100万パワーズ日記

100万パワーズがあなたに幸せをお届けする

ふがいないや

2008年09月28日 | SATORU
最近人との繋がりが大切だと思って来ました。さとるです。
昨夜は元相方から電話がかかって来るとスグにラシーンで元相方の家へ向かいました。元相方も顔に似合わずMAXと言う可愛い軽に乗っていますがいつも自分が車を出しがちです。まあ自分は普段から酒を飲まないので仕方無いと言えば仕方無いのかも知れません。

和太鼓なんかを使うトラディショナルなバンドを組んでいる元相方は、もう1人バンドの女の子を交えて横笛の練習をするとか言っていたので、何でか自分も前日の夜に机からアルトリコーダーとソプラノリコーダーを引っ張り出してカバンに放り込んでいました。

元相方を拾うと一度コープへ向かいました。バンド仲間の女の子を拾う為です。
自分は土日に西脇で遊んでいる感が何か嬉しくてテンションも高くコープに向かうまでの車内トークも冴えていました。

コープの前の道に一人の女の子が立っていました。相方から聞いていたのとは違う女の子でした。しかし自分の顔見知りの子です。
この女の子は身長169とかで世間一般で言う所のいわゆる巨女です。そして身長172、3ある自分より10割ガタイも良いです。
そのガタイの良さは彼女の手を触った自分が「完璧にキャッチャーの手やん。うわー俺今その手にストレートの速球投げ込みたくてウズウズしとるわ。」と失礼な事を言う位です。そんな彼女は恵まれた体格に加え顔も若干イカツい感じですが、いつも明るく何事にも積極的で誰とでも仲良くなるので顔が広いです。そんな彼女は人間として見所の多い人だとなんとなく自分は思っています。そしてこれは今日知った事ですがめちゃくちゃ良い奴で優しいです。あと服屋の店長をする位なのでオシャレです。
高校の時も一応彼女とは知り合いでしたが自分はシャイだったので彼女のグイグイ来る感じが苦手で余り話す事は無かったです。
なので彼女が優しい子と言うのも良い奴だと言う事も知らなかった訳です。今から思えば彼女が高校の時にグイグイ話かけてくれていた時にキチンと話をしていれば良かったと思います。
そんな巨女をラシーン加えて三木へ向かいました。ショップ店員の新しい職場であるオサレな創作料理の店に行く為です。勿論この案は前日の夜に自分が出したモノです。そして前日彼女にメールをしてこの日に仕事が入っている事も確認済みです。
まったく自分は西脇の民なのに用意が良いです。
オサレな創作料理屋に向かう車内でも巨女が乗っているにも関わらず自分はコープに向かうまでの勢いを保ち良く喋りました。全くシャイボーイが嘘の様な喋りっぷりでトークにはいつものキレがありました。
ボケたがりの巨女はオサレな創作料理屋に着くまの車内では自分が持ってきたリコーダーを使ってピーピーピーピーと悲しげな音を奏でていました。

やがてオサレな創作料理屋の前に到着し、向かいのコンビニの駐車場に駐車する事になりました。駐車場には自分と全く同じ色のラシーンがあったので何か嬉しくてスグ隣に駐車しました。

少し離れた所に更に紺色のラシーンが停まっていました。これは元相方のバンド仲間の女の子のラシーンです。
この女の子も巨女には劣るものの身長は160代後半とデカ目です。結構な長さがある髪にパッツンの前髪は何となく人形みたいです。
この女の子も高校が一緒だったので顔見知りで、この夏休みに皆で行ったカラオケとボーリングにいた子です。が、やはりシャイボーイの自分は全く話をした事が無く、この日はじめてちゃんと喋りました。彼女は何でか自分の独特の言い回しや擬音語、リズムなんかをスグにマネします。

西脇の民が4人揃った所でオサレな創作料理屋に入りました。
思ったよりは小さな店でアットホームな雰囲気が漂っていました。薄暗い店内は満員で創作料理と言うよりは居酒屋に近い印象を受けました。

