選挙の効果

総選挙の意味

トランプ外交  バリケイト伊東

2019-02-28 09:17:07 | 政治
  東京は朝から雨だ。私の心もうっとしい。今日も日本では朝から下痢便垂れ流しのような話題ばかりだ。医師2人が強姦容疑で逮捕、性犯罪容疑で自民党を離党したばかりの国会議員が、今度は元高校生から淫行容疑で訴えられた。そして、議員辞職。社会的地位や責任のある人間達のおぞましい犯罪には、あきれてものが言えない。その他にもいじめ、詐欺、横領、芸能人ほれた、はれた、不倫しましたの、いつも同じメニューだ。テレビは朝から深夜まで、どこのラーメンうまいと、食い物番組を流し続けてる。日本ではくだらない話題が主流になってるが、世界は大きく変わろうとしている。トランプと北朝鮮のキムがベトナムで会談を行った。世界平和を模索してる2人に世界が注目している。いい成果が出る事を願う。トランプの政治姿勢は、アメリカ国内では生き詰まってるが、朝鮮問題での外交姿勢は、今のところうまくいってるようだ。お互い、譲歩して折り合いを見つけ出すのを期待する。2年前まで、ちびのロケットマン、老いぼれ野郎とののしりあっていたのからすると、様相がまったく変わってしまった。ポイントはキムが核開発をやめるか、すでにある核兵器を放棄するかだ。キムからすると、様々な経済制裁を解除してもらいたい、経済支援をアメリカから得られるかだ。供にウィン、ウィンの関係を築き上げたいのだ。取引上手のトランプからすると、今回の会談の成功を80%ぐらい信じてるのだろう。日本にだって、今回の会談の結果は影響するのだ。拉致被害者の早期帰国に関係している。安部はトランプに拉致被害者を早く返すように頼んだが、キムは簡単には返さないであろう。安部の北朝鮮を敵視する姿勢には、キムは心を開かない。日本も北朝鮮との間に外交関係を作るべきだ。少しずつしこりをほぐす努力をしなければならない。そうしないと、拉致被害者の帰国なんて永遠にありえない。日本の外交は安部政権誕生以来、世界の流れから乖離し始めてる。内向きの薄ぺっらいナショナリズムは、日本を包んでる。日本は、世界の骨太のナショナリズムのようには動いてない。島国の島国根性と言いようしかない日本人が多いのだ。日本の悪口を言う人間を非国民扱いするような最近の風潮は、ゆがんだナショナリズムだ。こんなゆだんだナショナリズムで外交をするのだから、外交がうまくいかないのだ。最近の韓国との冷えた関係を見ればわかる。トランプもアメリカファーストを訴えて大統領になった。民族、国家のナショナリズムを訴ええてるが、アメリカ自体、移民国家であり、多様性の国なのだ。定住外国人が2%位の日本とはナショナリズムの概念が最初から違うのだ。日本は増々ガラパゴス化してゆく。世界の流れから取り残されてゆく。気づいてないのは、日本人だけだ。気づいた時は、日本は外国、特に中国に飲み込まれてる。外交とは、内政の上に成立っいてるのだ。外交だけが独立してるものではない。今の日本の政治は病気だ。内政がうまく行かなければ、外交もうまく行かない。トランプとキムの会談が成功する事を祈る。