とりあえず「肘折温泉」てどこよ?という向きには、日本地図で、東北の真ん中からちょっと左寄り、駅は山形県「新庄」。
山形新幹線約15分遅れで新庄駅に到着。宿からの送迎バスが14時の約束だったけど5分ほどお待たせしてしまいました。だって上りの新幹線が来ないから途中で停車させられていたんだけど、なんでかっつーと単線だったのです。新幹線に単線があるなんて知らなかった。
宿で聞いたら前日は一時間半遅れだったって。送迎も大変、ってゆうか遅れるの当たり前なの?日本の電車で?よく分かってなかったみたい、自分。
で、一時間かけて宿へ。新庄駅周辺では肩くらいまでの雪だったけど、それが頭、2mと増えていって、肘折温泉入口にある「こけし」のトーテンポールみたいのが見えるころには3mは超えていました。
そしてループ橋のような鉄組の道を降りていくと、そこはもうね、雪国♪。
ここから下界と隔離されてるような感じがしたな。
ちょうど崖崩れがあった場所だそうですが、年末には復旧したそうです。まだ工事の方が雪の中で頑張ってましたけど。この崖崩れは雪解け水でやられたとのことでした。
入口はいい感じの小宿風。
この宿は4年前にリニューアルされたそうで、「劇的ビフォアーアフター」で仕事した人が手掛けたみたいですね。宿のなかもそういう作りになっています。かってどこかの扉だったものが「何という事でしょう!」とテーブルになっていたり、「ちょっとした匠の遊び心」で穴に額縁をつけて絵画風にしたり。
階段を上がって、貮(2)号室。部屋の入口もレトロ感覚に。
部屋の中も広くて落ち着いている。
洗面台はおしゃれだけど、水を出すと跳ねる。。
そして襖が硬くて閉まらないんですよ。なんでかっつーと、雪の重み。
これも宿の味ですね。
春になると何事もなくスッと閉まるということだそうです。
天窓、読書コーナー。
お風呂はいま流行りというか、人気の「炭酸泉」。
湯船は男女入れ替えの浴室2つと、無料の貸切風呂1つ。どちらもこじんまりしていて好み。やっぱ風呂は内湯ですよ。
ここの風呂いいなぁ。
と言いながら一つある露天風呂にも入った。箱庭のような作りで雪が絵になる。
で、共同浴場「上の湯」の無料券をくれたので行った、といっても丸屋の正面。
そのあと長靴借りて「肘折いで湯館」へ。
雪、すごいっしょ。
17時で終了なのに、入ったのは16時20分。建物のほとんどは地元の人たちの何かの会場になってるみたい。
川の方も行ったけど、ここも、雪・雪・雪。川がみえなくなってるし。
「日本秘湯を守る会」の宿だからハンコ集めている人はスタンプ帳を忘れずに。
そういえば宿で中居さんいなかったな。食事の世話を含めて全部番頭さんがやってくれました。何か質問があれば丁寧に答えてくれますよ。