彼女は自分達の姿を確認すると「あっ来てくれたんや」といつもの柔らかい感じで喋りました。
おっとりした彼女は、いや何でそこやねん。とツッコミたくなる様なシミを胸に1つ付けていましたが下ネタになりそうなので自分は見て見ぬふりです。
しかし自分以外の西脇の民も何でそこやねん。と思ったのか、巨女は「乳首みたいになっとるやん」と直接的な表現をして、彼女のシミを拭いてあげていました。

下ネタが嫌いな自分はそんな事どうでも良くて店内の男性客の多さに、「彼女は可愛いし、お酒の勢いとかもあってその内絶対に客にアドレスとか聞かれんねやろなー」とか想像したりしなかったりしていました。

店内は混んでいたので最初は立ち飲みでしたが暫くすると席も空き、4人で仲良くテーブルに腰掛けました。
最初車に元相方を乗せた時からテンションを上げて行ったのが良かったのか女の子が2人もいたのに普通に喋れました。本当にシャイボーイがまるでウソの様です。
いつもの調子に近い喋りが出来た自分に「やーひーて面白かってんな」と笑いに厳しい彼女達も驚いた様子でした。
強いて言えば自分の唯一の良い所は少し面白いと言う事なので良かったです。
そんなこんなでお店の人が気を利かせたのか、ショップ店員も10時半に仕事が終わり自分達のテーブルに座り5人で話をしました。
飾らない感じに独特の柔らかな雰囲気、ゆっくりな喋り方が好きで他の女の子とは話せなかった自分が唯一話を出来る女の子だったショップ店員なのに、この日は変に意識してしまって一言も喋れませんでした。

この日は他の子とは話が出来るのにショップ店員とは全く話が出来ないと言う普段とは全く逆の感じでした。

自分は完全に普段の感じの方が好きです。

西脇から三木のオサレな創作料理屋までは30分以上かかるので西脇まで車を運転しなければならないパッツンと自分とショップ店員はアルコールを飲まないでいました。因みに元相方と巨女はがっつり酒を飲んでいました。
ショップ店員とパッツンも酒を飲みたいと言う事で、日本の中心。つまり西脇のヘソ公園で持って来た楽器を使ってセッションしながら酒を飲む事にしました。

ラシーン2台、ワーゲン1台で西脇に帰るとラシーン2台に乗り換えてヘソ公園近くのコンビニにより酒を買いました。
コンビニでまた女の子が1人増えました。この女の子は背は低いです。彼女も中学、高校と一緒で顔見知りではありますが話をちゃんとしたのは今日が初めてです。彼女はボケたがりでいつも嬉しそうに何か喋っています。そして酔っ払うと英語を喋りがちです。

