千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

「くまのパディントン展」 可愛い!

2020-08-02 | 美術館


昨日、やっとやっと、東海地方の梅雨明けが発表されました。

久しぶりの晴天に、あちこち窓を開けて、

家の中に風を通しました。


4ヵ月の自粛生活後、7 月から各サークルの活動が開始、

パソコン、フォークダンス、コーラス、体操と、

不安ながらも、みんなで楽しみ始めたばかりでしたが・・・


なんと! 7月下旬から浜松市でクラスター発生!

感染者数が急激に増えてきたのを見て、

すべてのお稽古が、8 月の中止を決定したのでした。

浜松市の感染者が10日ほど前まで、たった 8 名だったのが、

今日は累計 139 名とのこと、衝撃が走ります。

何処にウィルスが・・・と思うと、とても心配です。



クラスター発生前でしたが、ちょこっとお出かけ!

浜松市立美術館へ「パディントン展」を見に行きました。





1958年、イギリスの児童文学作家 マイケル・ボンド 氏によって誕生したパディントン!

パディントンって、「くま」なんですが、そのクマの絵がとってもかわいい!!





絵本はもちろん、

アニメや映画、ぬいぐるみとかになっているので、

私も小さい時? 大人になってからかも?

目にしたことがある「パディントン」の絵でした。

でも、「パディントン」 と云う名前が、ロンドンの駅の名前とは知りませんでした。





パディントンの駅で出会った家族に引き取られて、

一緒に過ごし、騒動を起こしながらも、心温まる物語・・・









絵を描く方も世界各国いろいろな方が描いているようですが、

アメリカのR.W.アリーさんの絵がほのぼのとしていて、好きでした。


いろいろなグッズを売っていましたが、絵本を1冊買ってきました。




今、コロナウィルスや水害など、心が痛む不安な日々ですが、

現実離れした絵本に、気持ちが休まる気がします。




又、コロナ感染に気を付けながらの、おうち生活が始まります。

一日も早く収まって、

安心して暮らすことが出来るよう、祈るばかりです。



「デトロイト美術館展」を見てきました

2016-06-06 | 美術館
「デトロイト美術館展」を見に豊田市美術館へ行ってきました。

新豊田駅から美術館まで、この「デトロイト美術館展」のみシャトルバスが出ています。




歩いても15分くらいですが、バスで行く方が、やっぱり楽ちんです。



ここは大好きな美術館・・・










今回は人が多い!!





外にまで順番待ちの人が並んでいました。

やはり人気なんですね!



お昼がいっぱいになると思って、先にレストランへ直行!

昼食には、まだ早かったのですが、先に入って待った方がいいと云われ、
中で待つことにしました。




大きなガラス越しに、豊田の街並を見下ろしながらのランチタイムを楽しみました。










先に入って正解!
レジを出ると、入り口付近にはレストランに入る人たちの長蛇の列でした。




さてお腹も満たされたので、巨匠たちの絵をゆっくり鑑賞です!










モネ、ルノワール、ピカソ、ゴッホ、セザンヌ、マチス、の作品
今まで見たことのない画が多かったので、楽しめました。



岸辺でボート遊びしている絵は、ゴッホが自殺する数週間前に描かれたものだそうです。



絵画の画像はネットからお借りしました。







グスタフ・クリムト ( 所蔵作品 )





上から中庭を見て・・・




面白い空間です!

自分の姿があちらこちらに・・・鏡で遊べます♪

帰りもシャトルバスに乗ったので、疲れずにすみました。

美術館で絵を見るのはけっこう疲れますね。




静岡県立美術館へ行ってきました

2015-12-27 | 美術館
いつも参加しているサークルの行事がやっと終わりました。

主に、パソコンとフォークダンスの例会と行事に追いかけられて、1年が駆けていきます。

フォークダンスのクリスマスパーティーは、40曲余りを踊るので、
楽しいけれど、足がつりそうです!

仲良しグループのパーティーで踊り、翌々日に自分たちのパーティーで踊り、
次の日には、「やらまいか入野」の歌声喫茶に、フォークダンスとして参加させていただき、
歌もいっぱい歌ってきました♪

私たちのパーティーの飾りつけです。



みんなで持ち寄ったグッズで飾り、クリスマスらしい雰囲気の中で踊りますが、
全曲踊っていたので、踊ってる写真を撮れませんでした・・・残念!


