忘備録

温泉の記録とか日記とか、何を考えていたのか思い出すための記録。

修善寺 菊屋に泊まってみた

2017-01-08 18:03:22 | 温泉

行く前に菊屋のホームページをみていたら、共立メンテナンスの名前が記載されていた。

大昔、函館のラピスタ函館に泊まった時の印象が悪く、その後系列の箱根の旅館を調べたら「布団の上げ下ろしはセルフ」みたいなことが事が書かれていて、なるべく避けていたのだけれど気づかずに予約してました。

でも意外によかった。

和風旅館ですけど寝るところがベットだったので布団の上げ下ろしもなにもなかったですし。





ここのところ自分的には料理のはずれが多かったのですが、やっと好みの感じで出てきました。















朝ごはん




玄関はあまりパッとしないけれど中に入ってみれば年季の入った造りで自分好み。







玄関から少し入ったところの椅子でお茶サービスとチェックインをしてもらいました。、受付してくれた方から「お部屋にはご案内いたしますか?」と聞かれて、中居さんだとばかり思っていたので一瞬「え?黙っててもしてくれないの?」っと思ったけど、館内の地図に印を付けてもらっていたので探検がてら自分たちだけで向かいました。部屋付きの中居さんはいないみたいですね。

大浴場の手前に「勝手にやって飲み物」がおいてある部屋がありましたが、最近はこういうサービスが流行ってますね。

大浴場は内風呂だけのものが一つ、そのほかにいくつか入口の前の札に「空」となっていれば入浴可能な貸切風呂があります。







夜食に無料のラーメンコーナーもありました。

全体的には世話をするというよりも、場所を提供するという印象です。系列店なのでどうしてもそうなるのでしょうけれど、そこは好みですね。

系列といえば星野グループなんかはサービスを押し付けるというか、日本的なおせっかいをやくというのが社長の方針だとテレビで言っていましたが、旅行業界も全体からみるといろいろ試行錯誤があるのかもしれません。ただやはり系列だけに、テレビを観ていたら界 日光の食事のデザートに、界 熱海と同じものがありましたね。これはちょっとがっかりするかも。

マリオットあたりから始まった欧米流のフランチャイズというかアフィリエイトというか、いろいろな契約タイプがあるそうですが、主にホテルの運営だけを行う方式にするようになったのも、確かに物件を所有しているとローンや税金の関係で事業の拡大が難しそうだというのはわかる気がします。星野グループもその方式なので世界展開を目指すのだろうなと思っていたら、そうですと番組で言ってました。ただそれだけじゃ競争力がないので、日本式おもてなしを押し付けてでもサービスするということになるみたいですけど。

それはそれで良いとしても、うちのサービスは世界どこでも同一レベル同一サービスですとヒルトンだったか、聞いたことがありますが、そうなると宿に向かう時に「どんな所だろう」と想像ずる楽しみが減じられてちょっとつまらない気がします。意外性は旅行の楽しみの一つですしね。

だから要は好みの問題なのかもしれないです。

どちらかというと、日本旅館は独自の雰囲気を持ちながら、従業員がそれぞれ自分の仕事をしながらも、女将の現れたときにピリッと締まる雰囲気が好きなんですけどね。

今回はそんなことを考えていましたけど、修善寺、久しぶり。