ショップ店員、巨女、パッツン、英語の4人はいつも一緒にいるメンバーらしく、しばしば自分達の西脇の男性達と交って遊ぶ女の子達な訳です。彼女達はボケたがりで体も張れるので西脇の男性達は女の子扱いしません。普通に彼女達が酔っ払って面倒臭くなると叩いたりする扱いぶりです。
そんな彼女を交えてコンビニで酒を買いました。自分は全く酒を飲まないのに代金は割り勘です。やれやれだぜ。
そんなこんなで酒を飲むのでパッツンのラシーンをコンビニの駐車場に置いて自分のラシーンに6人乗ってヘソ公園へ出発です。
因みにラシーンは5人乗りなので後部座席はギュウギュウでした。
しかしヘソ公園は目と鼻の先なのでスグに着きました。
やはり西脇の夜は息が白くなる程寒くて冬の気配を感じました。
ヘソ公園は街灯が1つも無いので真っ暗で、最初こそ空のわずかな明かりで過ごそうとしましたが無理で、本来車では入ってはいけないステージの前に無理矢理ラシーンを入れてラシーンのヘッドライトを灯りに過ごしました。
アルコールが入るとみんな意志疎通が上手く行かず思い思いに楽器を鳴らすのでうるさかったです。元相方とパッツンは竹で出来た横笛を、巨女と英語は自分が持ってきたリコーダーを、ショップ店員はバイオリンを、そして楽器が無いため自ら「雰囲気担当」と言っていた自分はただただ自発呼吸をするばかりでした。
巨女はリコーダーを巧みに操り色んな曲を吹いていました。ショップ店員も雰囲気でバイオリンを弾き色々な曲を奏でていました。彼女達は何かセッションできていました。
因みに雰囲気担当の自分の口グセは「雰囲気、大体、そうでもない」らしいです。それだけ聞くと何と適当な人間かと思いますが、これが日本独特の言葉を濁す感じと言えば奥ゆかしいとも言えない事も無いとか。
ヘソ公園では楽しげな写真が沢山撮れましたが、女の子が写っているので載せられないです。自分は肖像権とかを気にして女の子は許可なくブログに載せません。
アルコール+冷えでトイレが近くなった女の子がトイレに行きたいと言うのでまた6人でラシーンに乗り込みコンビニへ行きました。コンビニまでは目と鼻の先ですがアルコールの入った人間がこんなに面倒臭いとは思いませんでした。
ギュウギュウの車内でみんな口々に大声で喋るので誰が何を言っているのか全く分かりませんでした。
助手席に座っていた元相方が「やーひーホンマに叩いて良いと思うで」と言うぐらいややこしい感じでした。しかし女の子には優しくしなければいけないと英国紳士みたいな教育を受けている自分は決して手は出しません。しかし大声で「みんな死んでしもたら良いねん」と言っていました。ただ大声で口々に喋る彼女達にその声が届いたかは分かりません。
コンビニではみんな頭にストールみたいな物を巻いてインド人みたいになってました。
酒が足りないと言う話になり、また酒を買う事になりましたが皆財布を持っていませんでした。まだ意志疎通の取れる元相方は皆の世話に疲れたのか車の中にいました。仕方なく酒も飲まない上に唯一の学生である自分が会計をする事になりました。
ほんとやれやれだぜ。
ラシーンのヘッドライトを灯りにしていたのでガソリンの減りが気になりガソリンを入れに行く事にしました。
またギュウギュウの車内では皆口々に喋り、さっきコンビニにトイレに寄ったのにトイレをしなかった子がトイレに行きたいやら何やら言うて自分はイライライライラしていました。混沌とはこう言う状態の事を言うんだと思いました。

