100万パワーズ日記

100万パワーズがあなたに幸せをお届けする

練り歩き

2008年09月20日 | SATORU
昨日の夜は修理が終わったラシーンにバンドマンを乗せて神戸へやって来ました。修理を終えたラシーンはピカピカで擦った事が嘘の様でした。
そんなピカピカのラシーンの中で何やらかんやら話ているとあっと言う間に神戸に到着です。バンドマンが自分の家へ泊まりに来ると言うのは高校の時以来です。
何でか何をしたかあまり覚えていませんが、自分は浅野いにおのソラニンを読む様に促しました。最近自分は部屋に遊びに来た友達に浅野いにおの漫画を読む様に勧めがちです。
ソラニンを読んだバンドマンは何か考えさせられるな。と言っていました。自分の思惑通りの反応です。

そんなこんなで明日にショップ店員の店を訪れると言う企画があったので、静かなアンビエントをかけながら眠る事になりました。
アンビエントの変化の少ない感じにみんなスグ眠くなる様でバンドマンも10分ぐらいで眠りについていました。
相変わらず人がいると眠れない自分は布団の中で悶々と過ごし、そのまま朝を迎えました。
朝と言ってももう昼の時間でお腹も空いたのでオシャローへ向かいいつもクルミのパンと大きなドーナッツを買いました。この大きなドーナッツはモチモチの生地で大きさと噛みごたえのある感じから自分は「ホンマこのパンは座布団みたいやな」と言っていました。今考えてみても実に的を得た表現だと思います。
甘さとモチモチ感が面倒くさくて2人共座布団は途中で食べるのを止めて残す事にしました。
本来自分は食べ物を残すのが嫌いで基本的には何でも食べますが、睡眠不足に座布団はきつめでした。
次は待ちに待ったクルミのパンです。本当なら焼き焼きを食べて欲しかったのですが、そう言う訳にも行かなかったのでトースターで少し焼く事にしました。焼きたてを再現する事は出来ないものの、表面はサクサクとしてほんのり温かいと言う感じで焼きたてに少し近づける事に成功しました。
バンドマンもクルミとメープルのパンが口に合ったみたいで何か良かったです。

そして何やかんやしてメインイベントであるショップ店員の店へ行く事になりました。
何でショップ店員の店へ行くかと言うと彼女が今日でショップを辞めると聞いたからです。
そうなれば彼女の最後の晴れ姿を見に行こうと言う発想はごくごく普通に出てくる訳です。
ラシーンのナビで弾き出した自分のマンションから、彼女のショップまでの距離は2、5キロと言う近さでした。
ゴチャゴチャした細い道の有料駐車場にラシーンを止めるとショップへ向かいました。
方向音痴で有名な自分は携帯のナビを駆使しようとしましたが良く使い方が分からないままバンドマンについて行きました。彼は大阪在住だと言うのに普通に自分より神戸に詳しいです。いやー彼がいて本当に良かったと思いました。
一端ショップに入りましたが暑さにやられ汗がダラダラの自分達はスグに店を出て、近くのカフェに入りました。
バンドマンはアイスコーヒー、コーヒーが苦手な自分はパインジュースを注文しました。睡眠不足と店の快適な温度と雰囲気とで自分は眠たくなって視線を動かすのが面倒な感じになっていました。
良い感じに汗が引いた所でまたショップに行く事になりましたが、先程1度入った時に店の雰囲気に呑まれたバンドマンは少し渋って中々店に入ろうとしなかったので自分が1人で入る事にしました。
4階建てのこの店は1階がメンズ、1人がやっと通れる位の細い階段を登った2階と3階がレディースになっており、4階はスタッフルームになっているらしいです。
自分は細い階段を上り、彼女が働いていると言う2階へ行きましたが、一見しただけで見渡せる狭い店内には綺麗な店員さんが3人位とお客さんが2人位いるだけでした。
自分はまた細い階段を登り3階へ、3階には客はおろか店員さんすら居なくスグ2階へ下りました。
そこで女の店員さんに彼女の事を聞こうとタイミングを伺っていたのですが、接客に忙しそうだったので1階のメンズにてピースフルな顔の店員さんに彼女の事を聞きました。彼女は今休憩に行っているらしく20分程したら戻るとの事でしたが、気の利くイケメンの店員さんは自分の名前まで聞いて来て、彼女が帰って来たら彼女に伝えてくれるみたいでした。
自分は急に行って驚かそうみたいな事を考えていたのですが、店員さんの折角の心遣いを無駄にするのが申し訳なくスッと名前を名乗りました。
20分間やる事の無くなった自分達は音楽好きらしくCDを見に行く為に1駅歩きました。その間自分は先ほどのイケメン店員さんの事を考えていました。性格の良いイケメン店員と変に笑いに厳しいしがない大学生。どう考えても10:0で自分の負けです。

普段日光が嫌いで昼間出歩かない自分の白いボディーにはコンクリートジャングルの蒸し暑さと突き刺さる直射日光は相当こたえた様で汗が滝の様に流れました。


丁度バンドマンのご両親も神戸に出て来ているらしく、バンドマンはご両親に合流しないといけない用事があったのでまたショップまで戻る事にしましたが、汗の止まらない自分は1駅だけにも関わらず電車で行く事を提案しました。
スッと電車に乗るともうスグにショップです。今回もバンドマンは少し入るのを渋りましたが一緒に入ってくれました。
1階でさっき名前を聞いて下さった店員さんに軽く会釈すると2階へ登り、2階に彼女の姿が無いとスグ3階へ向かいました。
3階には彼女と1人のお客さんが居ました。
しかしお客さんに思えた女性は実は彼女の高校の時の友達で自分達みたいに彼女の最後の仕事ぶりを見に来たのだと分かりました。
そんな良く知らない女の子がいたので自分の空気はグダグダでした。
シャイボーイの自分は知らない女の子がいる事で恥ずかしさから汗が吹き出し気持ち悪い感じに仕上がってました。
バンドマンもバンドマンで中学の同級生と言えど別にそんなに彼女と仲が良い訳では無いので変な空気になり収集がつかない感じになっていました。
取り敢えず自分は彼女の働いている姿を取りたかったのですが、ワザワザ来ていた彼女の友達に悪いので「入り入り」と気を遣い全然知らん子をカメラに収めるグダグダ具合でした。
4、5枚撮った全ての写真に知らん子が入っていると言う始末です。
いやー今更ながら本気で後悔しています。
自分のいらん所で気を遣う感じとか大嫌いです。
そんなこんなでバンドマンが親と合流しなければならない用事があったし、高校の時の友達もいるみたいなので5分も経たない内に店を出ました。
何かちょっと残念でした。
帰りにまたイケメンの店員さんに会釈して帰りました。10:0で負けだと思いました。

バンドマンと一度別れマンションに帰ると用事を済ませたバンドマンから連絡がありマンションへやって来ました。彼はまた浅野いにおの漫画を読み、自分はゆっくりと日記を書いています。
そんな土曜日の夜です。
写真はお店。