南伊豆まで行って下田大和館。
下田の海沿いには行ったことがなくて、せっかくだから宿の部屋から海が見たかったのと、以前伊東の「青山やまと」に泊まった時に何かちぐはぐな印象を受けたので、同じ系列の下田大和館に泊まってみればその理由が少しはわかるのかな、とも思ったのでした。
で、玄関に車を着けると、入口が少しくすんでいてちょっとがっかり感。
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部屋は10畳と6畳の二間に畳半畳くらいの小部屋付で広めのほうだと思う。二間といっても廊下で仕切られてるから二部屋と言うのかな。二人で泊まると6畳の方を何に使った良いか分からないので荷物置き場にした。ただ、前泊が前泊だけにここのビニール畳がキツかったし、部屋の造りもしっくりこなかった。でもこれは最初に書いたように、こういう宿の選択をした自分が悪い。
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フロント。
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ロビー。
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部屋のそとにあるデッキチェアーからの眺めは楽しい。来た甲斐があったというもの。水平線も見えるし、波打ち際でサーフィンしている人たちも見れる。
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黒アゲハも飛んでいて、南国のムードがあった。
接客は「青山やまと」もそうだったけど、若い従業員が多くて、みな一生懸命さが出ている。館内もお客さんを楽しませようとしている工夫も見て取れる。でも、自分がひねくれているのかなぁ、その懸命さが自分が若い人をこき使っているようで後ろめたく感じてしまったりもする。
お風呂の大浴場は男女入れ替え制で、団体旅館風。浴場に入って海の見える大きな内湯、その先にサウナ、水ぶろがなくて、突き当たりに檜風呂。で、露天風呂がない・・と思ったら実はあったそうです。サウナの入口だと思い込んでいたところが、露天風呂に通じる階段だったそうです。分かりませんでした。サウナは無いと思う。
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涼み処
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なんで気が付かなかったのかというと、「青山やまと」の構造が頭に残っていて、それが先入観になっていたのでした。ばかだね、やんなっちゃう。
もう一つの大浴場はまっすぐ行くと露天に出られて、ジャグジーとヨットを改造した湯船。
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食事は食事処で炭火焼のコース、焼くのがちょっとめんどくさかった。でも雰囲気はいいんじゃないかな。
なんか冷たい書き方になってしまったけど、考えてみると、ものすごく実用的な宿でした。
二部屋あれば男女のグループでも分けられるし、何に使うんだろうと思った半畳ほどの小部屋は、着替えが出来る。サーフィン客や海水浴客が多いと部屋は汚れるけど、だから掃除がしやすいようにビニール畳なんだろうね。この畳、調べてみると子供が畳に落書きしても落ちるらしいよ(やっちゃダメだけど)。
ここは部屋自体が普通のマンション・アパートのような構造だから、癒し的なものを求めるのは難しいけど、遊びに来るには実に合理的。結構この宿はリーズナブルで、繁盛もしているらしいから、その需要が多いのかも。ただ「海を眺めながら、温泉にノンビリつかって過ごす」というような宿ではないですね。
この成功体験が「青山やまと」にも影響しているのかもしれない。「宿」を楽しませるための「無駄だけど必要な空間」とか「ちょっとした不便さの先にある面白み」とか、なんか訳のわからない言い方だけど、そこらへんが「やまと」には欠けているのかも。サービス・接客は見えるものより、見えないものに、と思うんですけど、どうでしょうか。
ちなみに青山やまとの「青」の字は月のところが円なんだけど、フォント無いみたい。
ペリーロードに行った。案外短いくて、お店も少ないみたい。
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近くの通りも歩いたけど、シャッターの閉まってるところが結構あった。
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下田公園から。
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