何やかんやでガソリンを入れ終わると、今、自分達とは別にカラオケをしていると言う西脇の男性達と合流する事になったのですが、一度ヘソ公園へ帰り毛布やらデジカメやら楽器やら酒なんかを片付けに行きました。とは言っても、片付けをしたのはシラフの自分と元相方とパッツンだけです。
他の3人は酔って車の中でいい感じになっていました。
片付けが終わるとまたギュウギュウに車に乗り込みカラオケへ。この車内も相当面倒でした。
しかしカラオケには無事着く事が出来ました。先に行っていた西脇の男の子達は小さな部屋を借りていたので、そこに新たに6人は入れなく自分達は新しく部屋を借りました。
みんなカラオケでも酒を飲んでいました。自分は相変わらずの烏龍茶でみんなの
世話をしなくて良くなったのでダラダラとソファーに寝転んでいました。
みんな両方の部屋を行き来しているみたいでしたが自分はずっと同じ部屋のソファーでやんわりしていました。しばらくするとショップ店員が男の子と部屋にやって来て、サトシとピカチュウの様にベッタリくっついていました。いやー正に生き地獄。目の前で気になっている女の子と仲の良い男の子がベタベタしているのがこんなにも切ないとは思いませんでした。よく高校の時とかに彼氏が他の女の子と喋っていたとか言って泣いている女の子がいますが、自分は何でそんなんで泣くねんと思っていましたが、その気持ちが少し分かった様な気がします。
彼女はアルコールが入っているので仕方ないと自分に言い聞かせながらも彼女の目に余るベタベタ具合。自分はすっかりシケていました。シケてシケてソファーでごろりとだらしなく横になっていました。
そんなシケている自分に1番に気付いたのは巨女でした。彼女は自分がショップ店員の事を気になっているのを知っているので「やーひー辛いやろ。アタシやったら絶対嫌やもん」と言っていました。そう言って彼女は「アタシが引き裂いてきたるわ」と言って立ち上がろうとしましたが、彼女達が楽しそうにしているのを邪魔するのは悪いと思ったし、なによりどうせシャイボーイの自分は何も出来ないと分かっていたので「いいていいて」彼女を引きとめました。
みんながもう1つの部屋に行っている時、巨女と2人になりました。巨女は何か良い話しをしてくれました。巨女が優し過ぎて何か、自分の不甲斐ない感じが申し訳無かったです。
その後も英語が「アタシやーひーに協力してあげるから」とベロベロに酔っ払いながら言うてくれたり、最近仲良くなったばかりなのにみんな自分に良くしてくれます。やっぱり西脇の民はあったかいです。
そんな協力体制抜群の恵まれた環境にありながら何もしない自分に嫌気がさしました。
そんなこんなでカラオケが終わりラシーンでみんなを送る事に。先に来ていた男の子も1人加わり7人になったので流石にラシーンにも乗れないと言う事で2回に分けて送る事になりました。
1回目は家の近い、巨女、元相方、ショップ店員を送る事にしました。
まず最初に元相方を送りました。次にショップ店員を送る事になりましたが、彼女が「みんなとおりたい」とよっぱらいながらダダをこねました。しかし彼女は面倒なので巨女が「下ろせ下ろせ」と言うなか彼女は「みんなを送った後に最後に下りる最後に下りる」と言う言い合いをしていました。迷いに迷った末ハンドルを握っている自分はショップ店員の意見を尊重し、彼女を家に届ける事無く、他のメンバーを拾う為にカラオケへ向かいました。
もう甘々です。
彼女に対する自分の甘さは初孫の生まれたジジイ並みです。
そんなこんなでカラオケに残っていた3人を乗せまたラシーンを走らせませた。
カラオケから家が1番近いショップ店員を下ろす事になりましたが、彼女はまた「最後に下りる」とゴネていました。甘々の自分は彼女の意見を尊重してあげたかったですが、車に乗っている自分以外の全員は彼女の面倒臭い感じに慣れているみたいで全員彼女を下ろそうとしていました。民主主義を尊重する自分はみんなの意見に合わせ彼女の家の前で停車し、彼女を下ろしました。
次は巨女です。コープの近くの駐車場で彼女を下ろしました。次はタケノリと言う男の子。彼は小中高と一緒だった子でハードコアと筋トレを愛する青年です。いつも明るく、性格も良いので自分は彼が好きです。
次は英語、最近引っ越したらしい彼女はタケノリの家の近所でした。
次はラシーン乗りのパッツンです。彼女の車はコンビニに置いたままでしたが、眠たいし、またお酒が残っているとの事でラシーンをコンビニに置いたまま黒田庄まで送りました。
彼女の家は細い路地に入り込んだ所にあって帰り迷子になりそうみたいな話をしていました。彼女は「また帰り道分からんかったら電話して」と言っていましたが自分は携帯の電池もなければ、そもそも彼女の番号も知りません。やっぱり西脇の民はもっちゃりしているなーと思いました。
彼女を送ると迷わず7時頃には家に着きました。ブログをアップし、バイオリンの弦やら何やらを忘れて帰ったショップ店員にメールを入れると布団に入りましたが色々な事が頭を駆け巡り眠れませんでした。自分はハートが弱いなーと思いました。そして西脇の民は優しくて、自分は彼等がやっぱり好きやなーと思いました。

写真は毛布にくるまる巨女。あんなに大きな女の子が毛布にくるまるとこんなに小さくなるんやって驚きました。