いろいろ終って、や~れやれ!
年末の家事の前に、1年の締めくくりに、ちょっと気分転換!
静岡県立美術館へ画を見に行ってきました。

JR草薙駅周辺では、まちづくりのための工事が進行中でした。



どんな駅ビルになるのか、楽しみです~



ウィーン美術史美術館展




早めのお昼  Cafe で軽食をいただきました。



たっぷりのコーヒーがうれしい・・


風景画の原点は、聖書や神話の物語の絵の中に、背景として遠くに小さく描かれていたようです。
それが風景だけ独立して描かれるようになった変遷が展示されていました。

15世紀から17世紀ごろまでの風景画がたくさん見られて、楽しめました。
あまりメジャーな絵ではないせいか、人も少なくゆっくり見れました。



なんと途中で停電!
自家発電に切り替わったようでしたが、ショップに着いた頃、
あと数分で電気が切れるから退出してほしいとのこと。

絵だけは、全部見たので良かったけれど、売店での楽しみが出来ず、残念でした。
この時間帯に美術館へ着いた方もいて、断られていて気の毒でした。


帰りに静岡の街へ・・・



呉服町通りや、青葉通りのイルミネーションがキラキラ・・・きれいでした!
クリスマスに来て、良かった!




ジェンカを踊る人々のイラストが楽しい



「伊勢丹」前にありました。

いつもと違う気分で街を歩いて、久し振りにワクワク感を味わって、帰ってきました。



「デュフィ展」 を見てきました

2014-11-01 | 美術館
7月頃、NHKの番組「日曜美術館」の「デュフィ展」を見ていて、
その色彩に惹かれ、名古屋で開催されたら見に行きたいと思い、
早々とペア券なるチケットを買っておきました(少しお安くなるので・・

先週、急にお稽古がお休みになったので、名古屋へ「デュフィ展」を見に出かけました。





愛知県美術館は、名古屋テレビ塔に近い愛知芸術文化センターの中、10 階にあります。




昔々、このテレビ塔が出来て間もない頃、父親が連れて行ってくれた時は、
この展望台が、随分高くって感動したなあとを思い出しました・・・多分小学生の頃かな~
もう半世紀以上も前のことですから・・これでも十分高かったと思います。


たくさんの「デュフィ」の作品を見てきました。
とても多彩な画家だったようで、デザイン画・陶器・版画・家具などにも、
才能を発揮したようで、それらの展示もあり、充実した鑑賞が出来ました。

買った絵葉書を貼り付けてみました。
こうして画像にすると、ずいぶん軽いタッチに見えますが、実際は素晴らしいものでした。










デュフィは、音楽を深く愛していて、
バッハ・モーツアルト・ドビュッシーなどへ賛歌を捧げたそうです。



ゆっくり見ていて遅くなり、同じ10 階のレストランで、
遅いランチをいただきました。






栄町の交差点やテレビ塔を見下ろしながら、いい雰囲気でした。






帰りに、新しく出来た「ミッドランドスクエア」へ寄ってみましたが、
商業施設は有名ブランドのお店ばかりで、人出も少なく、楽しくありません。

44 階まで行くと、名古屋の街を一望出来るという
スカイプロムナードという展望施設があったようですが、
雨も降っていたので、あまり欲張らずに帰ってきました。




「オルセー美術館展」 と、 「ボストン美術館 ジャポニスム展」

2014-08-11 | 美術館




この絵は、懐かしい!!!
美術の教科書の表紙だったかな?
それとも音楽の教科書かも?・・・中学の?
定かではないですねえ

国立新美術館へ「オルセー美術館展」を見に行ってきました。
以前、来日した「オルセー美術館展」はいつだったかしらと・・・
こんな時、ブログに書いておくと便利です。
カテゴリーの「美術館」で探したら、2010年7月でした。
今回は8月8日…・・・またまた夏の最中に出かけました。

朝ドラ「ごちそうさん」に出演した東出昌大さんの心地よい声での音声ガイドを聞きながら、
印象派の80点を、ゆっくり見て回りました。
マネの「笛を吹く少年」の笛も再現され、イヤホンから流れてきます。



時代を追いながら、マネ モネ セザンヌ ドガ ルノワール コロー シスレー、ミレーなど、
見ごたえがあって、とても満足しました。
あら~もう3時間も!!



