選挙の効果

総選挙の意味

香港暴動 バリケイト伊東

2019-08-14 08:30:34 | 政治
  香港での民衆暴動が収まらない。香港国際空港が若者の集団に占拠された。飛行場の機能がかなり麻痺してるようだ。自分たちの主張を国際的にアッピールするのに、空港は絶好の場所と考えたのか。なぜ、怒るのか。民主主義や自由を守るために戦ってるのだ。問題となってる逃亡犯条例が施行されてしまえば、言論の自由も表現の自由もなくなってしまう。香港の民主主義そのもが崩壊してしまう。だから抗議し、激しく戦ってるのだ。私も彼らを支持する。日本政府や野党は、何のコメントも発してない。習近平の顔色をうかがってるのか。民主主義を標榜する日本政府や野党は、中国の暴力的支配に抗議しなければならない。中国は香港の自由を認めない。完全に習近平体制下にコントロールしたいのだ。映像を見ると、戦ってるのは、若者が多い。高校生も参加している。日本の若者の政治意識とは全然違う。先の参院選挙でも、若者の半数が自民党支持、安倍支持だ。日本の若者は権力や権威に依存傾向だ。世界の若者は権力や権威に噛みつく。日本だって50年前は機動隊と激しくもめた。日本の去勢された若者は、幼稚でチャラく保守的だ。日本の政治活性度の低さは、ほんとうに問題だ。日本の選挙の投票率の低さは、ひどすぎる。先の参院選挙でも、48.9%の低さだ。国政選挙でこの数字だ。問題だらけの国なのに、国民は、政治に関心がないのだ。日本では、香港のような暴動もテロも起きない。暴動が起きるほうが健全なのだ。健全な免疫反応が働いてる。日本みたいに政治的暴動が起きない国では、免疫が働かず社会が腐ってゆく。日本では猟奇的殺人事件や、政治的アート作品を展示したアート展を脅迫で中止に追い込んだりする腐り現象ばかりが横行している。正攻法の政治闘争が行われてない。日本でも沖縄は別だ。沖縄では政治活性は高い。反安部の意識が高い。本土では政治闘争と言えるほどの闘争は起きてない。日本はすごい国の自画自賛ナショナリズムだけがメディアから発せられてる。ひとりよがりのナショナリズムだ。政治とは、価値観の激しい闘争なのなのだ。日本の権力者に対しての忖度、ごますり、萎縮では闘争の体をなしてない。日本人を目覚めさせるのは、自然災害や戦争による破壊や人間の大量死であろう。日本は地理的にも閉鎖的、世界の流れから遅れてる。世界は政治闘争と供に社会が変化してゆく。激しい政治闘争が社会を進歩させるのだ。日本みたいに国民の関心事が食い物と芸能、美容では、社会が腐るばかりだ。長く続く平和は日本人を去勢させてしまった。明日は終戦記念日だ。終戦から74年もたつと、日本はアメリカと戦争して負けたという事実さえ、知らない若者が多くいるのだ。平和である事は絶対的にいい。しかし、危機感を失った人間は、政治的に無力になってしまう。多くの日本人は漠然とした不安を抱えてる。政治闘争で不安を解消しようとするより、強い人間にしがみつくほうがいいと考えるようだ。多くの若者が安部に依存するような現象が出てくるのだ。香港みたいな正攻法の政治闘争が起きてこない。若者が未来を切り開くのだ。その若者が切り開く力もなく、知恵もないでは、日本の未来は暗い。消える運命か。