千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

フィラデルフィア美術館展

2007-09-18 | 美術館
9月の美術館めぐりは、京都市美術館へ「フィラデルフィア美術館展」を見に行きました。
平安神宮の赤い大鳥居が見えたと思ったら、そのすぐ横が京都市美術館でした。
洋風建築なのに上部は古風な日本風な建物で、京都らしいと思いました。

         

      

金の彫り物が飾りとして付いている重厚な扉の向こうは、和風の雰囲気が漂うゆったりした空間で、
天井も高くて、和風のインテリアが素晴らしい落ち着いた美術館でした。
アメリカのフィラデルフィア美術館から近代西洋絵画重要作品が77点出品されていて、見ごたえのある絵画が多かったです。

            

               

マネ、モネ、ドガ、ゴッホ、セザンヌ、ピカソ、ルノワール、マチス、シャガール、ゴーガン、ミロ等々
名前を知っている画家達が多くて親しみを持って見ることが出来ました。

その中でも、ちょっと気になった作品の絵葉書を買う。

ルノワールの「ルグラン嬢」の清純な美しさに魅せられたり、

マチスの「青いドレスの女」は色彩といい、線と形の組み合わせも素晴らしく、長くたたずんでしまう。

カミーユ・ピサロは初めて見る。「ラクロワ島・ルーアン(霧の印象)」点描画のようだが、遠くから見ると複雑な色合いが綺麗で、とても惹かれた。

絵葉書では雰囲気が出なくて残念だけど、ミロの「月に吠える犬」は面白かった。キャンバスの下には「そんな事は知らないよ」?と書かれていたそうで、いろいろ想像すると楽しかった。




何処の美術館へ行っても、建物にとても興味があるので、今回もネットで調べてみると、
京都市美術館の建築設計は「日本趣味を基調とすること」の条件のもと、広く公募され、一等に入賞した前田健二郎氏の設計図案を基に、昭和6年に着工、昭和8年に竣工したそうです。
“京都市美術館のような建物の様式を帝冠様式と言う”とも書いてありました。
「西洋建築の躯体に日本の城郭風の屋根を載せた建物」だそうで、ふ~んなるほど、そう言えば歌舞伎座とか箱根の富士屋ホテルもそうだなあ・・・と、「帝冠様式」に納得でした。









富幕山

2007-09-04 | ウォーキング
        

                             途中の展望台から
         
        


日曜日に奥山高原の富幕山へ行ってきました。
ここは、高い山も登る知人ご夫妻が、登山の訓練によく登っていて、
きれいなお花の写真を見せていただいているので、いつか私も連れて行ってもらおうと思っていたら、
「マツムシソウが咲き始めたので、行ってみますか?」とお誘いがあり、
私は喜び勇んで連れて行ってもらいました。

山歩きなど本当に久しぶり・・・歩けるかなぁ~と不安~
でも、頂上まで1時間ぐらいとのこと・・・お花の歓迎もあって、写真を撮りながらの
ゆっくり歩き、そしてこの日は特別涼しかったので、なんとかバテずに登りました。
途中で、別の知人のご夫婦にも出会い、5人で楽しい山歩きとなりました。

マツムシソウは咲き乱れ、黄色いオミナエシ・白いオトコエシ・ワレモコウ・赤いフジバカマ・
珍しいヤマジノホトトギス、マツカゼソウは風にそよいで、秋の風情が目に心地良い






頂上には常連らしき人たちが、花のアルバムを見せてくれたり、
花の名前を教えてくれたり・・・
皆さん、富幕山を熟知しているようでびっくり
ウ~ン、体がついていけば、山もいいなあ・・・と又、すぐ乗る性格が頭をもたげた事でした
でも半日コースなのに、帰宅後は お昼寝タイム
スタミナの無さを実感しましたが・・・