前に来た時もここで食べたわねえ・・・と思い出しながら遅い昼食を地下でいただきました。

食べ終わっても、のんびりは出来ません。
今回は、美術館のはしごです



渋谷へ出て、田園都市線で用賀まで行き、世田谷美術館への直行バスに乗ります
直行便があることをネットで調べていきましたから、スムーズに行きました。

世田谷美術館は、砧公園の中にあり、うっそうと茂る大きな木がたくさんあって、
気持のよい公園でした。






ここの建物は、建築家内井昭蔵氏の代表作だそうで、
毎日芸術賞 日本芸術賞を受賞しているということなので、
楽しみにしていました。







正三角形や四角形のモチーフがあちらこちらに使われていて、目を引きました。



浮世絵や日本美術に影響された西洋の画家たちが、日本美術の構図や色遣いをまねて描いた作品が、
浮世絵などと対比させて展示されていました。

一番の見どころ、1年以上かけて修復された後、
世界初公開という この赤い着物を着た西洋人 モネの傑作「ラ・ジャポネーズ」




これはクロード・モネが奥さんのカミーユをモデルにして描いた絵、
とても大きな作品で、色使いと云い、大胆な構図と云い、圧巻でした!


この辺りから、みんな疲れが出て、椅子にへたり込んで・・・・・




お茶にしなくっては、と、5時オーダーストップ直前に美術館の中のレストランに飛び込んで
コーヒー・ケーキをいただいて、生き返りました!!!













休んだら、やっと元気が出て、残りの展示を見て、夕陽が沈む世田谷美術館を後にしました。




7月に “ ランチをしようか ”と電話で話しているうちに、オルセー美術館展が話題になり、
見に行きたい! 行こう! と即決、4人が都合のよい8日と話がまとまり、
見に行くことが出来ました。

絵も好きで、のりのいい3人の友人たちに感謝!
疲れましたが、楽しい美術館めぐりでした。



豊田市美術館

2014-04-12 | 美術館

「宮脇晴の周辺  愛・知のリアリズム」 
アップが遅くなってしまったので、展示はもう終了していますが・・

豊田市美術館へ行ってきました。



宮脇 晴さんの息子さん宮脇 檀さんのエッセイを本屋で手にしたのは、もう10年以上も前のこと。

宮脇 檀(まゆみ)さんの軽妙で小気味よい文章に惹かれ、
何冊も著作を買い集めてファンになったのでした。

宮脇 檀さんは建築家なので、住宅論が多いけれど住まい方・生き方・楽しみ方など、
読んでいて目からうろこ的なお話も多くて、読むのが楽しみでした。

ところが、病に倒れ1998年 62歳で亡くなられたのでした。
もっともっと、エッセイを書いてほしかったのですが。


檀さんのお父さん晴さんは愛知出身の画家ということは知っていたのですが、
どんな絵を描くのか知らなかったので、今回お名前を見つけて、豊田市美術館へ行ってきたのでした。

豊田市美術館は、クルマの街、豊田市を見下ろす小高い所に建っています。





お母さんは、アップリケ作家 宮脇綾子さん
絵を描くように、布で素敵に表現しています。
とてもセンスがいいです!

10年くらい前かなぁ、この豊田市美術館で宮脇綾子さんのアップリケ展があり観に行ったことがありました。
3年ほど前、秋野不矩美術館でも見ましたが・・・


電車でコトコト行ったので、着いたらもうお昼です。




宮脇 晴さんが影響を受けたという岸田劉生の絵もたくさんあり、
宮脇 晴さんの写実的な絵からユーモアあふれる大らかな絵に移っていく過程など興味深く見てきました。



















美術館に行く楽しみは絵を見ることはもちろんですが、建物の雰囲気は、とても楽しみなものです。








建物はモダンで、外にはオブジェ・・・直線的な池がカラフルなオブジェの鏡に映り込みます。






鏡に映る桜・池・・・カップルさん・ファミリー・そして私たちも鏡に映って遊んでしまいます。







別館の高橋節郎館で漆工芸の作品や墨彩画が素晴らしくって、
思いがけなく長居となり、お茶室でお抹茶をいただく時間が無くなり、残念でした。





高橋節郎氏の「花花」 クリアファイルより




東海道線普通列車で浜松から岡崎まで行き、
愛知環状鉄道に乗り換えて、豊田市まで、のんびりの旅?でした。



京都文化博物館と龍安寺

2013-09-02 | 美術館
京都は暑かった!




「美術館めぐり」なので、外をそれほど歩くわけではないのに・・・
近くでバスを降りて、美術館まで少し歩くだけなのに・・・
暑かった!

運転手さんに、今何度くらい?って聞いたら、調べてくれて、40℃だよって!!
でもバスの中、美術館の中は快適なので、文句は言いません。

京都文化博物館で「八重の桜」の特別展を見てきました。




八重さんゆかりの品々・重そうなスペンサー銃・書状・絵図・・資料など数多くて、
じっくり見ていたら、又、時間がないの!
社保さ~ん、もう30分くださ~い。

今ちょうど、ドラマでは八重さんが新島襄と一緒になるところですね
一緒に暮らした洋風の部屋なども復元して、展示されていました。



次は、美術館ではないけど、何故か龍安寺へ




ここへ来たのは何十年振りかしら???
暑くてもさすが京都、観光客が多い・・






手入れの行き届いたお庭に木漏れ日が涼しげ!




