選挙の効果

総選挙の意味

燃える バリケイト伊東

2019-08-18 08:20:44 | 政治
  日本、今日も酷暑だ。日本の天気だけは燃えてる。政治は、まったく不完全燃焼だ。世界の熱い過激な政治闘争に比べれば、日本の政治には、火がつかない。火をつけようとする人間もいない。つけかたもわからないようだ。今日も日本村の話題はいつも同じだ。食い物、芸能人、美容、詐欺、あおり運転などの悪質犯罪などだ。政治を熱く語る日本人は少ない。政治は水、食い物、医療など、人間が生きてゆくのに重要な要素だ。政治によって社会のルールを決めるのだから、関心が高くなければならない。先の参院選挙でも、投票率は48.9%だ。国政選挙で50%を割るのだから、日本人の政治意識は貧しい。日本は物は豊だが、政治意識の貧困さはひどすぎる。だから、安部のような戦前回帰のファシズム政治家が勢いを増すのだ。多くの日本人は、漠然とした不安を抱えてる。抱えていても、政治にその不安が反映されない。仲間内でぶつぶつとこぼすだけなのだ。草食化を超えて去勢されてしまってる。牙も角も爪も除去され、闘争心をまったく失ってしまってる。日本では、政治暴動が起きないから、日本人は行儀がいい民族なんて言ってる場合ではない。日本は、地理的にも島国、国境が海なのだ。この閉鎖性は日本人の心も支配する。インターネットで世界とつながってるから、日本は世界3位の経済力を持ってる、 ノーベル賞受賞者を多く輩出しているから優秀だとか、最近やたらと日本すごいの自画自賛ナショナリズムだけが目につく。外国にどう思われてるのか、いつも気にしている。村意識なのだ。自信がないのか人の目を、口を気にしている。目立つと、たたかれのだ。だから、集団行動をしたがるのだ。今、日本には、戦国時代の武将や坂本竜馬のような英雄は現れない。若くしても、燃え尽きたような人間ばかりだ。いつも片手にスマホとファーストフードを持って町を歩いてる。それらは精神安定剤なのか。乳児が哺乳瓶をくわえてるような感じだ。若者よ!燃えろ!政治に目覚めろ!自分の国は、おまえらの知恵と行動力で築き、守らなければならないのだ。スマホを精神安定剤にしてはいけない。スマホは単なる情報端末にすぎない。スマホを使う人間が軽く、無感性では、得る情報も発信する情報もくだらないものだ。若者は、心を鍛え、社会の動きに敏感にならなければならない。人間が情報端末にならなければならない。多くの日本人は、機械に振り回されてだけだ。ITなんて虚構の技術だ。さほど、人間を幸福にはしてない。燃える人間が日本にはいない。方向性を失った羊は、オオカミに食われる運命だ。