源氏物語展

先日、横浜美術館へ行ってきました。
今年は源氏物語が世に出てから、ちょうど1000年だそうで、
あちらこちらで源氏物語関連の展覧会が開かれていたり、
新聞雑誌などでも特集が見られましたが、
横浜美術館では特別展「源氏物語の1000年　あこがれの王朝ロマン」と言うタイトルでした。
源氏物語を描いた源氏絵や調度品・日記など古いものから近代のものまで、国宝・重文等たくさん展示されていました。




「源氏物語」・・・昔、講座に行き原文を少し読みかじっていたけれど、
あまりの長さに途中で挫折、物語のダイジェストと思い、
田辺聖子の「新源氏物語」で何とか物語を把握したことがありましたっけ・・・
主人公光源氏の恋愛が主流なのだけれど、その複雑な人間関係・政治・暮らし・ならわし・信仰・
王朝時代の美意識・・・いろいろ絡みあって興味が尽きない面白さでした。
原文の源氏物語は日本語が大変美しかったことを覚えています。
もちろん講義を聴きながらでないととても読めませんけど・・・


これは小さなクリアファイルをスキャンしたもの


梶田半古と言う画家が物語の場面をたくさん描いていて、
近代的でユーモラスな場面もあり楽しい絵でした。
本物は屏風で、絵の数もこの倍以上ありました

　　　　　

　　　　　　　　　　　
　　　　　　
横浜市みなとみらいにある横浜美術館、なかなか近代的な建物です。
カフェで休憩・・・限定メニューの「紫式部よもぎ抹茶ラテ」を注文する。
抹茶パウダーで描いた紫式部の顔のラテがくる
面白いアイデア・・・
手描きのためカップの中、みんな表情が違うので仲間とワ～ワ～言いながら
一番いいお顔のカップを撮ったつもり・・・

今回はちょっと傾向のちがう絵を見た美術館めぐりだったけど、
久しぶりに源氏を思い出し、これから秋の夜長、あの分厚い源氏物語を引っ張り出してもいいかなあとちょっぴり思いました

朝の散歩

9月に入ってあっという間に1週間、時よ～止まれ～と思いながらも、週末を迎えてしまう・・・
昼間は残暑の暑さがぶり返しているけれど、朝夕の涼しさに、夏の疲れが取れるような気がしてほっとしている。

“毎日が日曜日”となった夫は近くの公園でラジオ体操・・散歩・・と、毎朝続けている
とても真似できない・・・・私は単発の散歩でお茶を濁すことに・・・
少し涼しくなってきたので、昨日の朝、散歩を実行～～というより怠慢主婦を実行・・・
家から浜松城公園まで散歩して、あの辺の喫茶店でモーニングを食べようという魂胆である。
ラジオ体操を終えた夫とぶらりぶらりと～～
カメラ持参・・・道端のお花を撮りながら、遊歩道を歩く


　　　　　

この遊歩道は、昔、軽便が通った線路道・・・今は気持ちの良い散歩道になっている
こんなに狭い道を電車が通っていたなんて本当にびっくり～
私が高校の頃、この電車で学生は通学したけれど、今はこの道を自転車通学の学生が走る
トンネルの中に当時の写真があったので撮ってみた。

　　　　　

　　　　　


途中、ＪＲ東海主催のさわやかウォーキングの人たちに会う
かなりたくさんの参加者、次々歩いてくる。　家康ゆかりの地を歩いているのかな～

親子連れがひと組だけ遊んでいた浜松城公園を抜ける頃には、暑くなり汗ばんできた

中央図書館前の喫茶店に到着・・・冷房が心地よい

　　　　　

この喫茶店、私の青春時代からあって、よくここで過ごしたので、なつかしい！
最近、リニューアルして明るくなり、とてもいい雰囲気・・・
ゆっくりモーニングセットをいただいて、新聞・雑誌を読み
帰りは本屋さんへ寄ってバスで帰宅・・・・
これでは大した運動になっていないけど・・・まあ無理をしないのが一番と言い訳して・・・
涼しくなったらもっと歩くサ・・ってことにして、今回はおまけつきの散歩を楽しんで帰宅した。