お寺は心が落ち着きます。
石庭に向かって静かに座れば、何か想うことがあるかもしれない。。。


でも先を急ぐので、お池の方へ散策
大きな池にハスの花がたくさん咲いていたが、小さなコンデジでは届かない






















池の周りをぐるってまわったら、汗びっしょり~




集合時間が迫ってはいたけれど、かき氷!かき氷!って、お店に飛び込んで、
ハッハッって?食べて、やっと汗が引きました。
♪ Tちゃ~ん、美味しかったわね ♪


龍安寺のすぐ近くの「堂本印象美術館」
小さな美術館でしたが、建物もこの堂本さんがデザインしたそうです。





モノクロームの可能性 ・・・
今回の展示はモノクロばかりでしたが力強い墨絵で、抽象画も多く展示されていました。

帰りのバスでは、前回もそうでしたが、講師の方の指導で体操!
あっちを伸ばしこっちを伸ばし・・・
バスの長旅ですから、体をほぐすと、とっても気持ちいい!

今回は、歌詞カードが配られて、みんなで歌も歌いました。

「古城」
♪ 松風騒ぐ 丘の上
  古城よ 独り何偲ぶ
  栄華の夢を 胸に追い
♪ ああ 仰げば侘びし 天守閣 ♪
 ・・・・・

会津藩の悲しい落城の場面にぴったりと、講師の方の選曲です。
あと、♪たなばたさま♪ と ♪花火♪ も歌ったのでした ( 楽し~ )


狭い座席のバスの中、こんな気分転換もいいですね。
8月の美術館めぐりを楽しみました。




「河合玉堂」 展覧会

2013-07-28 | 美術館
久しぶりに「社保」の美術館めぐりに参加!
東京都広尾市にある山種美術館へ「川合玉堂」を見に行ってきました。

「社保」の美術館めぐりは、4年振りの参加です。
講師の方も変わっていて、顔見知りの方も見かけませんでした。
あれから3・4年経っていますから、当たり前ですけど・・・





この日は2台のバスが出ましたが、富士川サービスエリアを過ぎた頃だと思いましたが、
1号車にハプニングが!
ニホンカモシカがバスにぶつかったとかで、
右のライトが壊れ、ウィンカーも点かないとか!
私たちが乗っていた2号車の運転手の方も一緒に修理したようですが、回復不能のようでした。

乗務員の人たちは、あわただしく連絡やら、相談の結果、
半分くらいの方が2号車に乗ってきて、空席や補助席に落ち着きました。
あとの方たちは、代車を待ち、予定していた2ヶ所の美術館の内、1ヶ所だけにするという結論でした。

そんなことで遅れてしまったので、山種美術館では鑑賞時間が減り、1時間となり、
第2会場や、楽しみにしていたミュージアムショップをのぞくことすら出来ませんでした。




加山又造が絵付けしたと云う千羽鶴の陶板壁画や、賞をもらったと云う照明設備

玉堂の絵の魅力に癒されましたが、時間的には不満が残ったまま、
もう一つの目的地、青梅市にある玉堂美術館まで、1時間余りバスに揺られます。

山間に入ると、時々強い雨が降り、バスを降りた時も雨・・・・

玉堂が晩年過ごしたという青梅市御岳(みたけ)
御岳渓谷沿いにある美術館は、いい雰囲気の中で雨に濡れて静かに建っていました。



雨に煙る多摩川が素敵でした。

玉堂さんの絵には、どこかに人影が見えます。
見る人を落ち着かせ、どこかで見たような風景に懐かしさを感じます。

ここでは、15才頃の写生帖も展示されていて、その精緻な写生には目を見張りました。
芽の出方、花の付き方などを、きれいな字で覚書が書いてあり、観察の細かさにびっくりです。
ページをめくって、もっともっと見てみたいと思ったほどです。



お庭は石庭で、竜安寺の石庭を模したようです。


離れには画室が再現されていました。






川合玉堂は、香淳皇后(昭和天皇の皇后)の日本画の指導をされていたとかで、
香淳皇后の日本画も展示されていました。
優しいお花の絵が多かったです。

靄のかかる多摩川
岩陰から黄色い物が・・・



ゴムボートが下ってきました!






