川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

『利他…の倫理学』 近内悠太

2024年05月25日 | 
『世界は贈与でできている』の近内悠太さんの最新刊。



これ ↑ は、なかなかいい・面白い本でした。

令和の世の中、「贈与」(gift)がキーワードになりつつある。

資本主義のギスギス感を和らげるものとして。アンチテーゼとして。

戦前は、忠義・滅私奉公。
昭和は、自己犠牲。
平成は、利他。

こう、時代精神は変わってきた。時代の空気・雰囲気は変わってきた。

令和は?

令和は、贈与。

与えること。見返りなく、与えること。

忠義も、滅私奉公も、自己犠牲も、利他も、贈与も、ほとんど重なる。

贈与されたものを、適切に評価する人がいないと、パワハラになる。

そうならないように、贈与されたものを、適切に評価するシステム・プラットフォームを作ろうとしているのが、哲学者・荒谷大輔の『贈与経済2.0』。



この本で、荒谷教授は、ハートランドプロジェクトというものを立ち上げ、「ポスト資本主義」に果敢に挑戦されようとしている。

昨日ランチしていろいろワクワクするお話を伺って来ました!

本稿のテーマである、利他とか贈与とか、その辺を深掘りできそうな本。



ポチりました。

またいい情報あったらご連絡します!


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