千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

「河合玉堂」 展覧会

2013-07-28 | 美術館
久しぶりに「社保」の美術館めぐりに参加!
東京都広尾市にある山種美術館へ「川合玉堂」を見に行ってきました。

「社保」の美術館めぐりは、4年振りの参加です。
講師の方も変わっていて、顔見知りの方も見かけませんでした。
あれから3・4年経っていますから、当たり前ですけど・・・





この日は2台のバスが出ましたが、富士川サービスエリアを過ぎた頃だと思いましたが、
1号車にハプニングが!
ニホンカモシカがバスにぶつかったとかで、
右のライトが壊れ、ウィンカーも点かないとか!
私たちが乗っていた2号車の運転手の方も一緒に修理したようですが、回復不能のようでした。

乗務員の人たちは、あわただしく連絡やら、相談の結果、
半分くらいの方が2号車に乗ってきて、空席や補助席に落ち着きました。
あとの方たちは、代車を待ち、予定していた2ヶ所の美術館の内、1ヶ所だけにするという結論でした。

そんなことで遅れてしまったので、山種美術館では鑑賞時間が減り、1時間となり、
第2会場や、楽しみにしていたミュージアムショップをのぞくことすら出来ませんでした。




加山又造が絵付けしたと云う千羽鶴の陶板壁画や、賞をもらったと云う照明設備

玉堂の絵の魅力に癒されましたが、時間的には不満が残ったまま、
もう一つの目的地、青梅市にある玉堂美術館まで、1時間余りバスに揺られます。

山間に入ると、時々強い雨が降り、バスを降りた時も雨・・・・

玉堂が晩年過ごしたという青梅市御岳(みたけ)
御岳渓谷沿いにある美術館は、いい雰囲気の中で雨に濡れて静かに建っていました。



雨に煙る多摩川が素敵でした。

玉堂さんの絵には、どこかに人影が見えます。
見る人を落ち着かせ、どこかで見たような風景に懐かしさを感じます。

ここでは、15才頃の写生帖も展示されていて、その精緻な写生には目を見張りました。
芽の出方、花の付き方などを、きれいな字で覚書が書いてあり、観察の細かさにびっくりです。
ページをめくって、もっともっと見てみたいと思ったほどです。



お庭は石庭で、竜安寺の石庭を模したようです。


離れには画室が再現されていました。






川合玉堂は、香淳皇后(昭和天皇の皇后)の日本画の指導をされていたとかで、
香淳皇后の日本画も展示されていました。
優しいお花の絵が多かったです。

靄のかかる多摩川
岩陰から黄色い物が・・・



ゴムボートが下ってきました!






御岳渓谷は、カヌーなどの川遊びでも有名なようです。




雨に霞む多摩川を眺めながら、甘味をいただいて一休み!
「いもうとや」と云う珍しい名前のレストランでした。

広尾の山種美術館では、時間の足りなさに怒ったけれど、
良い絵を見たり、青梅の玉堂美術館の雰囲気に心も落ち着いて、
久しぶりの美術館めぐりを終えました。




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