御岳渓谷は、カヌーなどの川遊びでも有名なようです。




雨に霞む多摩川を眺めながら、甘味をいただいて一休み!
「いもうとや」と云う珍しい名前のレストランでした。

広尾の山種美術館では、時間の足りなさに怒ったけれど、
良い絵を見たり、青梅の玉堂美術館の雰囲気に心も落ち着いて、
久しぶりの美術館めぐりを終えました。




「草間彌生」展に行ってきました

2013-06-17 | 美術館
静岡県立美術館で開かれている「草間彌生」展へ行ってきました。
23日で終わってしまうので・・・





毎日のサークルへのお出かけで疲れていても、
こういうお出かけはうれしくって、友達といそいそと静岡行の列車に乗りました。




県美に着くと、赤と白のドット柄のオブジェです!




そのドットを見て、なんとなく気持ちがうきうきしてきました。




いつもの静かなる美術の鑑賞とは違う予感!





中に入ると、大きな女の子がお出迎えです。




大っきいです!





草間彌生さんの生い立ちから、今なお84歳で精神病院から通われて、
活動されているプロフィールをじっくり読みながら、
たくさんの作品群を見てきました。




色遣いがとってもきれいで、たくさんの作品が並んでいても、お互いに色の調和が取れています。


写真はこの「 チューリップのお部屋 」と、「 かぼちゃの造形物 」だけがOKでした。


「チューリップに愛をこめて永遠に祈る」





「大いなる巨大な南瓜」




人間の内面をえぐり出すような・・・無限に湧き出る連鎖的イメージを魔法のような筆使いで・・・と、
チラシに書いてありましたが、気の遠くなるような細かい模様のような絵に圧倒されてきました。

「果てしない人間の一生」とか、「愛はとこしえ」、「月の夜の河」、「花園にうずもれた心」・・
たくさんの作品のタイトルがみなすてきでした!

絵を見て、タイトルを見て、また絵を見て、内面的世界を想像してきました。


折り紙を買ってきました。





帰りに呉服町通りをウィンドウショッピングして、現実の世界も楽しんできました




「藤田嗣治渡仏100周年記念」 展覧会

2013-05-12 | 美術館
浜松祭りから1週間、孫たちも6日には帰り、
私も6日からずっと予定をこなしてやっとお休みがやってきました。

土曜日・・私の休日・・・ゆっくり家にいればいいのに、友人と静岡へお出かけしました・・・
「藤田嗣治渡仏100周年記念」を静岡まで見に行ってきたのです。




この日は強い雨が降るイヤなお天気でしたが、
静岡市美術館までは駅から地下道で行けるので濡れずに済みました・・・

ポスターが描かれている専用エレベーターが出迎えてくれます。






静岡市美術館は初めてですが、とても明るくって気持ちのよい空間でした。





この展覧会は、藤田嗣治(つぐはる)が初めてフランスに渡った1913年(26歳)から、
アメリカに旅立つ1931年までの作品が展示されています。

あのオカッパみたいなヘヤースタイルと丸いメガネの藤田嗣治の姿が有名ですが、
若いころの自画像が、なかなかハンサムでした!
(下の図の真ん中の男性)








藤田嗣治と云えばあの乳白色の肌色をした女の人の作品を思い浮かべましたが、
この展覧会では初期の作品が多く展示されていて、興味深く見てきました。

結婚1年で渡仏して、日本に残した夫人にフランスから送った手紙がたくさん展示されていて、
藤田嗣治の人柄がよく解り、面白くて、ほとんど読んできました。

絵も交え、パリでの生活や画壇のこと、ユーモアもあり夫人に対する細やかな思いやりなどが、
細かい字でびっしり書いてありました。


反対の入り口に、顔出しパネルが置いてある・・・美術館には珍しい!



さっそく友達と顔を入れて、フフフ ~ おばさんの記念撮影!

何故、レオナール・フジタと云うのだろうと思っていましたが、
晩年カトリックの洗礼を受けて、レオナール・フジタとなったそうです。

藤田嗣治展を見たのはこれで2度目でした。
1度目は、何十年も前、まだ独身の時でしたが・・・

あれはどういうタイトルの展覧会だったのかなあと思い出しながら、
ひょっとしてその時買った絵葉書があるかもと帰宅してから探したら、
引き出しの奥から出てきました。



絵葉書を見たら、「藤田嗣治追悼展」とありました。
その追悼展は、1968年、東京セントラル美術館で開かれていました。
1968年の1月に亡くなったそうです。

狭い入口から入って行ったような記憶・・・昔のことはよく覚えている?
でもセントラル美術館って 何処だったのかしら? 今でもあるのかしら?

検索したら、それは銀座にありました。
思いがけず、セピア色の思い出が甦って、懐かしく思ったのでした。