ湖だって何回も来たことはあるけれど、湖畔を宿にしたのは初めてでした。
泊まってみると、箱根の印象がガラッと変わった感じです。
こういう箱根もあったんだ~というような。
芦ノ湖を海賊船やら遊覧船に乗って渡るのと、それをホテルの窓からのんびりと眺めているのでは違うということなのかも知れない。
ロケーションがいいですね。やはりホテルは立地が命だと思いましたね。
雨に煙る芦ノ湖
晴れていても
季節が違うのでツツジではありませんでしたが、山のホテルの広い庭は十分楽しめました。
部屋は若干狭く感じますけど、安い部屋だから仕方ないですね。テレビ台を兼ねたリビングポードというか飾り棚というか、これがちょっと大きくて圧迫感があったかな。
窓枠やら仕切りには、わざと木材を使っていて、山小屋の雰囲気を出したかったのなぁと思います。消火栓のボックスまで木目調になってました。
エレベーターの手前にある電話はレトロタイプ、ランプはアールヌーボー風で、ガレっぽい感じ。ホテルを「こういうイメージ」にしたいというような意図的感がちょっと気になりましたが、それが逆になんか親しみやすかった。
大浴場は普通なホテルのお風呂で、やっぱり感。パンフのよさ気なお風呂は女湯の方みたい。無料マッサージ機あり。
レストラン「ヴェル・ボア」は狭いかもです。他のテーブルと近すぎる。これは考え直したほうがいいと思う。
でも、みてると面白いですよ。料理はワゴンで運ぶところが多いと思いますが、一人が運んで、もう一人がテーブルに配置するから二人の作業。で、運ぶ人のトレーの持ち方が大仰で、胸まで上げて運んでいます。それが少し堅苦しい印象を与えて、それに加え狭いところに沢山のウエイターが動くものだから、ちと落ち着かないザワザワな雰囲気もありました。でも、それが悪いということではないです。こういうレストランもあるな、みたいな。
でも朝は狭い上に混雑は目に見えてましたので、「つつじの茶屋」で和食にしました。旅館の朝食にはかないませんけど、お弁当みたいでちょうど良かった。
山のホテルの向かいに「サロン・ド・テ ロザージュ」というレストランがあって、山のホテル経営ですが、お昼はここにしました。テラス席で芦ノ湖を眺めながらの昼食はとても気分がよかった。右側に桟橋がみえるのですが、雰囲気をだしてます。昔にタイで泊まったオリエンタルホテルのガーデンレストランを思い出しました。似てると言う程ではないですが、なんとなく。
帰りに「星の王子様ミュージアム」に寄りました。
このステンドグラスに「キツネ」が隠れているそうです。どこでしょうか?
そして、サン=テグジュペリが日産自動車社長のカルロス=ゴーンに似ている件