選挙の効果

総選挙の意味

忖度(そんたく)と委縮  バリケイト伊東

2019-02-12 09:02:16 | 政治
  厚労省の役人達の長年の統計不正は、煩雑な手続きを面倒だから省いたと考える一方、安部政権に対しての忖度と委縮が働いてる感じがする。森友問題での財務省官僚や加計問題での文部科学省の官僚の態度に似ている。安部の意向に沿った統計操作が行われたのではないか。安部はとかく経済優先主義だ。GDP600兆円を目指してる。自らが掲げたアベノミクスがうまく行ってるように、統計不正をするように暗に圧力をかけたのではないか。役人達も自己保身のために、不正を承知で政権の意向の沿う形で、統計不正を行ったのではないか。そこには自己保身のために忖度を行う人間の弱さと、醜悪さを見る。今では、人事権が官邸に握られてる。役人たちも安部には逆らえないのだ。長いものには巻かれろなのだ。いつの時代も同じなのだ。忖度と委縮しかない社会は腐ってゆくばかりだ。国民も権力や権威に逆らう人間が少なくなってる。ごますり野郎ばかりしかいない国は滅んでゆく。日本はいい国だと、口先だけのゆがんだナショナリズムだけが目につく。オリンピックだ、ゆるキャラ祭りだ、アイドルだと虚構の演出イベントで盛り上がってるが、実態は、高齢化、少子化、貧困格差、多くの人権侵害であり、ボロが目につく国になり始めてる。国民の多くは漠然とした不安を抱えてる。元号が変わり新しい時代に入ろうとするのに、多くの国民は昭和や平成に依存している。次の時代はボロがさらに目につくようになり、ボロボロになった国は崩壊する。50年後には、日本は中国に飲み込まれる。中国という大蛇が、弱ったネズミを飲み込んでゆく。今のままでは、日本は歴史の闇に消えてゆく運命だ。真のナショナリズムに目覚めなければならない。私は愛国、愛民だ。しかし、けつの穴の小さいナショナリストとは違う。