千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

ボストン美術館と杉本美術館

2007-07-20 | 美術館
台風・地震と恐ろしい自然現象で被害に遭われた方たちも多くいらっしゃるし、日々の生活でも、年金問題・食品問題など、信じられないようないやな出来事がたくさん起きていますが、そんな中、芸術に触れることが出来る幸せを感じています。
今月の美術館めぐりは、ボストン美術館と杉本美術館でした。
久しぶりに雨女となり、この日は一日中雨でした。梅雨の真っ最中ですもの、仕方がないですね。

ボストン美術館は、JR名古屋駅のひとつ手前の金山駅前にあって、アメリカのボストン美術館の姉妹館です。
今回の展示はアメリカ絵画で、子供たちを描いた絵ばかりです。
肖像画が多く、成功して財を成した裕福な家庭の子供たちが多く描かれていて、その表情は可愛いだけでなく、内面が豊かに描かれていました。

画集から
        二人の子供
        


        幼いミス・ホーン
         
この作家はサミュエル・F.B.モースで、電信とモールス信号を発明したモース(モールス)だそうです。
電気を研究する前は画家だったそうです。


    リンカーン家の子供達
       

    牧草地の少年達
       



名古屋から、知多半島を南に下ります。
バスの車窓からは、雨に濡れて、田んぼの緑がとってもきれい!
小高い丘陵は、芽吹いた新芽が成長して木々を覆い、緑の濃淡を作り、何種類の緑色かしらと思わず絵の具を思い浮かべるほど美しい緑に目を奪われました。
有名なえびせんべいの里を通り過ぎると、知多美浜緑苑という所に、緑の木々に囲まれてレンガ造りの杉本美術館がありました。

      

杉本健吉氏はとても魅力的な画家でした。
絵は一枚も売らず、デザインで生計を立てていたそうです。
岸田劉生の門下生で奈良に魅せられ奈良の絵もたくさんあるようです。
美術館には絵はもちろんの事、茶目っけを発揮した楽しい工芸品がたくさん飾られ、面白かったです。
何歳におなりですか?とよく聞かれるので、自画像に「南斎」と署名をしたり、自分で作った勲章をいっぱいつけた自画像があったり、ユーモアあふれる人物像が浮かびます。
そして、何よりうれしかったのは、吉川英治作「新平家物語」の挿絵が屏風で展示されていた事です。
杉本氏が「新平家物語」の挿絵を描いた作家と初めて知って、今回も収穫のあった美術館めぐりでした。
そしてもう一度訪ねたい美術館のひとつになりました

      





エアープランツ

2007-07-08 | Weblog
     

     
     

エアープランツ

土が要らず、水遣りは霧吹きか、時々水の中につければいいと言われ、あら~簡単! では何処かへ吊り下げようと買ってきたエアープランツ(たしか、愛知万博で?)
でも横着にもその辺の鉢に置いたまま数年経っている

青々していた葉が、7月に入って急に赤くなってきて、枯れるのかしらとあわてて水の中にドボンッと、つけてみた。
ところが、葉の中心から花の芽のようなものがニョキニョキ出てきてびっくり!
数日して開花・・・開花といってもこれ以上は開かない
エッ?これが花なの?

早速調べてみると、確かにこれが花で、まれに2・3年に一度花をつけると書いてある。
株が充実してくると花が咲く とも・・・
いや~ほったらかしにしておいても咲いてくれたじゃない~~うれしいうれしい!
レースのカーテン越し・日当たり・風の通り・たま~の水遣り
どうも環境が良かったみたい

可愛いねえ~こうなると現金なもの、今度は他の種類も買って来ようっと!